2×4(ツーバイフォー)材を使ってつっぱり壁面収納が作れる、若井産業の「ディアウォール」って商品をご存知でしょうか?2×4材の両端に取り付けるゴム製のもので、知る人ぞ知る超有名なDIYパーツです。
こういうグッズって私は基本的に好きなんですけど、実は使ったことがないんですね。だって、基本的にバネとゴムの弾力で支えるだけですし、耐荷重も示されていないですから。個人的に使い道があればチャレンジしたいとは思いましたけど、クライアント宅で使うのはさすがにちょっと抵抗があったのです。
ところがこの度、同じような商品でもっと良くできたものが登場したのです。それが平安伸銅工業のDIYパーツ「LABRICO(ラブリコ)」です!
※この記事は2016年7月6日時点の情報に基づいています(2023年8月25日一部更新)
2×4つっぱりDIYツール「LABRICO(ラブリコ)」
実はですねー、先日平安伸銅工業にて打ち合わせをしたときに、こちらのラブリコの試作品を見せてもらったんですよ。マジで驚きました!そして、「こんなに素晴らしい商品が作れるんだったらサッサと作っとかんかいー!」と思わずにおれませんでしたね(笑)
その理由については後で説明するとして、簡単にラブリコのつっぱりDIYツールの紹介をしますと、商品そのものは上写真の左下の白色と水色と黒色の物体ですね。ABS樹脂かなんかで作られていると思います。
これのつっぱりギミックを付いたほうを左上の写真のように2×4材の上側に取り付け、床側には脚パーツを付けます。そうして右写真のように壁に沿ってあてがい、ネジを回して突っ張るわけです。ちなみに右写真では同じシリーズの棚受けパーツも併用されています。
若井産業のディアウォールは前述の通り、ゴムとスプリングの力だけで天地を突っ張ります。つまり、2×4材をいかに正確にカットするかが非常に重要になりますし、天井が持ち上がってしまったり床が沈み込んでしまったらテンションを強める方法がありません。一方のラブリコのつっぱりDIYツールは、ネジを回せばある程度の範囲でテンションを調整することができます。だから安心、安全。さらに女性でも扱いやすい手軽さとスタイリッシュな外観を備えています。
ラブリコは想像以上に精度が高く美しい!
で、先ほどの話ですが、私が何にそんなに驚いたかと言うと、想像を絶するほど精度が高く美しく成型されているのです。たかがプラスチック製品ですよ。でもこういうのって意外と成形するのが難しいんです。シンプルなデザインだからこそ、金型の精度の良し悪しがモロに出てしまうのです。
てっきり日本で熟練の金型職人が作ったのだと思ったら、海外で作られているそうです。恐ろしいですね!こんな精度の高いものが海外でできちゃうなんて!しかも樹脂の流し込み温度も十分管理されているようで、海外製品にありがちな成型ムラもありません。
ラブリコのシリーズで別のDIYパーツも見せてもらったんですけど、これがまた素晴らしい。思わず、黙って持って帰ってやろうかと思いましたよ(笑)使うアテはないんですけどねー、それほど美しく完成度が高い商品なのです。
実物を見ていない人には何のことやらサッパリという話ですけど、ぜひ機会があったら見てみてください!本当に素晴らしい成型パーツです。というか、非常に実用的なつっぱりDIYパーツですね(笑)
今のところはまだポップアップということで、大阪・なんば、東京・二子玉川のDIY FACTORYのみの販売ですが、8月2日以降は順次販売店が増えるそうなので、楽しみにしておいてください♪
コメント
ぬおー
最近、ディアウォールで棚を作ったばかりです。ピラーブラケットと迷い、ホームセンターで簡単に手に入るのがディアウォールだったのでそれで作ってしまったのですが、ラブリコかわいいですね(づ-̩̩̩-̩̩̩_-̩̩̩-̩̩̩)づ
我が家に合うかどうかは分からないですが、水色が好みです。
乱文失礼致しました。
momoさま
はじめまして^^
ピラーブラケットなんていうのもあるんですね。
確かにこれもカワイイですね♪
ラブリコとピラーブラケットの違いは脚パーツもセットになっているところでしょうか。
価格もラブリコのほうがお手頃です。
もっともどちらの実用性が高いかは分かりませんが。
私も水色がカワイイと思います^^