建築中の我が家の工事は着々と進んでいます。外壁はほぼ完成した感じで、中も階段を作ったり、フローリングを張ったりしているようです。先日はユニットバスも搬入されました。
引き渡しまであと1ヶ月。そこから外構工事に1ヶ月掛かるので、引越しはまだまだ先です。しかしながら、ぼちぼち家具を絞り込んでいかなくてはいけないということで、「マスターウォール大阪」に行って参りました。
※この記事は2020年2月6日時点の情報に基づいています
マスターウォール大阪
新居の家具はウォールナットで揃えようと思っています。今はタモやアルダーのナチュラルな雰囲気なのでイメチェンを図りたかったというのがひとつ。もうひとつは妻がもともとシックでラグジュアリーな雰囲気を好むからです。
ウォールナットの家具を探すなら、マスターウォールは外せません。マスターウォールは非常に珍しいウォールナット専門の家具のブランドで、岡山県浅口郡里庄町に本社を構えるアカセ木工が作っています。
実は私は数年前までマスターウォールの存在を知りませんでした。マスターウォールは2006年、つまり今から14年前に立ち上がったブランドで、私が家具メーカーに勤めていた当時は存在しなかったのです。
そんなペーペーのマスターウォールは「100年後のアンティークへ」というキャッチフレーズを掲げています。ブランド立ち上げからたった14年でそんなことを言うのはおかしな話ですが、婚礼箪笥メーカーとして60年近くの実績を持つアカセ木工の技術は確かなものがあります。
※この記事は2020年2月6日時点の情報に基づいています
反り止めなしでも反らない
たとえばこちらの「MONO」というソファ。背クッションをバシッとウォールナットの無垢板(集成材)で支えており、後ろから見てとてもカッコイイんです。
もちろん、カッコイイだけではありません。よほど入念に含水率の調整をしているようで、これだけ長い無垢板であるにもかかわらず、反ったり波打ったりしていないんですよ!シンプルな構造ですが、なかなかどうしてこういうのは難しいのです。
ちなみに、クッションは主にウレタンとフェザーでできており、適度な軟らかさがあって座り心地も良いです。妻も私も非常に気に入ったので見積りをお願いしたところ、2シーター180にランク2の張地で税込473,000円(送料別)となりました。安くはないです(苦笑)
1/25オープン!ベッド専門.ReX
ソファやダイニングセットを一通り見せてもらったあとで、同じビルの3階に2020年1月25日にオープンしたばかりの「マスターウォール .ReX 大阪」に案内してもらいました。.ReXは主にベッドを展示してあり、ほかにボード(箱物家具)や卓球台もあります。
「なんで卓球台が!」って思うわけですけど、これだけ大きな天板でも両端にスチールの反り止めが入っているだけで、アカセ木工の技術力の高さが分かるというものです。もちろん、木目も大変美しいです。これを見せられたらマスターウォールの家具が欲しいと思わない人はいないでしょう。
カタログだけでなく板&布見本も
しこたまマスターウォール大阪を堪能したあと、帰りがけにカタログやパンフレットだけでなく、オイル塗装されたウォールナットの板見本と張地見本(上写真左)もくれました。
イマドキのショールームってスゴイですね!これだけでもわざわざショールームに足を運ぶ価値があるというものです。
ぶっちゃけ、マスターウォールの家具はお世辞にもコスパが良いとは言えません。私が贔屓にしている堺市堺区の藤光家具で聞いても値引きがほとんど期待できませんから、なおさら割高感があります。
しかしながら、ショールームではソファを試すのに順番待ちをしないといけないほど、マスターウォールは非常に人気が高いです。また、価格が高いとは言え、品質は間違いありません。ソファの場合もフレームがしっかりしているので、クッションさえ買い替えれば本当に100年でも使えると思います。
なお、マスターウォールのショールームは大阪のほか、銀座、青山、横浜、仙台、名古屋にもあります(2020年2月6日現在)。また、エディションストア(特約店)が2店舗、パートナーショップが全国にあり、ほかにも取扱家具販売店がいくつかあるようです。
全国のショールームやショップで是非マスターウォールの魅力を実感していただければと思います。
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