引出しの中でカトラリーを整頓する際は100均のプラ箱などを使うほか、Joseph Joseph (ジョセフジョセフ) の「カトラリーケース」(下写真)や山崎実業の「立体斜めカトラリーケースtower(タワー)」を使って斜めに収納するという方法があります。
ただ、いずれもそれなりのお値段。一方で、100円ショップのセリアで売っていた山田化学の「引き出しカトラリー収納」(JANコード:4965534202923)という商品はまったく使い物にならず。
そんなわけでこれまでは両極端な選択肢しかなかったわけですが、このたびニトリから同種のカトラリートレーが発売されました。
※この記事は2023年9月26日時点の情報に基づいています
ニトリ・カトラリートレー Nブラン
このたびニトリの整理トレー「Nブラン」シリーズに登場したのは、その名もずばり「カトラリートレー」という商品です。ジョセフジョセフのカトラリーケースを知っている人なら、思わず「似とる!」と叫んでしまうデザインですね(笑)
整理トレーLLに斜めトレーをセット
カトラリートレーNブランは税込399円。この発売と同時に「整理トレーNブランLL」(税込299円)というこれまででもっともロングなトレーがラインナップに加わったのですが、カトラリートレーNブランは整理トレーNブランLLにカトラリーを斜めに収納するトレーを重ねたものとなっています。つまり、斜めトレーを外せば整理トレーLLと同じものとして使えるわけです。
山田化学&山崎実業と比較
メーカー | ニトリ | 山田化学 | 山崎実業 |
---|---|---|---|
シリーズ | Nブラン | – | tower |
商品名 | カトラリートレー | 引き出しカトラリー収納 | 立体斜めカトラリーケース |
サイズ(mm) | 340×85×50 | 365×97×54 | 350×120×55 |
材質 | PET | ポリプロピレン | ABS、PS |
製造国 | 中国 | 日本 | 中国 |
税込価格 | 399円 | 110円 | 1,485円 |
※立体斜めカトラリーケースは生活雑貨ショップkurasunoでの2023年9月26日現在の価格
あいにくジョセフジョセフのカトラリートレーは手元にないので、山田化学の引き出しカトラリー収納と山崎実業の立体斜めカトラリーケースtowerと比較してみました。
カトラリートレーNブランのサイズ感は山田化学のものに似ています。ちょっと嫌な予感しかしません(苦笑)でも、山崎実業に比べると価格は1/4くらいで済むのですから魅力的です。
Nブランにカトラリーを収納してみた
カトラリートレーNブランにカトラリーを収めてみました。サイズ感は山田化学のものに似ていますが、箸や大小のフォークなどを収めてみても意外と使えそうな感じです。
立体斜めカトラリーケースのほうが使いやすい
しかし、山崎実業のほうが収納しやすいことも確かです。こちらは仕切り板の位置を動かせるうえ、仕切り板が透明なので何をどれだけ収めているか一目瞭然です。
Nブランに文房具を収納してみた
カトラリーではなく文房具を収納してみるとどうでしょうか。
文房具を収納した場合もやはり、意外と使える感じです。
立体斜めカトラリーケースのほうが使いやすい
しかし、こちらもやはり山崎実業のほうが収納しやすいと感じます。山崎実業のほうが幅広なので、同種のものをたくさん並べやすいんですね。カトラリートレーNブランを2つ以上並べても同じようには使えません。
というわけで、ニトリのカトラリートレーNブランは意外と使えると感じる一方、使い勝手は山崎実業の立体斜めカトラリーケースtowerには劣るように思います。ただ、値段が1/4くらいであることを考えると、おねだん相当の価値はあると言えるでしょう。
とは言え、いくら安くても使いにくくては意味がないとも思います。よって、私としては山崎実業の立体斜めカトラリーケースtowerがオススメです。
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