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奥行を深くしてIKEA「PAX」に対抗!?ニトリ「Nクリックディープ」

ニトリの「Nクリックボックス」は従来のカラーボックスと比較して組み立てが超簡単。ドライバーを使わずに組み立てることができます。にもかかわらず、グラつきはなく(チェストなど除く)、表面材の質感も上々。おねだん以上のハイグレード仕様カラーボックスと言えるでしょう。

でも悲しいかな、「所詮はカラーボックス」という評価が未だにあるようです。その理由はパッと見た感じがカラーボックスと変わらないということだけではないと思います。奥行がカラーボックスと変わらず30cmほどなので、使い勝手もカラーボックスと変わらない=お金をかける意味がないと思われる方もいるんじゃないでしょうか。

ニトリもそんな風に思ったのかどうかは分かりませんが、Nクリックシリーズの更なるテコ入れ策として、奥行を約40cmにした「Nクリックディープ」を投入してきましたよ。

※価格および仕様は2019/12/24現在

 

ニトリ・Nクリックディープ

ニトリ・Nクリックディープ レギュラー3段(WW)

出典:ニトリ(以下同)

こちらが新登場の「Nクリックディープ」、レギュラー3段です。と言っても、パッと見た感じは従来のNクリックボックスと変わりません。私も最初に見たときは「え?リニューアルしたの?新商品なの?」と思いました。

奥行だけでなく幅も高さも違う

商品名サイズ(mm)税込価格
レギュラー3段従来品425×298×12473,990円
ディープ303×394×8813,990円
ワイド3段従来品616×298×12474,990円
ディープ591×394×8814,990円

Nクリックディープは文字通り奥行がディープですが、単に奥行だけが違うわけではありません。縦置きにした場合の幅や高さもちょっと違います。

おそらく、ワイドの幅に合わせてレギュラーをその半分の幅にしたということでしょう。また、奥行を約40cmにしたことで、収納物のターゲットを書籍やファイルから、AV家電や洋服にシフトしているんだと思います。

家電収納に便利なコード孔付き

ニトリ・Nクリックディープ ワイド2段(MBR2)

Nクリックディープは従来品とサイズが違うだけではありません。背板にコード孔が1ヶ所設けられており、AV家電などを収納したときに電源コードなどを通すことができるようになっています。

ハンガーポールを使えばワードローブに

ニトリ・Nクリックディープ ワイド4段(WW)

さらに、別売のハンガーポールをセットすると、オープンタイプのワードローブとして使うこともできます。奥行40cmほどではちょっと不安定な感じもしますけどね。

目指したのはIKEA「PAX」?

これはあくまで私の推測に過ぎませんが、NクリックはIKEA(イケア)の「PAX(パックス)システム」(上写真)のようなものを目指しているんじゃないかと感じます。基本は箱ですが、パーツを組み合わせることでワードローブにもテレビボードにもなるというコンセプトです。

もっとも、PAXに比べるとNクリックディープはコンパクトです。しかしながら、そのほうが価格を抑えられますし、狭い日本の住宅にマッチしているとも言えます。今後、ハンガーパイプ以外にもオプションパーツがどんどん増えていくのではないでしょうか。

Nクリックディープのラインナップ

商品名サイズ(mm)税込価格
レギュラー2段303×394×5932,490円
3段303×394×8813,990円
4段303×394×11694,990円
追加棚273×376×15599円
ハンガーポール265×20×20599円
ワイド2段591×394×5933,490円
3段591×394×8814,990円
4段591×394×11695,990円
追加棚561×376×15899円
ハンガーポール550×20×20799円

最後に蛇足ですが、Nクリックディープのラインナップを一覧にしてみました。従来のNクリックボックス同様、カラーバリエーションはミドルブラウンとホワイトウォッシュの2色です。一方で、Nクリックボックスが2段と3段の高さ2サイズ展開だったのに対し、Nクリックディープは2~4段の高さ3サイズ展開となっています。

なお、従来品の脚やキャスターはNクリックディープにも使えるんじゃないかと思います。ちなみに、「Nクリックチェスト」はNクリックディープの3段タイプと並べると、奥行と高さがほぼ合う感じです。

 

以上の通り、Nクリックディープは従来のNクリックボックスの奥行を単純に大きくしたわけではありません。Nクリックボックスの良さはそのままに、AV機器や洋服の収納に最適化させるべくサイズを見直したものと考えられます。従来のNクリックボックスも合わせれば、ほとんどのモノの収納に活用できるのではないかと思います。

また、IKEAのPAXシリーズのようにオプションパーツをどんどん増やせば、大化けすることになるかもしれません。今後の展開に期待しましょう。

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