我が家では無印良品のスチールユニットシェルフに山崎実業の「目隠し分別ダストワゴンtower(タワー)」を組み合わせるなどして、シェルフの下半分を分別ゴミ箱として使っています。全部で6分別にできており、使い勝手は最高です。
ただ、この場所にはもともとルミナスラックを置こうと思っていたんですね。ルミナスラックのほうが頑丈で横揺れすることがなく、キッチン家電を置いても安定感があるからです。しかしながら、幅がちょっと合わなくてスチールユニットシェルフを選ばざるを得なくなったという経緯があります。
それはさておき、このたびルミナスラックに目隠し分別ダストワゴンtowerのような商品が登場しました。まずはこちらを紹介したいと思います。
※この記事は2025年1月20日時点の情報に基づいています
ルミナスノワール・ペールワゴン
このたびドウシシャのブラック系スチールワイヤーシェルフ「ルミナスノワール」のラインナップに追加されたのはこちらの「ペールワゴン」です。別名「目隠し付きゴミ袋ホルダーワゴン」となっていますが、機能的には我が家で使っているtowerのものとほぼ同じ感じとなっています。
幅50cmと35cmの2サイズ
ノワールのペールワゴンは幅50cmと35cmの2サイズ展開となっています。どこにも明示されていないのが不思議なのですが、ノワールのラックのそれぞれ幅61cmと41cmに合うサイズとなっているものと思われます。
ゴミ袋にも対応
幅50cmは3分別、幅35cmは2分別です。取っ手付きのレジ袋だけでなく、取っ手のないゴミ袋にも対応できるように、木製のクリップが付属しています。
山崎実業towerとの比較
3分別
メーカー | ドウシシャ | 山崎実業 |
---|---|---|
シリーズ | ノワール | tower |
商品画像 | ![]() |
![]() |
サイズ(mm) | 500×390×585 | 515×320×550 |
前板材質 | 合成樹脂化粧MDF(塩化ビニール樹脂) | スチール( 粉体塗装 ) |
フレーム材質 | スチール(エポキシポリエステル樹脂) | |
税込価格 | 6,980円 | 9,790円 |
※価格はそれぞれルミナスクラブショップ、uminecco(ウミネッコ)楽天市場店の場合(以下同)
2分別
※材質は3分別と同じのため省略
ノワールのペールワゴンを山崎実業の目隠し分別ダストワゴンtowerと比較してみましょう。
サイズはノワールのほうが大きいですが、これはノワールにステンレス製の大型ハンドルが付いていることが主たる理由で、内寸はほぼ同じです。
材質はtowerが主に粉体樹脂塗装を施したスチールでできているのに対し、ノワールの前板は木目調の塩化ビニール樹脂シートを貼ったMDF合板、フレームはエポキシポリエステル樹脂塗装を施したスチールとなっています。いずれもキズや汚れ、サビなどに配慮した材質と言えますが、ノワールのほうはMDF合板を使うことでコストを下げているのかなと思います。
なお、towerはブラックのほかホワイトもある一方、ノワールはブラック系のみで現状はホワイト系の「ラテ」バージョンはありません。ラテのペールワゴンが用意されるのはノワールの売れ行き次第といったところでしょうか。
ルミナスノワール・スラックスハンガーラック
ルミナスノワールのペールワゴンの発売と同時に、「スラックスハンガーラック」という商品も発売されました。スチールワイヤーラックとしてはおそらく初めての、上段がハンガーバー、下段がスラックスハンガーになったラックです。
ハンガーはスイング式
スラックスハンガーはスイング式となっており、パンツの出し入れが容易です。
ハンガーは取り外し可能
スラックスハンガーは取り外すこともできます。
ロングコートなども掛けやすい
スラックスハンガーは取り外し可能なので、ハンガーバーにロングコートやワンピースを掛けることもできます。
幅61cmと81cmの2サイズ
幅は61cmと81cmの2サイズが用意されています。
実はパーツのみの販売も
「パーツだけ買って追加したい!」と思う方もいらっしゃることでしょう。実はamazonでフライング販売されています。幅60cm、80cmだけでなく、110cmもあります。
ルミナスラテver.も
ペールワゴンと異なり、スラックスハンガーラックは最初からラテバージョンも投入されました。サイズは同じく幅61cmと81cmが用意されています。価格はノワール、ラテともに、幅61cmが税込14,800円、幅81cmが同16,800円です。
ラテ用のスラックスハンガーのパーツも販売されています。
川口工器との比較
※価格はそれぞれルミナスクラブショップ、川口工器オンライン楽天市場店の場合
スラックスハンガーを備えたワイヤーラックは他にないので、川口工器の「スラックスハンガーSBH-140」と比較してみたいと思います。
サイズは同じくらいです。しかし、耐荷重がまったく異なります。ハンガーパイプはルミナスが20kg、川口工器は4kgと1/5しかありません。また、スラックスハンガーはルミナスが1kg×15本=15kgなのに対し、川口工器は0.7kg×7本=4.9kgと、こちらも1/3程度にとどまります。
かたやおそらく中国製、かたや日本製ではありますが、価格が同程度であれば組み替えやオプションパーツの追加も可能なルミナスのほうが使い勝手が良いと思います。
というわけで、ルミナスラックの新商品2つを紹介しました。
ペールワゴンはルミナスノワールと組み合わせる前提で買う以外には購入する動機に乏しいですが、逆にこれから買い揃えるのであれば良い選択肢になり得ると思います。キッチンラックなどとセットで購入するのも良いでしょう。
スラックスハンガーのほうは画期的だと思います。ほかにスラックスハンガーを備えたワイヤーシェルフはないですし、既存商品と比較してもメリットが多いです。これは普通に売れるのではないかと期待したいところです。
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