部屋を広く見せるには様々な方法がありますが、やっぱりもっとも重要なのはできるだけ床を見せることです。散らかさずに片づけることもは言うまでもなく、延長コードを床に転がさないだけでも効果があります。
また、背の低い家具をいくつも置くよりは、背の高い家具にまとめてしまったほうが良いです。古い街並みを再開発して、高層マンションに建て替えるのと同じ要領ですね。
それ以外にも、実は収納家具を脚付きのものに変えるだけでも部屋を広く見せることができます。今回はその理由を詳しく説明してみたいと思います。
※この記事は2024年1月29日にリライトしました
脚付きでないTVボードを置いた場合
まずは脚付きでない、普通に台輪のあるTVボードを置いた状態をご確認ください。当然、TVボードの下の床は見えない状態です。
脚付きのTVボードを置いた場合
続いて、TVボードを脚付きのものに変えた状態。
比べてみれば一目瞭然だと思います。もちろん、家具そのものの幅×奥行×高さは同じです。収納量自体は脚付きでないTVボードのほうが多くなるものの、脚付きのTVボードを置いたほうが部屋は広く見えるのです。これはもちろん、TVボードだけでなく、ミドルボードでもハイボードでもチェストでも、まったく同じことが言えます。
脚付きにすると部屋が広く見える理由
なぜ収納家具を脚付きにすると部屋が広く見えるのでしょうか。その理由は、脚付きにしたほうが床の見えている面積が多くなるからです。床は見えている部分が多くなればなるほど広く見え、逆に見えていない部分が多いほど狭く感じるのです。
これは収納家具に限った話ではありません。ソファやベッドなども同様です。また、書類やゴミを床に散乱させているのとそうでない状況を比較しても同様のことが言えます。
もちろん、脚付きの収納家具は良いことばかりではありません。前述の通り同じ体積でも収納量は減りますし、ホコリが入り込んで掃除がしにくくなる場合もあります。また、脚がポキッと折れてしまう可能性もゼロではないでしょう。
もっとも、最近はむしろロボット掃除機が入り込めて便利というメリットも生まれています。ロボット掃除機を使っていなくとも、掃除がしやすいことは間違いないですね。
我が家も脚付きTVボードにしました
ちなみに、我が家も脚付きのTVボードにしました。収納量は多くありませんが、もっと収納したいモノがあるわけではないので困ることはありません。それよりも部屋が広く見えることや、ロボット掃除機が掃除しやすいことのほうがメリットを感じます。
TVボードは台輪のあるベタ置きではなく脚付きにすることで部屋が広く見えることはご理解いただけたでしょうか。
ローボードなら価格は意外と高くありません。また、カラーボックスに脚やキャスターを取り付けるだけでも同様の効果を得ることができます。
チェストを購入するときは天馬の「フィッツプラス」を選ぶなど、できるだけ脚付きのものを選んでいただければと思います。
コメント