ここのところ、ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO T8(ディーボット・オズモ・ティーエイト)」のネタが続いてしまって申し訳ありません。
これだけ続くと、メーカーによるPR記事かと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、もちろんそうではありません。遅ればせながら私もロボット掃除機の魅力を知ってしまったというか、OZMO T8が本当に素晴らしすぎて、その素晴らしさを語れずにおれないのであります(笑)
そんなOZMO T8もすべてが順調だったわけではありません。初めてのロボット掃除機ということで、いろいろ戸惑うこともありましたよ。
※すべて2021/02/12現在の仕様
省スペースに設置できない
私はロボット掃除機を購入する前、リビングに面したウォークインクローゼットに常駐させようと考えていました。しかし、OZMO T8が手元に届いて取扱説明書を見ると、ドッキングステーション(充電台)の左右それぞれに50cmよりも多くのスペースを確保する必要があると書かれていて戸惑いました。ウォークインクローゼットにはそんなにスペースがなかったからです。
結果的にリビングから離れた納戸のルミナスラックの下に設置することになりました。あとで調べたところ、左右50cm超のスペースが必要なのはルンバも同様なのですねー。直径約35cmの円盤だからそのスペースさえ確保したら良いと思っていたら大間違いでした。
アプリと接続できない
ECOVACSアプリをスマホにインストールしてOZMO T8を接続しようとしたところ、なかなかうまくいかなくて困りました。ルーターの5.0GHzをオフにして2.4GHzのみに変えてみたり、OZMO T8をルーターから2m以内の場所に移動してみたり、ルーターのファームウェアを更新したり、スマホを再起動するもうまくいきません。
結果的に、スマホ(android)の「設定」から「モバイルデータ」通信を一時的にオフにすることで解決しました。そのような解決方法はFAQには書かれていなかったので、接続まで2時間ほど掛かりましたよ。
Google Homeと連携できない
AIスピーカー「Google Home」に「オーケーGoogle、掃除をして」と言うと、OZMO T8が掃除を開始します。我が家ではECOVACSアプリを入れていない妻も簡単に掃除を始めることができるという点で便利です。
ただ、Google Homeと連携する際の設定では戸惑いました。連携させるためにはGoogle Homeアプリから「デバイスのセットアップ」→「Googleと連携させる」を選び、スマートホームの一覧の中から「DEEBOT」を選択するように書かれているのですが、肝心の「DEEBOT」が見つかりません。
どうしたものかと考えて、試しに「ECOVACS」と検索したところそれが見つかり、晴れてGoogle Homeと連携することができました。割りと最近、名称変更がおこなわれたのかもしれません。
マップを記憶できない
最初は、一度OZMO T8に家じゅうを掃除させれば、マップを作成して効率良く掃除してもらえると思っていました。ところが、2回目、3回目になっても、部屋を行ったり来たりしていて、まったく能率が上がっているようには思えませんでした。
マップを作成するにはアプリの「高機能マップ機能」をオンにしないといけなかったんですねー。そうすると、これまで70分以上かかっていた清掃時間が60分を切るようになりました。約15%の効率アップです。
でもこの機能はデフォルトでオンにしてくれないと困ると思います。
鏡面の前が掃除できない
OZMO T8は本当に賢いです。カーペットを自動で認識してターボ運転で掃除したり、水拭きの際は濡らさないように自動的に避けてくれます。また、壁や家具にほとんど接触することがなく、風に揺れたカーテンも避けてしまうほどです。
しかしながら、OZMO T8も苦手なことはあるようで、表面が鏡のようになっている冷蔵庫の前は避けてしまいます。「フィッツユニット」も前板が鏡のように美しいと感じるのでしょうか、前を避けて行ってしまいます。
