ここのところ、旧ブログの記事の手直しをしています。私にとって黒歴史みたいな内容が多く、なかなかツラい作業です(苦笑)
それはさておき、その中でサーキュレーターを壁掛けした際の記事のアクセスが少なくないことに気付きました。
この記事の中で紹介しているZEPEAL(ゼピール)のサーキュレーター「DKS-20W」は既に販売を終了しています。そこで、代わりに現行モデルの「DKS-20N」を案内しようと思って調べてみたところ、現行モデルは壁掛けするための穴が設けられていないことが分かりました。
ほかに同様にして壁掛けできるサーキュレーターを探したものの、見つかりません。消費電力が1/10くらいのミニサーキュレーターならありますが、我が家で使っていたゼピールのサーキュレーターと同等の風量が期待できるものは皆無なのです。
では、賃貸住宅の石膏ボード壁にサーキュレーターや扇風機を壁掛けしようと思ったらどうすれば良いのでしょうか。2つの方法が考えられると思います。
※この記事は2024年2月1日時点の情報に基づいています
「WALL BASE」を使う
まずひとつ目は、清水(ニューヒカリ)の「WALL BASE(ウォールベース)」を使って2×4材を石膏ボード壁に固定し、そこにモダンデコの「壁掛けサーキュレーターAND・DECO」などを木ネジで固定する方法です。
ウォールベースなら荷重および振動を床に逃がすことができます。また、壁側と木材側それぞれの金具に遊び(すき間)があるため、壁にダイレクトに振動が伝わりにくいと考えられます。
「ナゲシレール ブラケット」を使う
平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)ナゲシレール ブラケット」を使うというのも方法のひとつだと思います。先ほどと同様に、バイフォー材に木ネジでサーキュレーターや扇風機を取り付ければ良いわけですね。
2ヶ所留めだと振動で片方が外れたときに一気に落下して危ないと思われるかもしれません。それなら、ブラケットを3つ使って3ヶ所留めにすれば良いでしょう。3ヶ所のうち2つが外れる可能性は極めて低いのではないかと思います。と言うか、そのレベルの心配をし出したら、この手のDIYパーツは使えません。
ちなみに、ナゲシレール ブラケットの代わりに、「ラブリコ 浮かせる家具強力ブラケット」やアイワ金属の「STAND BAR(スタンドバー)」を使っても良いと思います。
「パンチングボード止め具」は厳しい
光の「石膏ボード用パンチングボード止め具セット」も検討しましたが、さすがにこれは厳しいと思います。振動がダイレクトにピンに伝わり、抜け落ちてしまう可能性があるからです。
ちなみに、以前に壁掛け扇風機を石膏ボード用の鋲で固定して落下させてしまったことがあります。これこそ黒歴史ですね(苦笑)
というわけで、賃貸住宅の石こうボード壁にサーキュレーターや扇風機を壁掛けしたいときに現時点で考え得る方法を2つ紹介しました。
実際に試そうかと考えたのですが、結果が出るまでにおそらく何年もかかるのでやめました。仮に私のほうで成功しても、それを見て実行に移した方のところで100%問題ないとは限らないですからね。
DIYは自己責任です。どうしても不安がある方は、壁掛けにトライせずに、首の長いリビング扇風機などを使ってもらったほうが良いと思います。
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