我が家では現在、無印良品の「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」と日東の「ホームキャリー」を合わせて10台使っています。ペットボトル飲料のダンボール箱や灯油缶、撮影用のカラーボックスなどの下に置いているほか、掃除の際に洗濯機を動かすときなどにも使用しています。
それでもまだ足りません。そこで、また無印良品か日東の平台車を買い足そうと思いました。しかしながら、同じものをリピート購入しても面白くありません。と言うか、収納グッズ専門のブロガーとしては違う商品を試してみるべきだと考えました。
そういう経緯で、今回はKEYUCA(ケユカ)の「タテヨコ連結キャリー」を買うことにしたわけであります。
※この記事は2023年8月18日時点の情報に基づいています
KEYUCA・タテヨコ連結キャリー
こちらがケユカのタテヨコ連結キャリー。今回は4台購入しました。こんなんナンボあってもいいですからねー。
KEYUCAのロゴ入り
無印良品も日東もシールが貼ってあるだけですが、こちらは”KEYUCA”のロゴが入っています。これはケユカ―にとってはうれしいわけですね。
縦横に連結できる
無印良品や日東の平台車と同様に、ケユカも縦横に連結できるようになっています。機能的にはまったく変わりありません。
違いのひとつは持ち手穴の有無
無印良品の「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」は日東の「ホームキャリー」の色違いですから機能的にはまったく同じです。しかし、それらが日本製であるのに対し、ケユカのタテヨコ連結キャリーは中国製。また、持ち手の穴が開いていません。
ケユカのほうがリブが多い
製造国の違いや持ち手穴の違いについては知っていましたが、裏面を向けてみて驚きました。ケユカのほうがリブ(補強)の本数が多く、特に中央部は隆起しているのです(=リブが強力)。
耐荷重はいずれも80kgまでとなっているものの、成形不良など品質の問題さえなければ、理屈上はケユカのほうが丈夫そうです。
キャスターもちょっと違う
違いはそれだけではありませんでした。キャスターを比較すると、車輪の直径自体は変わらないものの、ケユカのほうがホイールが小さく、タイヤが厚いことが分かります。
なお、いずれもタイヤは熱可塑性エラストマーです。タイヤが厚いほうがクッション性は良さそうです(=フローリングを傷めにくい、段差を越えたときの衝撃を吸収しやすい、などの効果が期待できる)。
まさかのケユカ&無印連結
無印良品と日東の平台車は日本製、ケユカは中国製です。サイズは幅27.5×奥行41×高さ7.7cmでまったく同じとは言え(無印良品のみ高さの表記は7.5cm)、メーカーの垣根を越えて連結できるわけがないと考えていました。
しかし、やってみたら普通に連結できました(笑)日東は中国でも業務用の平台車を作っているので、ひょっとしたらケユカのタテヨコ連結キャリーもそこで作られているのかもしれませんね。
ケユカがコスパNo.1
KEYUCA | 無印良品 | 日東 | |
---|---|---|---|
持ち手穴 | なし | あり | |
製造国 | 中国 | 日本 | |
税込価格/台 | 1,557円 | 1,990円 | 1,800円 |
※ケユカは2台セットの場合、日東は山善くらしのeショップで4台セットの場合
ぶっちゃけ、私はケユカのタテヨコ連結キャリーなんて中国製で持ち手穴もなくて買う意味はないと考えていました。しかしながら、リブ構造を見る限り本家ホームキャリーより丈夫かもしれないし、キャスターもよりフローリングに傷がつきにくい可能性もあります。
それでいて、価格はケユカがもっとも安いです。無印良品に比べると2割近くも安いのですから、少なくともナシではないでしょう。
というわけで、中国製だとナメて掛かったケユカのタテヨコ連結キャリーでしたが、意外と良いところも見つけることができました。また、まさか無印良品や日東の平台車と連結できるとは思っておらず、ちょっと得した気分です。
無印良品ではホワイトすぎる、日東ではちょっと渋すぎると感じる方には、その中間の色合いのケユカという点でもオススメできるんじゃないですかねー。
コメント