ちょっと待て!カインズホームの「キャリコG」はただの穴の開いたコンテナボックスじゃない!?

先月足を運んだカインズホームの店舗には置いていなかったんですが、キャリコポルタに加えて、またキャリコの姉妹商品が増えたようです。

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「頑丈」がコンセプトのキャリコG

カインズホーム・キャリコG出典:カインズホーム(以下同)

カインズホームのキャリコと言えば、衣装ケースの前面がパカッと開くフラップ式の積み重ねボックス。衣類を積み重ねて収納するには向いているかもしれませんが、いかんせん強度がないのが難点でした。

そこに登場したのが新商品のキャリコG既存のキャリコに比べて頑丈なフレーム構造となっており、フラップ扉もなければ天面もありませんまるでコンテナボックスの側面をくり抜いたような形状です。



シンプルで2015グッドデザイン賞受賞

2015グッドデザイン賞受賞

構造はシンプルでカラーリングも素敵です。このカラーリングは「±0(プラスマイナスゼロ)」とのコラボ商品を展開したときと同じですね。今回は±0が絡んだ形跡は見受けられませんが、そのエッセンスを汲んだことは間違いないでしょう。

ホワイトだけだとパッとしなかったかもしれませんが、このカラーリングも含めて考えれば、確かにキャリコGは2015グッドデザイン賞にふさわしい素敵なデザインだと思います。

高さが「?」工具箱としてなら使えるか?

工具箱としては使えそうなキャリコG

ただ、キャリコGのデザインが美しいと感じられるのは、高さが揃っているということもあると思います。逆に言うと、高さが揃っているので大きさが異なる様々なモノを収納するには不向きです。

キャリコGのサイズバリエーションはSサイズとMサイズの2つだけ。幅がそれぞれ240mmと360mmで、奥行390mmと高さ190mmは共通です。

幅240mmのSサイズは開口部の幅が200mmしかなく、B5用紙がちょうど入るくらいの大きさです。350mmの缶ジュースなら12本並ぶ計算ですが、上にキャリコGを積み重ねたら取りにくいので、ビールの6缶セットを2つ収納するのには便利でしょうか(ただしそのままだと正面からは入らない)。

幅360mmのMサイズは開口部の幅が320mmなので、これまた難しい寸法です。いろいろ使用シーンを考えてみましたが、ガレージに置いて工具を収めるくらいしか適当な使い方は思い当たりませんでした。

総じて、キャリコGは普通に考えると使い勝手が非常に悪そうです。高さにバリエーションがあれば良いのですが、高さを高くすれば強度は不足してしまうでしょう。また、もっと幅があるタイプがあれば組み合わせの幅が広がると思いますが、それもやはり強度を失うことになってしまいます。

ギャラリーを見ても基本的にスチールワイヤーシェルフとの組み合わせを想定しているようですけど、それにしても奥行が中途半端です。また、スチールワイヤーシェルフだったら棚板を追加するほうが手っ取り早く、しかも使いやすいです。

キャリコGはデザインが素敵なだけに、この使い勝手の悪さは非常に残念ですね。

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