前回はアイリスオーヤマから商品をご提供いただいた「極細軽量スティッククリーナーIC-SLDC4」を紹介しました。
「極細軽量スティッククリーナーIC-SLDC4」は価格の割りに質感が良く、競合商品と比べて非常に軽いうえに、吸引力もなかなかのもの。非常にコストパフォーマンスに優れた商品であると結論付けました。
ただ、スティッククリーナーの性能以上に私が感動したことがあります。それはこのスティッククリーナーが我が家のような賃貸住宅でも壁に立て掛けられるようになっているということです。
付属の壁置きパーツ
極細軽量スティッククリーナーには上写真の「壁置きパーツ」が付属しています。これを壁に取り付けて、そこにマグネットでスティッククリーナーをくっつけるという仕組みです。
壁置きパーツの裏面にはクッション付きの粘着テープが貼り付けられており、木ネジも付属しています。私はこの時点で、「粘着シートと木ネジを併用して壁に固定するものだ」と勝手に思い込んでおりました。
接着シートorネジ止めでOK
ところが、そうではなかったのです。極細軽量スティッククリーナーの壁置きパーツは接着シートまたはネジ止めで壁に固定できるのです。
しかも、接着シートなら基本的に壁紙に取り付け可能。使われているのはニトムズの「はがせる両面接着シートT3973」ですので、賃貸の壁紙にも安心して取り付けることができます。
※ただし、紙壁、砂壁、剥がれやすい塗装面、フッ素加工等が施された面、凸凹の激しい面、高温多湿な場所などには、接着シートで取り付けできません。
一般的に家電メーカーって、こういうところの配慮がないんですよね。リモコンホルダーなども当たり前のようにネジ止めのみ。今回の場合はあくまでマグネットでスティックホルダーを支えるだけで大きな荷重は掛からないとは言え、賃貸住宅などにも配慮した設計となっていることはうれしい限りです。
壁置きパーツを取り付けてみる
それでは壁置きパーツを取り付けてみましょう。まずは取付位置の確認です。
スティッククリーナーを実際に立ててみながら、高さ960~970mmの位置にネジ穴が来るようにします。
剥離紙を剥がす
取付位置が確認できたら、壁置きパーツ裏面の剥離紙を剥がします。
壁紙に貼り付け
そして、入念に押さえて壁置きパーツを壁紙に貼り付けます。
ここですぐにスティッククリーナーを設置したいところですが、そこはグッと堪えて24時間待ちます。これに限らず、粘着シートは定着するまで1日程度放置するのが鉄則です。
賃貸でも立て掛け設置できた!
そして24時間後、極細軽量スティッククリーナーを壁面に立て掛けることができました!さすが「なるほど家電」のアイリスオーヤマ!賃貸住宅の住民にもやさしいメーカーです(笑)
マグネットでくっつく
本体側の丸いマグネットが、壁置きパーツに仕込まれたスチール板に吸い付くようになっています。
電源コードを引っ掛けられる
壁置きパーツには電源コードを取り付けることもできるようになっています。
充電中はこんな感じ
充電時にはこのようにして電源コードを挿し込みます。ちょっと挿し込みにくいですけどね。
ちなみに、今回は付属の壁置きパーツを使用しましたが、それでも壁紙が傷むんじゃないかと心配の方には専用スタンド(CSTN1)も用意されています。
正直、今回は渋々PR記事作成の依頼を受けた節がありました。我が家のように狭い家にはキャニスター型の掃除機が1台あれば十分だし、邪魔なモノがひとつ増えるだけだと考えていたからです。
でも、今は違います。極細軽量スティッククリーナーは実に良くできており、もしその良さを理解していれば、自分でお金を払って買っていたことは間違いないと断言できるからです。
もともと我が家にあるハンディクリーナーを処分すれば、モノの量はプラマイゼロ。ちょっと場所は取りますけど、気に入ったので大切に使わせていただきたいと思います。
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