今日は久しぶりにIKEA(イケア)大阪鶴浜ストアに行って参りました。北側に建設中の東京インテリア大阪店の工事の進行具合が気になっていたのでIKEAの駐車場フロアから覗いてみたんですが、まだ杭打ちをしている段階でした。2017年春頃のオープンと目されていたのですが、これでは早くても2017年の夏か秋ですかねー。残念ではありますが、気長に待ちたいと思います。
※この記事は2016年5月9日時点の情報に基づいています(2023年8月13日一部更新)
お馴染みKALLAX(カラックス)
さてさて。今後競合となる東京インテリアの話はさておき、イケアのカラーボックスと言えばお馴染みの「KALLAX(カラックス)」でございます。事実上「EXPEDIT(エクスぺディート)」の後継モデルとなっている商品で、外寸がちょっと小さくなったものですね。
カラックスは2014年の夏頃の発売だったわけですが、このたびその姉妹商品と目される新商品が発売されました。
姉妹商品BLANKHULT(フランクフルト)
こちらがカラックスの姉妹商品と目される「BLANKHULT(フランクフルト)」。インサート引き出しやインサート扉といったオプションはカラックスのものが流用できるということです。つまり、エクスぺディートもカラックスもフランクフルトも内寸は基本的に同じということになります。
じゃあ一体何が違うのかと言うと、もっとも分かりやすいのは価格です。上写真の2×2マスの場合、カラックスは税込4,999円、フランクフルトは3,999円で、価格差にして1,000円、割合にして20%価格が異なります。
そしてその価格の違いが生じる理由は、フランクフルトは天板・側板・地板の厚みがカラックスよりも薄いということです。フランクフルトは棚板と天板などの厚みがほぼ同じで、日本で従来販売されているカラーボックスに近い仕様となっているわけですね。
今までのカラックスを見ていると、天板などにボリュームがある一方で棚板は薄く感じられて、ちょっとアンバランスのような気がしませんでしたか?少なくとも私はそう感じていました。そんな私にとってはフランクフルトの登場は朗報と言えるわけですが、しかし実際にすべての板の厚みが薄いほうに統一されると、正直ちょっと物足りない感じがしました。
あと、フランクフルトは天板にネジがちょっと飛び出していて不細工です。不細工なだけでなく、2つを重ねると不安定になります。カラックスのようにネジの頭が隠れるように少し掘り込みを入れれば良かったのではと思われるかもしれませんが、板厚が薄いのでネジの頭が隠れるように掘り込みを入れると強度不足となる可能性があったのでしょう。
個人的には別にIKEAには何も期待していないのですが、フランクフルトは他社がカラックスをパクって作ったのかという思うほど微妙な仕上がり具合ですね。カラックスよりも1,000円安いということで「安いほうで良いかな?」という選択肢もありそうですが、1マスあたり1,000円と考えれば別に他で同じようなものを買っても良さそうです。
何よりネジの頭が出っ張っているというのが気になります。でも実は意図的にしたことで、単価の高いカラックスを買って欲しいということでしょうか。
それにしても、エクスぺディート→カラックス→フランクフルトっていうネーミングもよく分かりませんね。家族に「イケアでフランクフルト買ってきてー」と頼んだら、スウェーデンフードマーケットでソーセージを買って来られそうです(笑)
総じて、姉妹商品のフランクフルトは微妙な商品だなーと思います。
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