収納マンの超絶オススメ、雑誌「MONOQLO(モノクロ)」のベストバイにも選ばれた大洋の「エースラック(カラーラックオーダー)」。幅1cm単位でサイズオーダーできるほかにも、穴開け加工オプションなど様々なカスタムオーダーができることは既に周知のとおりですが、この1年ほどの間にますますパワーアップし、ほとんどオーダーメイドと言って良いレベルになっています。
※この記事は2016年1月3日時点の情報に基づいています(2023年8月14日一部更新)
エースラック/カラーラックオーダー
サイズオーダー一覧
- 幅:15~90cmの間で1cm単位でオーダー
- 奥行:19・31・40・46cmの4サイズからオーダー
- 高さ:49~211.1cmまで10サイズからオーダー
- 突っ張り棚オプション追加で高さ最大281cmまで対応可能
その他オーダー一覧
カラー
- カラー12色オーダー
棚板関連
- 棚板耐荷重標準10kg→30kgのタフ棚仕様オーダー
- 棚板追加可能
- タフ棚板穴加工可能
- 棚板ピッチ標準3.0cm→1.5cm加工オーダー
本体加工
- 本体連結穴加工可能
- 本体壁面固定補助具用穴加工可能
- 幅木よけカット加工可能
- 配線裏板穴加工可能
扉関連
- 本体標準扉orフレーム扉取り付け可能
- 突っ張り棚標準扉取り付け可能
- 扉ハンドル標準→4種から選択可能
- 扉ヒンジにソフトダンパー取り付け可能
その他
- 天井突っ張り強化板追加可能
サイズオーダーを含めて全部で18項目をオーダー可能となっています。正直、ここまでやる必要があるのかと思うんですが、ここまで至れり尽くせりだと、むしろオーダー家具を発注するよりも理想的な形に仕上がるんじゃないかと思います。
恐ろしく男性的に進化している
これだけサイズオーダーやオプションが用意されていると、まさにかゆいところに手が届くという感じです。もうほとんどのケースで、私が自分で設計してホームセンターでカラーボードをカットしてもらって組み立てる必要を感じません。素晴らしいことだと思います。
半面、一言で言うと非常に分かりにくい。ほとんど自動車保険の追加補償オプションのようです。それぞれのオプションの意味が素人では分かりにくく、どのように指定して良いのか分かりにくい。ネットショップでも対応が行き届いていないところが多く、ホームセンターの店頭でも周知されているとはとても思えません。
そもそもエースラックとカラーラックを呼び分ける意味がよく分からない。どんどんオプションを増やすことも結構ですが、そろそろ交通整理が必要な時期に来ているのではないかと思います。
大洋ではエースラックのバージョンアップだけでなく、新商品も次々と意欲的に投入しています。ただ、どれも目の付けどころが男性的で、このあたりが女性的な目の付けどころで躍進している白井産業との違いかなーと思います。
コメント
収納マン様、あけましておめでとうございます。
フルオーダーの本棚でも棚板ピッチは3cmがふつうです。dinosでは1cmピッチの本棚がありますが、プラス617円で1.5cmピッチとは、驚異的コストパフォーマンスですね。
これだけたくさんの穴を正確にあけるのはdiyではとっても大変です。
肘掛け窓の部屋に置く本棚は「エースラックで決まり」ですが、廊下がね。。。幅木10cmなので、背面の埃を考えると躊躇します。それに、廊下という空間(ほとんど通らない)に置く都合上、奥行の薄い棚になりますから、ますます壁にピッタリとつけたくなります。dinosでは幅木10cmに対応した棚があるようですけれど。
日本三毛猫さま
あけましておめでとうございます~ヽ(*´∀`)ノ
棚板ピッチなんて、DIYで調整するのは私には到底無理ですね。
NCさえあれば事実上コストは変わらずに棚板ピッチを増やすことはできますけど、設定の手間を考えるとプラス617円でやってくれる大洋は良心的と言うか、○○正直だなーと思います^^
廊下の本棚、いっそ背板なしの本棚ではどうですか?
新築の家でも床が真っ平らで壁が垂直なんてことはありません。
幅木を避けても壁と背板の間には少なからずすき間は生じます。
それならいっそのこと、背板なしにすれば、そのほうがお手入れが容易かもしれません。
以前は薄型の突っ張り式本棚と言えば、背板なしのものが多かったと思いますが…。