TOTO、タカラスタンダードに続いて、クリナップの堺ショールームに行って参りました。
と言っても、クリナップはTOTOのほぼ隣と言っても良い場所。タカラスタンダードからは戻るかたちです。ちなみに、TOTOの向かいにはリクシル、少し離れたところにはパナソニックのショールームもあります。このあたりには住宅設備メーカーのショールームが集まっているのですね。
※この記事は2019年9月23日時点の情報に基づいています
クリナップ堺ショールーム
随分とキレイだなーと思ったら、クリナップの堺ショールームは2018年5月に中百舌鳥駅のほうからこちらに移転してきたそうです。決して交通の便が良い場所とは言えませんが、各社のショールームが集まっていたほうがユーザーとしては助かります。
システムキッチン「ステディア」
クリナップではシステムキッチンを見ました。「ステディア」は2018年9月にデビューした新商品で、実はクリナップの定番だった「クリンレディ」の後継モデルだそうです。さすがに女性をキッチンに縛り付けるというイメージを持たれかねない商品名は時代に合わなくなったのでしょう。
クリナップはステンレスキャビネット
クリナップのシステムキッチンの最大の特徴はキャビネット全体がステンレスでできていること。そのため、カビ、サビ、臭いに強く、衛生的です。
もっとも、以前に競合他社に話を聞いたところによると、クリナップのステンレスキャビネットは溶接部がサビるという話でしたが、現在では改善されているのでしょうか。実物模型を見た感じでは、溶接部は見当たりませんでしたが。
洗エールレンジフード
オプションですが、クリナップの「洗エールレンジフード」は斬新です。約2ヶ月に1度、自動でファンを洗ってくれるという機能です。お湯をセットし、汚水を捨てるという手間は掛かりますけど、自分でファンを外してゴシゴシ洗わなくて良いというのは助かります。
ただ、費用のことを考えると、ほかに予算を回したいかなと思いますね(苦笑)
そのほか、ステディアにはシンクの排水口に向かってスムーズに水が流れる「流レールシンク」などいくつかの特徴があるのですが、正直言って、コレといった決定打はありません。しかしながら、様々なサイズや仕様に対応できて、それでいて価格が手頃という安定感があるようです。実際、幅195cmのコンパクトな母のほうも、幅285cmのワイドな私のほうも、ステディアで対応できました。
失礼ながら、クリナップのシステムキッチンなんてまったく想定外だったのですが、やはり売れているのには理由があるものなんですねー。
2019/09/24追記:
梅田阪急ビルオフィスタワー26階にあるクリナップ・キッチンタウン大阪(大阪ショールーム)にも行ってきました。展示商品が多いだけでなく、梅田を一望できる景色がとても素晴らしいです。もちろんキッチンだけでなく、ユニットバスや洗面化粧台など、各種住宅設備が揃っています。
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