我が家ではLDKに面したウォークインクローゼットに入ってすぐのところがスティッククリーナーなどの定位置になっています。この位置ならLDKで何かこぼしたときも、サッと掃除機で吸ったり、フローリングワイパーで拭くことができるので便利です。
ただ、カーペットクリーナー(いわゆるコロコロ)の収納の仕方で悩んでいました。上写真の位置にフロアワイパーを置いていればコロコロが勝手に転がることはないんですけど、少なくともフロアワイパーを持ち出す際は転がっちゃうんですね。かと言って、コロコロ用のケースはいちいち外すのが面倒だし、床に置くタイプの収納スタンドは掃除の際に除けるのが面倒なのでイヤ。
壁にフックを取り付けて掛けようかとも思いましたが、粘着ローラーが壁紙にくっつきかねないし、石膏ボード用フックを使うと引っ張ったときに抜けてしまう可能性大。ローラー式のモップホルダーも検討したものの、ネジで取り付けない限り引っ張ったら外れてしまいそうなのでやめました。
その後も妙案を探し求めていたところ、ダイソーで「これなら何とかなるんじゃない?」と期待できそうな商品を見つけたので試してみました。
※価格および仕様は2021/07/15現在
スルガ・モップキャッチ
JANコード | 4905687328675 |
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外寸 | 不使用時:63×77×33mm 使用時:63×50×68mm |
耐荷重 | 約1kg |
対応ポール径 | 直径約10~24mm |
取付方法 | 粘着テープ |
材質 | フック・本体:ABS樹脂 滑り止め:熱可塑性エラストマー |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
※外寸は収納マンによる実測
このたびダイソーで発見した新商品はスルガの「モップキャッチ」です。スルガと言えば、以前に紹介した「壁にピン跡が残りにくいピンフック」や「パウチストッカー」のメーカーです。なので、セリアでも扱われる可能性がありますが、今のところダイソーだけのようです。
凸凹のない滑らかな面に粘着テープで固定して、フローリングワイパーやモップなどの柄を押さえてくれる100均グッズです。
ツマミを押すとフックが前後に動く
モップキャッチの仕組みは単純です。右上のツマミ部分を押すと、「C」の字のフックが持ち上がります。
フックの内側は熱可塑性エラストマー樹脂、つまりシリコンのような素材なので、フローリングワイパーなどの柄の部分を滑らないように押さえてくれます。
3Mの粘着テープで壁面に貼り付け
モップキャッチの裏面には3M(スリーエム)の粘着テープが付いています。これで壁面に貼り付けるわけですね。
カモ井のマステで壁紙に設置
しかし、私が取り付けたいのは壁紙のところです。なので、カーペットクリーナーの持ち手の部分の高さを確認して、まずはいつものように壁紙にカモ井加工紙のマスキングテープを貼ります。
カモ井のマステは現代の必需品ですね(笑)
モップキャッチの取付完了
マステの上にモップキャッチを粘着テープで貼り付ければ取付完了。こんな風に持ち手部分をツマミに押し当てながら横にスライドすると、モップキャッチがテコの原理で柄の部分をくわえてくれます。
ちなみに、モップキャッチがくわえることができる柄の部分の太さは約10~24mmとなっています。ウチで使っているカーペットクリーナーの柄は10mmに満たないので、それよりも太い持ち手の部分をくわえさせました。
これでもう転がらない!倒れない!
遠目に見るとこんな感じ。これでもう、カーペットクリーナーが転がったり倒れたりする心配はありません。持ち手の部分をツマミに軽く押し付けながら横方向にスライドさせるだけなので、出し入れも容易です。
ハンディモップも掛けられる
ちなみに、モップキャッチを使えば柄の短いハンディモップも掛けられます。もっとも、私としては壁紙が汚れそうなのでこういう使い方をする予定は今のところありません。
ダイソーやセリアにはこれまでも「ワンキャッチ」という同じようにフローリングワイパーなどの柄の部分をホールドしてくれるグッズがありました。たぶん多くの方にとってはこれで十分なのですが、我が家のように敢えて粘着ローラーの部分を床に着けて置きたい場合はモップキャッチのほうがニーズに適っています。個人的にはワンキャッチよりもモップキャッチのほうが見た目の面でも満足です。
ちなみに、コロコロでお馴染みのニトムズにもモップキャッチに似た「モップホルダーH2560」という商品があります。しかしながら、100均で買えるモップキャッチのほうがコスパが良いですし、ツマミが付いているので両手を使うことなくモップをくわえさせることができて便利だと思います。
というわけで、フローリングワイパーなどをきちんと倒れないように立て掛けたい方は、是非ダイソーでモップキャッチをチェックしてみてください。
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