最近はネットを活用することで、自宅に居ながらにして様々なことが分かるようになりました。
たとえばIKEAやニトリは、ホームページで商品の在庫状況を見ることができます。IKEAの場合は在庫があるはずなのになかったり、その逆もあるので、ほとんど役に立たないのですが(苦笑)、ニトリは少なからず目安になります。
無印良品も少し前までホームページで店頭在庫を確認できたんですけど、リニューアル(復旧)してから見れなくなりました。最近の売上減と言い、ここはホントに前途多難ですねー。
ともあれ、これまで店頭在庫は目安程度には分かっても1個単位で分かるところはなかったと思います。ところがそれをカインズがスマホアプリに実装したというのですから驚きです。
※この記事は2020年2月21日時点の情報に基づいています
CAINZアプリ
私はこれまでカインズのスマホアプリをインストールしていなかったので、まずはそこから始めました。Android端末はもちろん、iOS端末にもあります。
マイストアの登録
アプリを開いたらまずはマイストアの登録から。位置情報をオンにすればすぐに最寄りの店舗が表示されるので、その中から選べばOKです。
会員登録でメンバーズカード機能も
既にカインズカード会員の場合はログイン、まだ会員になっていない場合は会員登録することで、アプリの画面でカインズカードを表示させることができます。
店頭在庫を1個単位で表示できる
さて、ここからが本題です。商品名を検索すると、マイストアの店頭在庫が1個単位で表示されます。これなら大量買いの際も無駄足を踏まずに済みますね!一般ユーザーはもちろん、収納アドバイザー必携のアプリと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、カインズのオンラインショップでも「店舗在庫を取り置く」という機能があるのですが、そこでは在庫数が表示されないことが多いようです。今回のリニューアルにより実装された在庫表示機能は、店員が店舗内で使う端末の機能を一般にも開放したものだそうですから、そもそもシステムが異なるようです。
店内のどこにあるかまで分かる
店頭在庫数が分かるだけでもスゴイのですが、その商品が店内のどの棚に陳列されているかということまでアプリで分かります。店内マップを拡大すると棚番号まで正確に表示されるので、もう店内で探し回る必要はありません。
チラシも見れる
これは従来からある機能ですが、アプリではチラシも見ることができます。もちろん拡大表示もできるので、あらかじめお買い得品をチェックしてから店舗に足を運べば無駄がありません。
一昔前はアプリと言ってもショップのホームページへのリンク集のようなものが多くて、ユーザー本位ではなくショップの自己満足にしか感じられませんでした。しかし、リニューアルされたカインズのアプリは素晴らしいですねー。会員証としての機能やチラシが見られるだけでなく、1個単位で店頭在庫をチェックできて、おまけに店内の陳列位置まで正確に分かるのですから。
ここまでやるのは大変でしょうけど、お客さんが店員に聞く必要を減らせるので、店員の負担を減らせるうえに、お客さんの満足度も高まるはずです。これは是非、ほかのホームセンターなどでも取り組んで欲しいですねー。
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