ワイヤーバスケットとは、その名の通り、主にスチールのワイヤーでできたバスケットです。無印良品の定番商品ですが、東京インテリア家具や雑貨店などでも扱っています。
ただ、あまり使い勝手が良いものではありません。中に収めたモノが網目のすき間からハミ出したり引っ掛かったりしやすいからで、実用性やコスパで言えば100均のプラ箱のほうが優れていると言えるでしょう。
ワイヤーバスケットはあくまでお洒落アイテムです。でもこれを使いこなせるようになれば、カッコイイんだろうなと思います。
ともあれ、そんなワイヤーバスケットはこれまで雑貨屋ならではのアイテムだと考えられてきました。ところがパール金属が扱い始めたというのですからちょっと意外です。
パール金属・ワイヤーバスケット 木柄
このたびパール金属が販売を開始したワイヤーバスケットは2種類です。まずはこちらの「木柄」タイプ。ビーチ材でできた柄が付いています。
サンドホワイトとブラウンの2色で、3サイズ、計6アイテムが揃っています。
サイズ | WDH(mm) | 税込価格 |
---|---|---|
S | 320×205×145 | 1,799円 |
M | 365×235×175 | 2,303円 |
L | 415×275×195 | 2,496円 |
※価格はアマゾンで2018/07/12現在
パール金属・スタッキングワイヤーバスケット
もう1種類は「スタッキング」タイプで、こちらもサンドホワイトとブラウンの2色です。サイズは4つ用意されており、計8アイテムのラインアップとなっています。
形状としてはこちらのほうが無印良品に似ていますね。
無印良品などとの比較
パール金属 | 無印良品 | 東京インテリア | ポッシュリビング |
---|---|---|---|
S 370×260×60 1,666円 | バスケット1 260×180×180 1,690円 | 63393 290×180×185 1,080円 | |
M 370×260×90 2,118円 | バスケット2 370×260×80 1,990円 | IF SK14137 S 368×260×84 1,680円 | 63394 410×250×85 1,296円 |
L 370×260×120 2,097円 | バスケット3 370×260×120 2,290円 | IF SK14138 M 368×260×124 1,980円 | 63395 410×250×125 584円 |
LL 370×260×180 2,158円 | バスケット4 370×260×180 2,590円 | IF SK14139 L 368×260×181 2,380円 | 63396 415×250×185 1,728円 |
バスケット5 370×260×240 2,890円 | 63397 420×255×260 893円 | ||
バスケット6 510×370×180 3,890円 | 63398 550×390×185 2,841円 | ||
バスケット7 510×370×240 4,890円 | 63399 555×390×255 2,974円 |
※上段:品番、中段:サイズは幅×奥行×高さmm、下段:価格は税込(2018/07/06-12現在)
以前に取り上げた「無印良品vs東京インテリアvsPL!ステンレスワイヤーバスケット比較」での比較表を用いて、パール金属のスタッキングワイヤーバスケットを無印良品のものなどと比較してみましょう。
こうして比較してみると、パール金属のものは底面はすべて同じで高さが4サイズとなっており、無印良品よりも東京インテリア家具のラインナップに近い印象です。また、価格も似たり寄ったりではありますが、根本的に違うのは、無印良品や東京インテリア家具のものはステンレスでできているのに対し、パール金属のものは粉体塗装であるということです。
パール金属のほうがオシャレで良いと言う人もいるでしょうけど、使い勝手で言えばステンレスのほうが錆びなくて良いに違いありません。ただ、先ほども述べた通り、ワイヤーバスケットは実用性を旨として選ぶものではなくあくまでお洒落アイテムだと考えると、粉体塗装でも問題ないと言えます。
まあ、つまるところ好みで選べば良いということでしょうね。パール金属なら各地のホームセンターで入手しやすいでしょうし、選択肢が増えたことを素直に喜べば良いのではないでしょうか。
ちなみに、パール金属の木柄タイプのほうは山崎実業のトスカのシリーズにありそうな感じですけど、サイズ感がまったく違うのでこれはこれでアリですね。
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