ただの鉄板じゃない!山崎実業「ウォールプリントスチールパネルtower」

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壁掛けマグネットボードにコンパクトティッシュケースtowerなどをくっつけてみた

以前に、「壁掛けマグネットボード30×58cm」という商品を紹介しました。石こうボード壁に取り付け可能なただの鉄板ですが、これによってどこでもマグネット収納が可能になるという商品です。それが2024年12月の話。

その後、山崎実業からも同様の商品(ウォールプリントボードtower トレー付き)が発売されました。ただ、私としては別にトレーは要らないんじゃないかと思ってたんですよ。

山崎実業自身もそう感じていたのか否か、満を持して2025年6月頃に山崎実業からもただの鉄板が発売されました。今回はそれを紹介したいと思います。

当記事は楽天プレミアムパートナー制度に基づき、家具のソムリエ様から商品提供を受けてレビューしております。毎度のことながら、その他金品の受領や執筆内容の指示等はありません。
この記事は2025年9月22日時点の情報に基づいています

 

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower L

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower L ホワイト10155

今回ご紹介するのは山崎実業の「ウォールプリントスチールパネル tower(タワー)L」です。ホワイト色(10155)のほか、ブラック色(10156)もあります。

パッケージに入っているのは、68×35cmの鉄板が1枚、5×1.5cmのマグネットバー4つ、石こうボード壁用のピン、木質壁用のネジ、取扱説明書です。

鉄板の厚みは1.7mm

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower Lの厚みは1.7mm

こちらのスチールパネルは壁に立て掛けてもまったくたわまないほど頑丈です。厚みは公式サイトでも0.7cm(=7mm)と記載されていますが、実際は1.7mmです。本当に7mmもあったら、とても2260gでは収まりません。

amazonなどのレビューを見ると「無駄に重い」という趣旨の意見が見られますが、これは十分な磁力を得るために必要な厚みと考えられます。本当にプリントなどの軽いモノだけでOKなら粘着式のホワイトボードシートを使うと良いでしょう。

他社マグネットボードとの比較

山崎実業のほうが大きい

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower L と他社マグネットボートとの比較(大きさ)

以前に紹介した他社のマグネットボードと比較すると、山崎実業のほうが大きいです。他社が58×30cmのところ、山崎実業は68×35cmとなっています。

ちなみに、前述の通り山崎実業は厚みが1.7mm、重量は2260g。他社マグネットボードは厚みが1.0mm、重量は1080gです。

山崎実業は粉体塗装

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower L と他社マグネットボートとの比較(塗装・質感)

どちらも白い鉄板ですが、塗装がかなり違います。山崎実業は粉体塗装でザラザラした質感。他社はツヤありでラッカー塗装のような感じです。

また、他社はネジ穴が4隅に開いているだけですが、山崎実業は6ヶ所のネジ穴の周りに凹みが設けられています。つまり、ただの鉄板ではないわけです。

山崎実業のほうが安い
山崎実業 他社
サイズ 68×35×0.17cm 58×30×0.1cm
重量 2260g 1080g
耐荷重 1kg 不明
塗装 粉体塗装 ラッカー塗装?
付属品 マグネット×4
石こうボード用ピン+キャップ
木ネジ
マグネット×2
石こうボード用アンカー
木ネジ+キャップ
マーカー赤黒×各1
ドライバー(+)
鉛筆
税込価格 3,850円 4,880円

価格はどうでしょうか。価格が高いと言われがちな山崎実業ですが、他社よりも安い税込3,850円となっています。山崎実業のほうがサイズが大きい、厚みもある、塗装の質も良い、にもかかわらずです。

ちなみに、他社のほうは壁に大きな穴を開ける必要のある石こうボード壁用アンカーは付属しますが、石こうボード壁用ピンは別売です。決してこの商品だけが割高というわけではなく、中華はだいたい同じような価格です。

石こうボード壁に取り付け

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower L を石こうボード壁に取り付け 

さて、ぼちぼちウォールプリントスチールパネルを壁に取り付けてみましょう。2kg以上もある鉄板なので、手を滑らせて落としたら足の指が切断しかねません。細心の注意が必要です。できるだけ大人2人で作業するようにしましょう。

他社マグネットボードよりも助かるのは、中央にも穴があることです。まず中央上部を留めてしまえば、楽に水平を出すことができます。4ヶ所留めの他社マグネットボードではこうはいきません。

かけまくりでもOK

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower Lの取り付けはかけまくりでもOK

ちなみに、誰も手伝ってくれる人がいなくて、片手でスチールパネルを押さえながら3本もピンを留めるのは無理とおっしゃる方は、東洋工芸の「かけまくり ハイパーピン」を使うと良いでしょう。ワンプッシュで石こうボード壁に固定することができます。見た目も上々で、付属のピンとキャップを使うより目立たないほどです。

キャップをハメて完成

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower Lは最後にキャップをハメて完成

6ヶ所×3本=計18本のピンを留めたら、あとはキャップをハメて取付完了です。白系の壁紙なら良い意味で存在感がありません。

A4用紙×3枚相当の大きさ

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower LはA4用紙×3枚相当の大きさ

ウォールプリントスチールパネルtower LはA4用紙3枚相当を貼り付けることができます。もちろん、ハガキや名刺を留めてもOK。シンプルな同色のマグネットバーが付属しているので、合うものを探してくる手間がないのがありがたいですね。

マグネット収納天国!

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower Lは様々なマグネット式収納グッズをくっつけることができる

そのほか、様々なマグネット式の収納グッズをくっつけることができます。ウォールシェルフ、フック、ポケットなどなど。100均でも素敵に見えます。マグネット収納好きにはたまりませんなー。

耐荷重は1kgどころじゃない!

山崎実業・ウォールプリントスチールパネルtower Lの耐荷重は軽く5kg以上ある

ウォールプリントスチールパネルtower Lの耐荷重は一応1kgとなっています。しかしながら、ご覧の通り1リットルのコーヒー飲料パックを5本、つまり5kg以上乗せてもまったく問題ありません。

実は先述の他社マグネットボードだとたわみが生じたんですよ。それは4ヶ所留めだからです。

こちらは6ヶ所留めのため、これでもまったくたわみません。取り付けしやすく、たわみにくい6ヶ所留め。そこまで考えてるとしたら、山崎実業って本当にスゴイですよね!

 

という感じで、山崎実業のウォールプリントスチールパネルtower Lを紹介しました。

ただの鉄板のように見えますが、それは違います。ピンやネジの頭が収まるように凹みが設けられているし、塗装の質感も比べ物になりません。

そして、6ヶ所留めだから取り付けしやすいし、たわまない。A4用紙を3枚並べたり、各種マグネット収納グッズをたくさんくっつけられる余裕のサイズ感。おまけに、石こうボード壁用のピンもちゃんとついていて、価格も手頃です。

繰り返しますが、これはただの鉄板ではありません。しかし、鉄板(マスト)のマグネット収納グッズと言えるでしょう。

47×15cmサイズもあります

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