我が家で使っているメインの鍋とフライパンは「T-fal(ティファール)」です。取っ手が取れるので積み重ねがしやすく、コンパクトに収納できるからです。賃貸の狭いシステムキッチンではティファールでないと収まりません。
ただ、ティファールの鍋やフライパンのセットは耐久性が低いともっぱらの評判です。我が家でも表面のテフロンが剥がれてきたり、楕円形に変形することがありました。そんなわけで過去だいたい4年おきに買い替えており、今回もまたテフロンが剥がれてきたので4代目を購入することにしました。
※この記事は2016年9月30日時点の情報に基づいています
ハードチタニウム・ブラック・セット9・L49391
3代目まではずっと「インジニオ・ネオ」サファイアのセットを買い替えてきたのですが、今回はモデルチェンジに伴うセールがあったため「インジニオ・ネオ」ハードチタニウム・ブラック・セット9・L49391を購入しました。アマゾンのタイムセールで8,999円にてゲット。
ティファールの鍋やフライパンはバラで買い替えるよりもセットで買い替えちゃったほうがお得ですね。消耗品だと割り切っています。
フタのつまみがバタフライ式に変更
今まで使っていたインジニオ・ネオと一番違うのは、フタのつまみの形状です。今までのつまみは円筒形状で、マグネットで脱着するようになっていましたが、新しいほうはつまみがフタに固定されており、抑えると平らになる仕組みです。
フタを積み重ねれば重みでフラットになりますけど、我が家ではフタは立てて収納しているので、つまみが起き上って邪魔です。調理の度につまみを取り付ける必要がないのは便利ですが、収納のしやすさという面では微妙です。
片手ハンドルは安っぽくなった
片手鍋用のハンドルは我が家の3代目に比べると安っぽく感じられました。3代目は表面がツルッとしており、4代目はザラッとしています。また、3代目は脱着がスムーズだったんですけど、4代目は滑りが悪いのか操作感が硬いです。
ちなみに上写真は初代、2代目、3代目、4代目の順にハンドルを並べたものです。2003年2月から2004年10月までに販売された初代はリコール(無償交換)が掛かっているという説明書きが、今回購入したセットに同梱されていました。今さら交換しても仕方ないので、初代と2代目は捨てることにしました。
新ハンドルで鍋が倒れにくくなった
新しいハンドルは以前よりも角度が付いたため背の低い人には扱いにくいように思いました。しかし、角度が付いたことで、直径16cmのソースパンに何も入れずフタもしない状態でハンドルを取り付けても倒れないようになりました。以前はからのソースパンにハンドルをセットすると、ハンドルの重みでソースパンが倒れてしまっていたのです。改良によってさらに安全になったんですね。
鍋本体はほとんど変わりなく
鍋本体はほとんど変わっていません(左が新仕様、右が旧仕様)。中央の「お知らせマーク」のデザインが少し変わっていたり、フライパンやウォックパンの内側に柄が入った程度です。ちなみに、厚みや重さにも変化は感じられません。
裏面もデザインが変わっただけ
底面もデザインがちょっと変わっただけです(左が新仕様、右が旧仕様)。
シールリッドはまったく同じ
シールリッドに至ってはまったく変わっていません。私はほとんど使わないのでまったく傷んでおらず、どちらが新しいほうか分からなくなってしまいました(苦笑)
調理時の使い心地は変化なし、耐久性は不明
さて、肝心の調理時の使い心地ですが、良くも悪くも変化は感じられません(笑)もちろんテフロンのコーティングが効いているので、今まで使っていたものよりも滑りは良いです。けれどもサファイヤとハードチタニウム・ブラックを比べて良くなったということは別に感じられないです。
ハードチタニウム・ブラックはこびりつきにくさの耐久性が2倍ということですが、まだ使い始めなので何とも言えません。過去3代目までは4年おきに買い替えていたことを踏まえると、理屈上は8年もつ計算となりますが、たぶんそんなことはないでしょう(笑)5年以上もったら良いほうじゃないかと思っています。
今回、鍋フライパンセットを買い替えるにあたり、同じくティファールのキャストラインも検討しました。やはり鋳物のほうが厚みのある肉を焼くにしても煮物をするにしても上手に美味しく調理できるからです。
ただ、鋳物の鍋は私が独身の頃から20年近く使っているものがあるので、ティファールは手軽さを重視しました。軽くて火がすぐに通りやすくて洗うのも楽です。デメリットももちろんありますが、ほかの鍋やフライパンと使い分ければ問題ないと思っています。
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