いつもはベランダなどに洗濯物を干していても、お天気次第で室内干しをせざるを得ないことも少なくないと思います。
室内物干しには様々なものがあります。据え置き型や鴨居に引っ掛けるタイプ、突っ張り式など、サイズも多様です。
ただ、床に場所を取るよりは天井や壁などに設置できたほうが省スペースなうえ、掃除がしやすく、見た目も損ないません。また、賃貸住宅ではなく分譲の一戸建てやマンションにお住まいなら、ネジなどで固定することで突っ張り式などよりも重い洗濯物を掛けることができます。
というわけで今回は、主に一戸建て・分譲マンション向けの、ネジなどで固定するタイプの室内物干しを紹介したいと思います。
※この記事は2015年4月13日時点の情報に基づいています(2024年6月30日一部更新)
川口技研・ホスクリーンSPC型
室内物干しと言えば、川口技研、ホスクリーンと言っても良いほどの超定番商品。本体を天井にネジで固定しておいて、そこにポールを差し込み、物干し竿を渡すだけ。ポールの着脱は容易です。
物干し竿とポールを外せば天井に本体が残るだけなので使わないときの見た目が気になりません。またシンプルな構造のため壊れにくく、安心して使うことができます。姉妹商品に手動昇降・天井埋込タイプもあります。
パナソニック・室内物干しユニット ホシ姫サマ
電動式で昇降可能な室内物干しと言えば、やはり信頼性が高いのはパナソニックの室内物干しユニット「ホシ姫サマ」でしょう。ホスクリーン(標準タイプ)のようにポールや物干し竿の置き場所に困ることもありません。電気工事の必要もあるので素人が簡単に取り付けられるものではないですが、毎日のように使うものなので、費用に見合った便利さを実感できると思います。
森田アルミ工業・kacu(カク)
森田アルミ工業の「kacu(カク)」は天井から吊り下げる部分と物干し竿が一体化しており、従来のイメージを覆すシンプルなデザインが素敵です。上写真のE型のほか、U型もあります。また、天井と壁に固定してL型にすることも可能です。
高さは2サイズから選ぶことができます。サイズオーダーも可能で、ブラックのほか、ホワイトもあります。
森田アルミ工業・室内物干しワイヤー pid 4M
前述2商品は天井に取り付けるタイプの室内物干しでしたが、森田アルミ工業の室内物干しワイヤー pid 4Mは壁から壁に渡すタイプの物干しです。ホテルのバスルームに付いている、紐のような物干しですね。
pidが優れているのは物干し竿が必要ないこと。また、見た目にスタイリッシュであること。最大4mまで取り付けられるので、一般家庭なら多くの部屋に取り付け可能だと思います。ただし、いくら長くても耐荷重は10kgなので注意が必要です。
川口技研・ホスクリーンMDL型
川口技研のホスクリーンと言えば一般的には冒頭の天井付けタイプなのですが、こちらは窓枠に取り付けるホスクリーンMDL型。天井下地に取り付けるよりも窓枠に取り付けたほうが安定しますし、手の届きやすい位置にすることもできます。また、物干し竿を外してホスクリーンを畳み、カーテンを閉めれば、金具すら見えなくなります。おまけに、窓際で干すので洗濯物が乾きやすいというメリットもあります。
杉田エース・室内用サンウィング400壁埋込タイプ
杉田エースの室内用サンウィング400壁埋込タイプは、窓際でも壁に取り付けるタイプです。開けた場合に372mmもアーム長があるので、大型のピンチハンガーでも掛けやすいというのが大きな特徴です。ただ個人的にはホスクリーンMDL型のほうが合理的かなぁと思います。
以上、ネジなどで固定する工事が必要な室内物干しの代表的な6アイテムを紹介しました。いずれも、つっぱり式などと違ってシンプルで安定しているのが良いですね。
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