冷蔵庫のほうは前に紙を貼ることで解決しました。しかしながら、フィッツユニットは紙を貼っても、ロールスクリーンを降ろして光の反射を抑えてもダメでした。人間の目には見えない何かに怯えているのかもしれません(苦笑)
すぐに充電できない
私はロボット掃除機を購入するにあたり、掃除中にバッテリーが切れたら自動で充電してまた清掃に復帰する機能は必須だと考えていました。今後、バッテリーがヘタって来たらなおさら必要な機能となるはずだからです。
もちろん、OZMO T8にもその機能は付いています。ただ、電池切れになって充電が完了するまで約6.5時間も掛かるんですよ。「イマドキそんなに充電に時間が掛かるものなのか!?」と思ったんですけど、おそらく非接触で充電するからでしょうね。ちなみにルンバi7は約3時間で充電できますが、バッテリー容量はOZMO T8の半分近いです。
そんなわけで、途中で充電するとなると時間が掛かりますから、1回の充電で吸引清掃と水拭きが終わるように強度などを設定しています。
記憶喪失を起こして戻れない
OZMO T8を使って3年以上が経ちましたが、ここ1年ほどで2回ほど清掃中に記憶喪失のような状態に陥り、充電ドックに戻ってこれないことがありました。マップが消えていないのに戻れないこともあれば、清掃中に完全にマップが消滅してしまうこともありました。
結論から言うと、こんなときは再起動をすることで改善できるようです。カバーを開け、主電源を切ってしばらくしてからスイッチをONにすればOKです。
というわけで、最初はできない、分からないことが色々あって戸惑いましたが、今は特に問題ありません。強いて言うと、部屋を回る順番が指定できないので、そこをクリアすることが当面の課題です。
ともあれ、OZMO T8は本当に賢いので、全部お任せでOKな感じです。吸引力を最大にしても集めてくるゴミの量は変わらないように思いますから、標準設定がもっとも使い勝手が良いんじゃないかと思います。吸引力を最大にするとバッテリーの消耗が激しいですからね。
でもそれだけ賢いのに、ドッキングステーションに帰るときはめちゃぐちゃ慎重な動きで、なんだかかわいいんですよー(笑)トコトコと部屋の中を往復している姿も癒されます。
いや本当に、かわいいペットを飼ったなーと思いますね。
コメント
古い記事へ恐縮ですがコメントさせていただきます。
一連のレポート参考にして「欲しいなー」と思っていたらセールで安売りが。
モップセットとあわせて実質45,000程度でしたので購入してしまいました!
いやこれ、劇的にQOL上がりますね、手間を掛けずに部屋をきれいに保つ最強のアイテムです。
この記事が背中を押してくれたも同然です、ありがとうございます。
いくつか補足を。
・私も自宅内ネットワークにつなぐのには苦労しました。モバイルネットワーク切っても失敗。
iPhoneの場合、5GHzではなく2.4GHzのSSIDにつなぐとうまく行きました。
・手元に届いたモップキット、内容が異なってました。
使い捨てモップはデザインが変わっていてステッチが水色の糸になっています。
そして枚数は25枚ではなく10枚でした。
どこかでパッケージの内容が変わったか、ひょっとしたら海外版を並行で持ってきたのかもしれません。が、一応こんなこともありますよとお知らせしておきます
通りすがりさま
はじめまして^^
我が家も今日はDeebot Ozmo T8が家じゅうを掃除してくれました。
彼に床の掃除を任せている間に私は巾木の上に積もったホコリを掃除したり、キッチンの換気扇を掃除したり、買い物に行ったりできるので、本当に助かっています^^
通りすがりさんは先日のamazonプライムデーに購入されたんですか?
あれは安かったですよねー。
ルーターの設定を5GHzから2.4GHzに変えれば接続できたというケースは多いようですね。
使い捨てのモップキット、いま確認してみたら確かにamazonでは25枚入りはなくなっていて10枚入りもしくは100枚入りになっていました。
楽天市場のエコバックス公式ストアでは25枚入りが引き続き販売されており、そちらで青いラインの入ったものを確認できました。
裏表の違いが分かりやすくなっているのでしょうか。
新型の「DEEBOT T9」というのも発売されたんですね!
今度のは香りをバラ撒いてくれるくれるそうですが、そんな機能っているのかなー?^^;
私としてはT8が5万円くらいで買えてとても満足しています^^