側板のある箱物家具よりも、4本の支柱や2枚のラダー状の帆立を使ったオープンラックのほうが圧迫感がありません。もっと言えば、2本の支柱を使った突っ張り式のほうが部屋が広く感じられます。
ただ、マンションの梁に突っ張るならともかく、吊り天井に突っ張っても天井を持ち上げてしまってシッカリと固定できません。実際、突っ張り式のワイヤーネットは倒れてくることがしばしばあります。
その点、脚部がL字型になっている突っ張り式ラックは安定感があります。ルミナスラックのシリーズでも普通の突っ張り式ラックはありましたが、このたび脚部がL型になったものが発売されました。
※この記事は2022年4月5日時点の情報に基づいています(2022年12月28日一部更新)
ルミナスノワール・壁面収納突っ張りラック
このたびルミナス・ノワールのラインナップに加わったのは「壁面収納突っ張りラック」という商品です。上写真の幅81cmタイプ(NO80-4HT)のほか、幅61cmのもの(NO60-4HT)も同時に発売されています。
転倒しにくいL字脚
従来のルミナス・ノワールの「天井突っ張りテンションラック」の脚部は直径55mmの円形アジャスターでした。対して新商品のL字脚は奥行230mmですから、天井に突っ張らなくても簡単には倒れてこないくらいの安定感があります。
豊富なオプションパーツが使える
こういうL字脚の突っ張り式ラックはこれまでもありましたが、ルミナス・ノワールならオプションパーツが豊富です。ポール径は25mmなので、色が違っても問題なければノワール以外のルミナスラックのパーツも取り付けできます。
横方向への拡張も可能
壁面収納突っ張りラックを2台以上を使って、もしくは 「L字脚突っ張りポール」を併用することで、横方向への拡張も可能です。これなら圧迫感を出すことなく壁面収納を作ることができますね。
欲を言えば、一般的な壁紙に同化しやすいホワイト系も欲しいところ。
以上の通り、ルミナス ノワールの壁面収納突っ張りラックは従来の天井突っ張りテンションラックよりも安定するL字脚を採用した商品です。従来のノワールのオプションパーツも使えるので、使い方はさらに広がることでしょう。
ホワイト系も欲しいところですが、ノワールのカラーリングで言えばまず洋服をズラリと掛けられるハンガーバーがあったらベターだと思います。しかしながら、棚板1段あたりの耐荷重が5kg、全体では20kgとなっているので、それはちょっと難しいでしょうか。従来の天井突っ張りテンションラックも棚板1枚あたりの耐荷重は5kgとなっており、新商品のほうが耐荷重は大きくなっていてもおかしくないのですけどねー。
コメント