以前は100円ショップのキャンドゥで販売されていた「くねくねコード」(上写真)。もう5年ほど店頭で見かけていません。
「形状記憶コードバンド」という類似品はあるんですけど、円柱状のくねくねコードのほうが向きを気にすることなく使えて便利なのです。
NITEIZE(ナイトアイズ)の「ギアータイ」と比較すると、やっぱり100均では難しいのかと思います。くねくねコードは価格が安いものの、表面が汚れやすく、しかも一度曲げたらキレイに戻りません。
今回は改めてその良さを噛みしめつつ、ギアータイを紹介したいと思います。
※この記事は2024年2月5日にリライトしたものです
ナイトアイズ・ギアータイ
ナイトアイズのギアータイはラバーコーティングされた針金のようなもので、主にケーブルの結束などに使います。
ちなみに、こちらのアソートセットは長さとカラーが異なるものが計12本になったものです。現在はアソートセットは販売されておらず、単品販売となっています。
3インチから24インチまで5サイズのセット
インチ | mm | 本数 |
---|---|---|
3 | 76 | 3 |
6 | 152 | |
12 | 305 | 2 |
18 | 457 | |
24 | 609 |
ナイトアイズの「ギアータイ・チューブ・アソートセット」には上表の通り5サイズがセットされています。単品販売では上記サイズのほか、32インチ(821mm)や64インチ(1625mm)もあります。
カラーリングはあまりインドア向けとは言えず、アウトドア用という感じです。
ケーブル類を結束してみた
パソコンの電源ケーブル
それではギアータイの使い方を順番に見ていきましょう。まずはパソコンの電源ケーブル。
もともとは100均のマジックテープ式の結束グッズでケーブルをまとめていました。これは好きな長さでカットして使えるという便利さがある半面、いまいちケーブルを巻きにくかったんですね。これをギアータイに交換したところ、結束がスムーズになりました。
ビデオカメラの電源ケーブル
次にビデオカメラの電源ケーブルをギアータイで結束しました。
もともと購入時に付いていたモールで留めていたのですが、切れてきてしまって巻きにくくなっていたのです。それをギアータイに変えれば耐久性が期待できます。また、短いギアータイを使えば、巻くというより曲げるくらいでOKで手間がありません。
ニンテンドー3DSの電源ケーブル
私がせっせとケーブル類を結束していると、妻がギアータイで子供のニンテンドー3DSの電源ケーブルを結束してあげてと言ったので、そのようにしてみました。
もともとこれも100均の結束グッズで留めていたのですが、ギアータイのほうが短くて巻くのが楽です。
ギアータイはフックの代わりにすることもできる
ギアータイはケーブル結束グッズというわけではありません。上写真のようにS字フックのように曲げて、ドアハンガーのように使うこともできます。
上写真は一番長くて太い24インチのギアータイに約1.2kgのジャケットを掛けた状態。耐荷重的には2kg未満という感じです。
ちなみに、ギアータイは太いので、この状態ではドアを閉めることはできません(苦笑)
メタルラックに巻き付ければフックにも
今度はギアータイをメタルラックのポールに巻き付けてフックにしてみました。ギアータイはラバーコーティングが施されているので、良い感じに滑り止めの役割を果たし、ポールのどこにでもフックを取り付けることができます。
ちなみに上写真は18インチのギアータイを使った状態で、耐荷重は前述と同じく2kg未満といったところ。12インチでもメタルラックのポールに巻き付けてフックにすることができますが、細いので耐荷重は1kg未満というところです。
木製ラックにもフックとして取付可能
私がメタルラックにギアータイを取り付けていたところ、再び妻が登場。「これ、そこの棚のところにも取り付けできる?洗濯物を干すのにちょうど良さそう」ということで、IKEAのIVAR(イーヴァル)にギアータイを巻いてフックにしてみました。
メタルラックだけでなくイーヴァルのような木製ラックでもラバーコーティングが効いて、ギアータイでフックを取り付けることができました。
こうして、あっという間に12本あったギアータイを半分使ってしまいました。購入前はパソコンの電源ケーブルを巻くことしか考えてなかったんですけど、これほど使い勝手が良いものだとは思いませんでした。
ほかにも、娘が通学時に着用する雨合羽を玄関横の手摺に固定して干すのにも便利です。玄関近くに置いておくと、何かと活躍の機会がありますね。
ギアータイ、恐るべしです。現在はアソートセットが販売されていませんが、逆にアソートセットを買ってもまったく使わない長さというのもあったりします。個人的にもっとも使い勝手が良いのは、2番目に長い18インチ(457mm)と、短めの6インチ(152mm)でした。逆に、12インチ(305mm)は中途半端なのか、現在に至るまでほとんど活躍の機会がありません。
まずは使い勝手の良さそうな長さをイメージして、試しにお買い求めいただければと思います。

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