テレビCMなどの影響もあってか、好調な売れ行きとなっていると思われるニトリのつっぱりワイヤーシェルフ「Nポルダ」。2020年の発売以降、奥行約40cmの「ディープ」、デスクやポール(ハンガーバー)、そして最近はパンチングボードやネットボックスなどの小物パーツも追加され、ラインナップが充実してきました。
Nポルダの人気の秘密は無印良品のユニットシェルフと同等の価格でありながら、最初からつっぱりパーツが付属しており、しかもホワイト系だけでなくブラック系も用意されているところだと思います。その一方で、幅80cmタイプしかないというのが残念なところでした。
しかしこのたび、満を持して幅バリエーションが増えたのです。
※この記事は2022年6月6日時点の情報に基づいています(2023年7月1日一部更新)
ニトリ・Nポルダ幅40cm
このたびニトリのNポルダに、従来からの幅80cmタイプに加えて、幅40cmタイプ(上写真)と幅60cmタイプが追加されました。無印良品のスチールユニットシェルフが幅42cm、56cm、84cm、112cmの4サイズを基本としていることを考えると1サイズ少ないですが、それでも大きな変化と言えるでしょう。
ラインナップ
幅 | 奥行約30cm(標準) | 奥行約40cm(ディープ) | |
---|---|---|---|
セット | 23cm | new11,900円 | |
40cm | 8,990円 | ||
60cm | 9,990円 | ||
80cm | 9,990円 | 14,900円 | |
ワードローブ | 80cm | ||
追加棚板 | 40cm | 999円 | |
60cm | 1,190円 | ||
80cm | 1,190円 | 1,790円 | |
追加ボックス | 80cm | 5,990円 | |
別売りクロスバー | 40cm | 299円 | |
60cm | 399円 | ||
80cm | 399円 | ||
追加サイドパーツ | 40cm | ||
60cm | |||
80cm | 4,990円 | ||
追加セット | 40cm | ||
60cm | |||
追加ポール | 80cm 83cm |
||
デスク | 80cm | 4,990円 |
※すべて税込価格(2023年7月1日更新) ※2連以上のセットおよび小物パーツは除く
サイズバリエーションが増えたのと同時に、セット品だけでなく、追加棚板、別売りクロスバー、追加サイドパーツなども追加されました。これにより、ますます組み合わせの自由度が高まったと言えると思います。
一方で、奥行約40cmのディープの幅バリエーションはそのままで、置いてけぼりを食らった格好です。なお、ディープは幅80cmとは言え、標準タイプよりも幅が25cm広いため互換性はありません。

左右連結した際の幅は?
単体 | +幅40cm | +幅60cm | +幅80cm | |
---|---|---|---|---|
幅40cm | 57.5 | 98* | 117* | 137 |
幅60cm | 76.5 | 117* | 137* | 157* |
幅80cm | 96.5 | 137 | 157* | 177 |
※単位:cm *収納マンによる推定
Nポルダの幅サイズは棚板の大きさを基準とした表示となっています。逆に言うと、フレームの厚みやつっぱりパーツの出っ張りは含んでいません。そのため、幅40cmタイプで実質的には幅57.5cm、幅60cmタイプで76.5cm、幅80cmタイプで96.5cmのスペースが必要になります。
上表はたとえば幅40cmタイプを単品で設置する場合、 それに幅40cmの追加セットを組み合わせる場合、同じく幅60cmの追加セットを組み合わせる場合、同じく幅80cmの追加サイドパーツと追加棚板を組み合わせる場合の、全体の幅を一覧にしたものです。なお、ニトリネットでサイズが明示されていない組み合わせが一部あるため、私のほうで推測している箇所(*)がある点にご注意ください。
以上の通り、Nポルダの幅サイズが増えたのは吉報と言えるかと思います。これにより、空いたスペースにピッタリ合う棚を用意しやすくなることでしょう。
ただ、今回追加された幅40cmタイプは従来の幅80cmタイプの半分程度の大きさであるにもかかわらず1,000円しか安くなりません。幅60cmタイプに至っては幅80cmタイプと同じ価格です。ニトリとしてはメインはあくまで幅80cmタイプであり、どれだけ数が出るか予測できない他のサイズは割高な価格設定にせざるを得ないということなのでしょう。もしくは、将来のために値下げ余地を残しているということなのかもしれませんね。
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