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ニトリの新型スチールユニットシェルフ「ファル」は無印良品に勝てるか

ニトリのスチールユニットシェルフと言えば、つっぱり式の「Nポルダ」。テレビCMの影響もあり、よく売れているように思います。

黒もある!ニトリ版スチールユニットシェルフ「Nポルダ」は突っ張り式
ニトリ版スチールユニットシェルフ「Nポルダ」は突っ張り式で白色だけでなく黒色もあります。こんな構造で果たして揺れないものかと不安になりますが、思いのほかシッカリしていて、しかも無印良品と比較しても税込1万円を切る「おねだん以上」の価格です。

しかしこの度、より無印良品のスチールユニットシェルフっぽい商品がニトリから発売されました。「ファル」というシェルフです。

※価格および仕様はすべて2021/10/26現在

 

ニトリ・シェルフ「ファル」

新商品の「ファル」はスチール製でラダー状の帆立にプリント紙パーティクルボードの棚板を組み合わせたシェルフです。幅は59cm、奥行は40cmで、高さ123cmの4段と160cmの5段の2サイズが用意されています。また、カラーは上写真のホワイト色のほか、ミドルブラウン色の2色展開です。

追加引出しユニット

ファルがラダー状の帆立を備えた奥行40cmのスチールシェルフだからというだけで、無印良品のスチールユニットシェルフに似ていると言っているわけではありません。無印良品のスチールユニットシェルフに木製の引出しが用意されているように、ファルにも「追加引出しユニット」(上写真)があるのです。

追加キャビネットユニット

「追加キャビネットユニット」というのもあります。キャビネットの中には可動式の棚板が1枚設けられています。

なお、「追加ガラスキャビネット」(税込5,000円)というのもあるそうですが、現時点では店頭のペラカタログに掲載されているだけで取扱いがありません。

「Nステイン」の幅違いに近い

ファルの構造はニトリの「Nステイン・シェルフ1680」(上写真)とほぼ同じです。背面はクロスバーではなく、横方向の細いスチール製の棒で横揺れを抑えています。Nステインには奥行約30cmのブックシェルフや奥行50cmのハンガーラックもありますが、 シェルフ1680は奥行も高さもファルのシェルフ1659と同じ。違うのは幅だけです。ただし、棚板の色やスチールの塗装の質感が若干異なります。

「Nキャセイ」などにも似ている

追加引出しユニットはNステインのほか、「Nキャセイ」のハンガーラック(上写真)にも用意されています。構造はほぼ同じなのに敢えて別のシリーズにした理由は、互換性の有無が分かりやすいようにするためでしょうか。

奥行30cm、40cm、50cmの3サイズ体制

もしくは、奥行約30cmの「Nポルダ」、奥行50cmのNステインとNキャセイのハンガーラック、そしてそれらの中間となる奥行40cmのファルという3サイズ体制を目論んでいるのかもしれません。

ファルは女性でも手が届きやすい高さですから、Nポルダのように天井いっぱいまでの高さは必要ないというニーズを汲み取ろうとしているということも考えられます。

無印良品との比較

4段
ニトリ・ファル無印良品・スチールユニットシェルフ
品番1259スチール棚セット・中
サイズ(mm)590×400×1230580×410×1200
税込価格9,990円7,990円
棚板1枚あたり耐荷重約10kg約30kg
棚板表面材プリント紙スチール
カラー2色1色
5段
ニトリ・ファル無印良品・スチールユニットシェルフ
品番1659スチール棚セット・大
サイズ(mm)590×400×1600580×410×1755
税込価格11,900円9,990円

※棚板1枚あたり耐荷重以下は4段と同じため省略

ニトリのファルと無印良品のスチールユニットシェルフ、それぞれの4段タイプと5段タイプを比較してみると、ファルのほうが2割ほど価格が高いです。フレームの太さや棚板の材質の違いが影響している可能性が考えられますが、個人的には特に魅力を感じないところです。

棚板1枚あたりの耐荷重についてはファルは約10g、スチールユニットシェルフは約30kgとなっていますが、これはそれぞれに基準が異なるので一概に無印良品のほうが優れているとは言えません。スチールユニットシェルフは簡単に横揺れする一方、ファルの横揺れなら許容範囲だと感じます。

引出しユニット
ニトリ
ファル
無印良品
木製収納ケース引出式2段ワイド
税込価格7,000円オーク:5,990円
ウォールナット:6,990円
表面材プリント紙突板

ファルの表面材はプリント紙、スチールユニットシェルフ用の木製収納ケース引出式はオークまたはウォールナットの天然木ですが、ファルのほうが割高です。ファルにはスチール製のスライドレールが付いているものの、そこまでコストが掛かることはないでしょう。

そもそもファルの引出しは組立式、木製収納ケース引出式は完成品です。おねだんボッタクリ似鳥、というところでしょうか。

 

というわけで、ファルはニトリがいろいろ戦略を練るうえで必要な商品だった感じがしますが、普通に考えると無印良品のスチールユニットシェルフに比べると割高なだけです。サイズバリエーションやオプションパーツの数でも敵いません。これから値下げに踏み切ったり、ラインナップを増やしても、無印良品に追いつくことはないでしょう。

ファルを買う理由を見つけるとすれば、ブラック系のミドルブラウン色があるということ。ただ、ニトリには既にNステインがあるので、両者ともに生き残るのは難しいのではないでしょうか。単純にNステインとNキャセイのラインナップを増やしたほうが良かったような気がします。

また、ファルは”最下段・2段目の棚板を外せばペールも収納可能”だそうです。スチールユニットシェルフと違って帆立補強パーツを買う必要はないということですが、個人的には微妙なところだと思います。

 

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