雨ニモマケズ、風ニモマケズ…とは、宮澤賢治の有名な詩です。この詩に書かれたような人間に私もなりたいとは思いますが、現実は程遠いですねー(苦笑)
私だけでなく、雨風に負けたヘタレがおります。ベランダの物干し竿に付けたハンガーストッパーです。
※価格および仕様はすべて2018年6月18日現在
雨風に負けたハンガーストッパー
ハンガーストッパーとは、物干し竿に干した洗濯ハンガーが風に流されてズレてしまわないようにするためのものです。ハンガー同士がくっついてしまうと洗濯物が乾きませんから、それを防ぐ役割を果たします。
しかし、ポリプロピレン製のハンガーストッパーってダメですねー。雨風に負けて粉を噴いたように劣化し、ボロボロになってきます。間隔を調整しようとすると、ボロっと割れてしまうのです。
ポリカーボネート製ハンガーストッパー
とは言え、ハンガーストッパーってポリプロピレン製のものしか見たことがないし…と思っていたら、100円ショップのセリアでポリカーボネート製のハンガーストッパーを見つけてしまいました。ポリカーボネート製なら耐候性が高いので、ポリプロピレン製のように劣化する心配がありません。
メーカーというか販売元は新潟県三条市のフジサキで中国製。セリアだけでなく、キャン★ドゥ、ワッツ、ダイソーにも卸しているそうなので、この商品はセリア以外でも購入可能なのかもしれません。
なお、パッケージの表面に「ピンチの強度約2倍」と書かれているのは、「弊社製ポリプロピレン製ピンチと比較した場合」ということです。
デザインはシンプルで素敵
ヘンテコなデザインのものが多いハンガーストッパーにあって、こちらはシンプルなデザインで素敵です。ポリカーボネート製らしいクリアな質感も良いと思います。
ただ、下側のリングにはハンガーを掛けられるようになっているのはともかく、上のフックで紐に掛けられるというのはちょっとどうでも良い機能のようにも感じます。
物干し竿に取り付けてみた
というわけで、さっそく取り付けてみました。
基本的には良い感じだとは思います。しかし、直径27~30mmの一般的な物干し竿に対応しているということですが、Cの字がかなり広がる感じです(ハンガーストッパーのCの字部分の内径は25mm)。そのため、上側の出っ張り(紐用フック)がかなり斜めになります。
また、ハンガーストッパーとして機能するためには上側の出っ張りが重要となりますが、かなり心許ない印象です。竿だけでなく紐にも使えるようになっているということですけど、そんなことよりもハンガーストッパーとしてシッカリ仕事をして欲しいものです。
ともあれ、100均にポリカーボネート製の洗濯用品が出てきたことは驚きです。そのうち、ポリカーボネート製の洗濯ばさみなども徐々に普及してくることでしょう。
私もポリカーボネートのように雨にも風にも負けない人間になりたいと思います(笑)
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