先日(2019年10月)、東京インテリア大阪本店に行ってきました。東京インテリアに行く際はついでに目の前のIKEA鶴浜に寄るのが私のお決まりのパターンなんですけど、最近は正直ちょっと面倒臭いと感じるようになってきました。
IKEAに行っても「あ、これ良いかも?」と思う商品はあるんですよ。けれども価格を見るとIKEAに期待するような価格帯ではないのです。ハッキリ言って、IKEAのクオリティーにしては割高なのです。
もうひとつ、IKEAの売上がここ数年軟調ですが、それを示すかのようにこちらでIKEAの商品を紹介してもアクセスが伸びないんです。IKEAの商品を紹介するよりニトリや100円ショップの商品を紹介したほうがずっとアクセス増に繋がります。
そんなわけでIKEAとはちょっと距離を置きがちな最近の私ですが、久しぶりに「これは!」と思う商品に巡り会いました。
※この記事は2019年10月13日現在の情報に基づいています(2023年8月4日一部更新)
IKEA・JONAXELシェルフユニット
IKEAの新商品「JONAXEL(ヨナクセル)シェルフユニット」は、白いスチール製オープンシェルフです。同じシリーズには複数のアイテムが存在するのですが、私が特に良いと思ったのは上写真の幅800×奥行380×高さ1600mmのタイプ。これで税込4,999円7,999円って、割安感がありませんか?
A4ファイル対応の棚ピッチ
ヨナクセル・シェルフユニットはすべて固定棚で、棚板の高さを調節することはできません。しかしながら、基本的にA4ファイルが収まる約33cm間隔なので、書類や雑誌の収納には最適と思われます。
なお、棚板1枚当たりの耐荷重は25kgなので、それなりの丈夫さは期待できると思います。
無印良品・スチールユニットシェルフとの比較
IKEA・ヨナクセル | 無印良品・スチールユニットシェルフ | |
---|---|---|
サイズ(mm) | W800×D380×H1600 | W860×D410×H1755 |
税込価格 | 12,900円 | |
棚板枚数 | 5枚 | 5枚 |
棚板調節 | 全段固定 | 全段可動 |
1段あたり耐荷重 | 25kg | 30kg |
連結拡張 | 不可 | 可能 |
アジャスター脚 | 付属 | 付属 |
背面クロスバー | なし | あり |
※価格はいずれも2022年9月17日時点
私がヨナクセル・シェルフユニットにビビビッと来たのは、無印良品のスチールユニットシェルフよりも安いことも理由のひとつです。
無印良品の「スチールユニットシェルフ・スチール棚セット・ワイド・大」と比べると、ヨナクセル・シェルフユニットは一回り幅と高さが小さいですし、棚板も動かすことができません。オプションパーツを使って拡張することもできません。見た目も良く言えばシンプルですが、安っぽさがあります。
しかし、ヨナクセル・シェルフユニットは圧倒的に安いです。無印良品の半値以下というか、1/3に近いくらい2/3以下です。それでいて、強く揺すっても横揺れはあまり感じられません。意外と丈夫です。
単純に重いモノを収納するという用途なら価格がほぼ同じルミナス互換ラックのほうが良いと思いますが、ホワイトでフラットな棚板のオープンシェルフをご希望で、なおかつ見た目があまり気にならない場所なら、ヨナクセル・シェルフユニットは良い選択肢のひとつになり得ることでしょう。
ちなみに、ヨナクセルのラインナップは他にもたくさんあるんですけど、個人的にはシェルフユニット以外はあまりパッとしないように思います。高さ70cmで二段重ねにして使えるシェルフユニットもありますが、別にこれでなくても良いかなという感じですね。
510×250×700mmで税込1,999円1,699円のシェルフユニットは、600×270×700740mmで同1,299円2,499円の「HYLLIS(ヒュッリス)シェルフユニット」に比べるとコスパが悪いように感じます(※下記追記参照)。また、500×510×700mmで税込2,999円4,999円のシェルフユニットならクローゼットに置くと良さそうだなーと思う一方で、洋服を収納するには奥行が深すぎるし、バッグを収納するには高さが足りないことが多いかもしれません。
そのほか、バスケットを組み合わせて引出しとして使うなら、普通に引出し式衣装ケースを並べたほうが良いんじゃないかと思います。そんな風に考えると、ヨナクセルが生き残るのはなかなか難しい感じがしますね。
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