IKEAのKALLAXにオプションが続々登場!シェルフ仕切りやワイヤーバスケット

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前回はIKEAの新商品「EKET(エーケト)」を紹介したわけですが、定番の「KALLAX(カラックス)」も旧態依然としているわけではありません。ほぼ同時に新作オプションパーツが4つも登場しています。

早速、店頭にて実物を確認して参りましたので、これらの新作オプションパーツを紹介したいと思います。

※2022/06/22一部更新

 

KALLAXシェルフ仕切り

IKEA・KALLAX シェルフ仕切り

出典:IKEA

まず最初に紹介したいのが「KALLAXシェルフ仕切り」です。普通、カラーボックスの仕切りというと、箱の内側で仕切るのが一般的じゃないですか(参考:アイリスオーヤマCBボックス用棚板)。それがKALLAXシェルフ仕切りの場合は逆に外側から棚板に挿し込む構造になっているんですね。

IKEAは最近、奥行方向にリズム感を感じられるアイテムを増やしているようで、KALLAXシェルフ仕切りもそのひとつなのでしょう。決して合理的な方法とは言えませんが、遊び心があって良いと思います。

一方で、滑り止めや固定する仕組みはありませんので、落下する心配が100%ないわけではありません。奥行があるので子供が触らない限りは問題ないと思いますが、逆に子供がいるお宅では使用を控えるべきでしょう。

現在はライトグレーのみ。奥行方向のリズム感を楽しむためには、もっとIKEAらしいポップなカラーバリエーションも欲しいところです。

2022/06/22追記:KALLAXシェルフ仕切りは廃番となった模様です。

KALLAX収納 仕切り付き

IKEA・KALLAX 収納 仕切り付き

出典:IKEA

こちらもまた仕切り板で「KALLAX収納 仕切り付き」という商品名です。天面にペントレーのような凹みが設けられており、それがため「収納 仕切り付き」という商品名になっているのではないかと思われます。

商品詳細ページの写真を見ると、単品では台形のような形状をしており、それが上写真のようにKALLAXに収まっていることから軟らかい素材であることが分かります。実際に店頭で確認すると、これは硬質フェルト(ポリエステル100%)でできていることが分かりました。昔、ボーイスカウトが被っていた帽子のような素材というか、自動車のフロアマットの下に敷き詰められている素材のような感じですね。

前述のKALLAXシェルフ仕切りと比べると合理的な商品であるものの、インテリア面での面白味という要素はありません。

2022/06/22追記:KALLAX収納 仕切り付きは廃番となった模様です。

 

KALLAXワイヤーバスケット

IKEA・KALLAX ワイヤーバスケット

出典:IKEA

またまた仕切りですが、こちらは吊り下げ式の「KALLAXワイヤーバスケット」

これは前2つに比べると分かりやすい商品です。ただ、ワイヤーの張り方と黄銅色という色がKALLAXのイメージにそぐわないというか、個人的には受け入れ難い感じです。

2022/06/22追記:KALLAXワイヤーバスケットは廃番となった模様です。

 

KALLAXアクセサリー用ハンギングオーガナイザー

IKEA・KALLAX アクセサリー用ハンギングオーガナイザー

出典:IKEA

最後も仕切りと言えばその通り、「KALLAXアクセサリー用ハンギングオーガナイザー」です。これもKALLAXの特徴と言える縦横のラインとは違ったラインを示すので、インテリア的にリズム感を与えてくれると思います。

しかしながら、何を収めるべきなのか分かりにくく、スペース効率が無駄に感じるように思います。もちろんKALLAXにぎっしりとモノを詰め込んだらインテリア的に台無しなことは分かっているんですけどね。それでも個人的には何となく、収まりの悪さを感じてしまうのです。

なお素材は、ストラップが合皮のように見えるツルッとした牛革で、布はキャンバス地というか、ザラッとした綿のような感じです(ポリエステル65%、綿30%)。

2022/06/22追記:KALLAXアクセサリー用ハンギングオーガナイザーは廃番となった模様です。

 

基本的に私はアンチIKEAですけど、こんな風にオプションパーツを追加してくれるというのはユーザーにとってすごくうれしいですよね。基本となる商品(今回の場合はKALLAX)をIKEAが大切にしてくれていることが伝わりますし、ともすれば買ってからそれっきりになってしまいがちな収納のスタイルをアレンジしてみようと思うきっかけを与えてくれます。

もっとも、そういう定番品と言える商品を生み出すこと自体がメーカーにとって大変なんですけど、それもやはりメーカーの強い思いがあればこそ生んで育てることができるのだと思います。そのあたりのやり方は、日本のメーカーも見習うべき点が多いですよね。

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