わたくし収納マンは、目新しい収納グッズが登場しないかと、いつも目を光らせています。それでも、「こ、これは…!」と思うような画期的なものは、年に2~3回お目に掛かれるかどうかです。
ですが、今回ご紹介する商品はひょっとすると、その「年に2~3回お目に掛かれるかどうか」という収納グッズかもしれません。
※この記事は2018年2月18日時点の情報に基づいています
山善・収納キャリーボックス「かるコン」
山善の新商品「収納キャリーボックス・かるコン」は、上写真のような外観をしています。パッと見た感じ、電源タップを隠すケーブルボックスのような感じです。
フタを起こせば持ち手に変身!
もちろん、ケーブルボックスではありません。コード孔のように見えるところは実は持ち手で、2枚のフタを起こせばキャリーボックスになるのです!
なんだか、今までになかったのが不思議なくらい、シンプルで実用的な構造じゃありませんか?
積み重ねできる!
そういう構造ですので、「かるコン」は積み重ねることができます。従来の工具箱のようなものも積み重ね可能なものはありますけど、こっちのほうがスマートな感じですよね。
「かるい・おてがる・コンテナ=かるコン」というネーミングからも分かる通り、「かるコン」は基本的にポリプロピレン製のコンテナボックスですから積み重ねやすいのです。
化粧箱や文具入れに
「かるコン」をどんな風に使うかと言うと、たとえば化粧品を入れるというのはどうでしょうか。キャリーボックスの状態にして化粧水のボトルやアイメイク用のパレットを収めて、棚からテーブルに移動したり、洗面所に持ち込んで使うのに便利そうです。
もしくは、ダイニングテーブルに出しっぱなしになりがちな文房具やダイレクトメールを収納するのに良さそうです。普段は出しっぱなしで使いやすく、来客時などには棚に移動してしまうという使い方が想定できます。
なお、「かるコン」の片側には2枚の固定仕切り板が付いており、もう片側には仕切板はありません。小物と長いモノを収納するのに便利ですが、仕切り板を取り外せたりしたらもっと便利だったんですけどねー。
2色&2サイズ展開
「かるコン」はホワイトグレーとブラックの2色展開。また、サイズは幅32×奥行16cmで、高さは9.3cmの深型と6.3cmの浅型の2サイズ展開となっています。
このサイズ展開はちょっと意味がよく分かりません。3段カラーボックスなどにも収まりやすいように幅28cm以下にしてくれたほうが、ペンなどを収めるのにちょうど良かったように思います。
ともあれ、A4用紙3つ折りサイズの封筒(長形3号)を入れるにはちょうど良いサイズでしょう。
従来の工具箱だと積み重ねできなかったり、見た目の点でリビングダイニングに置くのはちょっと抵抗があります。また、積み重ねできるコンテナボックスはいろいろありますけど、小物を収納するのには適していなかったり、両手で持ち運ぶ必要があったりします。
その点、「かるコン」は小物の収納に適しており、持ち運びも片手で楽々。シンプルなデザインですのでどこに置いても違和感がなく、様々な用途に使えそうです。
これでサイズバリエーションが増えれば完璧ではないでしょうか。
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