オモチャは1軍と2軍に分ければスッキリ!スペースを決めて収納するのもGOOD

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子供のオモチャ・イメージ

今日はcataso(カタソ)主催のセミナー「園児ママ集まれ!!子どもが片付けたくなる仕組み作り」を受講してきました。平日の午前中の開催ということで受講者は少ないだろうと思っていたんですが、定員20名のところ40名近くが集まる大盛況!さすがだなーと感心しました。

今日のセミナーは竹内編集長が進行を務め、井上先生と中西先生がそれぞれお話しし、途中で質問タイムを挟むというスタイルでした。お二人とも理屈に終始することなく実例も豊富に示され、とても分かりやすく役に立つ内容ばかりでした。参加できなかった人は本当に残念だったと思いますが、私がこっそりセミナーの模様を録画してきましたので、ご希望の方には盗撮映像を2万円でお譲りします(←ウソです・笑)

お世辞でも何でもなくプロが聞いても感心しきりの素晴らしい内容だったので、私も必死にメモってきました。なので全部公開して皆さんにお役立ていただきたいくらいなのですけど、さすがにそういうわけにもいきません。今回はお二人が共通で口にされたことをひとつだけ紹介したいと思います。

※この記事は2016年6月10日時点の情報に基づいています

 

オモチャは1軍と2軍に分ける

子供のオモチャの片づけについて。子供に「このオモチャ要る?要らない?」と聞くと、「ぜーんぶ、いる!!」となってしまうことはよくあることです。かと言って、勝手に捨てるなどもってのほか。そんなことをしたら最後、子供の不信を買ってしまいます。

じゃあどうすれば良いかということでお二人が示された方法は「オモチャを1軍と2軍に分けましょう」ということ。「要る、要らない」では全部「いる!」になってしまいますし、「捨てる、捨てない」も同様です。けれども「お気に入りは1軍、それほどでもないものは2軍」というかたちであれば、子供も納得して分けてくれます。

こうすればお気に入りの1軍だけリビングダイニングに置いて、そうでない2軍は子供部屋に移動させるなり、ダンボール箱に詰めて奥にしまい込むことで、部屋をスッキリさせることができます。もちろん、「捨てる」という子供にとってイヤなことを避けて通れることは言うまでもありません。

 

1軍2軍に分けるのは子供にも大人にも分かりやすい

今回のセミナーで聞いた「1軍2軍に分けるという方法」は、私にとって目からウロコでした。というのも、私がセミナーやブログで言っている「使用頻度別に分けましょう」とか「捨てるか捨てないかじゃなくて2年以内に使ったかどうかで分けましょう」という概念と似ているからです。また、実際にお客様のお宅で片づけ方を教えているときは、「1軍2軍に分けましょう」と言うことがあったからです。

たとえば食器。欠けた食器を使いながら、高級な輸入食器を箱に入れてしまいこんでいることがありますよね。「いつかお客様が来たら…」と思っていてもその機会はなかなかやって来ません。それなら、せっかく獲得した大型外国人選手をベンチ入りすらさせないのではなく、1軍に入れてしまったほうが良いですよね。他方、いま使っている食器も捨てるに忍びないなら、2軍扱いで食器棚の隅に押しやっても良いのです。

「使用頻度順」や「2年以内に使ったかどうか」という表現ではピンと来ない人は、「1軍2軍に分ける」という方法のほうが分かりやすいかもしれません。「1軍2軍に分ける」という方法は、「ときめくかどうか」にも似ているかもしれませんね。理屈ではなく感覚的なので、子供にも分かりやすいことでしょう

 

オモチャはスペースに合わせるというのもアリ

お二人の話を聞きながら、私自身の子育てについても思いを巡らせてみました。子供と一緒にオモチャを「いる、いらない」で分けたことももちろんあります。でもその機会はあまり多くはなかったですし、子供が頑なに捨てようとしなかったということもありませんでした。

もちろん、子供によって性格が違うわけですから、その影響は大きかったと思います。ですがウチの場合は、ちょっとした秘策があったのです。

普通、オモチャが増えて置き場所に困ってから、オモチャを取捨選択することが一般的だと思います。でもウチの場合は、それが買う前から始まっているのです。

私自身は子供の頃にオモチャを買ってもらえなかったので、子供にオモチャを買い与えるのが大好きなんですね。だから子供に「次は何が欲しい?」とよく聞くのです。そうすると子供は、「○○がほしい!」と言います。そこで私は「あー、でももう置く場所がないなー。どれか手放さないと…。」と言っておくんですね。

そんな風にして、オモチャが増える前に代わりに手放すオモチャを決めておくわけです。また、そのためにはオモチャを置く場所を一ヵ所に決めておき、そこから溢れないようにすることを常に子供に意識させておくのです。オモチャが増えたからと言って2ヶ所に分けないのが収納マン流…と言っても良いでしょう。

 

今回のセミナーでも、「子供をじっくりと観察して、その子に合ったやり方を試行錯誤しましょう」という話がありました。これは決して子供に限った話ではありません。大人も一緒です。冒頭からここまでお話したこともすべて大人に対しても同じことが言えます。オモチャだけでなく、洋服も食品もすべて同じなんですね。

片づけは正解がないから難しいと言えますが、子育ても同じです。私もエラそうに言っているように見えて、本当に正解だったかどうかは子供が独立する頃まで分からないと思います。ですからあまり難しく考えず、プロセスを楽しめばそれで良いのではないでしょうか。

将来のことはともかく、まずは目の前のオモチャを1軍と2軍に分けましょう。もしくはセパ(切羽)詰まる前にオモチャの置き場所を一ヵ所に決めておくのが良いですね。

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