しばしば、そのモノの使い方が分からないがために、その良さに気づけないことがあったりします。
先日、知人に勧められた「マヌカハニー」なるものがまさしくそうでした。たかがハチミツに5千円!高価なものだと1万円以上もするというのですから驚きました。
しかし、騙されたつもりで買ってみて、家族が喉が痛いと言うときに舐めさせてみたら、割りとすぐに良くなったというのです。私自身はあまり喉が痛くなることがないのでまだ試していないんですけど、マヌカハニーはただのハチミツじゃなくて、そういう使い方をするものなのだと知った次第です。
それはさておき。無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」も、ただのキャリーボックスだと思っていましたが、そうじゃなかったのだということに今更ながら気づきました。
無印良品・ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド
無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」はこんな形をしています。無印良品でキャリーボックスと言うとフタ付きのボックスのほうを思い浮かべてしまいがちで、しかも名前が似ているのでややこしいんですが、今回はこちらのほうです。
今回取り上げるキャリーボックスは、大型のハンドルが中央に付いていて、持ち運びに便利なようにできています。また、仕切板が縦横にあり、短いほうは取り外すことができます。
無印良品らしくシンプルで良いデザインだと思いますが、私は「ただのキャリーボックスでしょ?」と、今まであまり興味を示しませんでした。
ファイルボックスに積み重ねて使うことができる
しかし、そうじゃなかったのです。先日、無印良品のカタログを見ていて、「やけに背の高いファイルボックスがあるな?」と思ったら、「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド」にキャリーボックスが積み重ねられていたのです!まさかそんな使い方ができるとは思っていなかったのですが、カタログをよく見ると、欄外に注釈でその事実が書かれていました。
※1 同品は重ね置きができますが、重ね過ぎに注意してください。(3段が目安です)また、既存販売品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド」にも対応しています。固定はできませんので、取り扱いには十分ご注意ください。
化粧品の収納やリビング学習に便利!
もともとファイルボックスという収納グッズは汎用性が高く、雑誌やファイルを収納するだけでなく、小物を放り込んでもOKです。ただ、深さがあるので、あまり小さなモノを放り込むと埋もれてしまいます。
しかし、ファイルボックスにこのキャリーボックスを積み重ねるとどうでしょう。大きめのモノと小さなモノをひとまとめにして収納するのに便利です。
たとえば、化粧水のボトルとアイシャドーのパレットなどを一緒に収納して、化粧箱代わりに使うことができます。また、ファイルボックスに教科書類を収め、キャリーボックスに文房具を収めれば、子供にリビング学習をさせる際に勉強道具をコンパクトに収納することができます。
ファイルボックスとキャリーボックスを別々にするのも簡単だし、小物が多ければファイルボックスの上にキャリーボックスを2段積み重ねても良いですね。無印良品のファイルボックスは高価ですが、十分な強度がありますので、そういう使い方もまったく問題ないですし、見た目にもスッキリまとまって良いと思います。
無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」は2014年の冬頃に発売され、2015年の秋冬カタログから掲載されているようですが、今の今まで気づかなかったことは本当に盲点でした。
大きめのモノと小さなモノをひとまとめに収納できるというのは、鬼に金棒ならぬ、ファイルボックスにキャリーボックスですね(笑)
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