私が片づけ方を指導させていただいていると、理屈は分かるけど受け入れがたいところがあるのか、自分なりの片づけ方を押し通そうとする方が何人かいらっしゃいました。今までのやり方では片づかないから私が呼ばれたはずなんですけど、プロならもっと良い方法を知っているに違いないと思われたのかもしれません。
もしくは、私に伝える力がなかったのだと、無力さを痛感したものです。そんな方にも、片づけコンサルタントのsea(しー)さんが説く”整理収納3つのステップ”なら伝わるかもしれません。下の記事の3ページ目からのところです。
実際に書いているのはプロのライターさんとは言え、上手に説明しますよねー。この手順さえしっかり踏めば、どんな収納グッズが必要かということもしっかり判断できると思います。
※この記事は2019年2月11日時点の情報に基づいています(2023年8月26日一部更新)
山善・ナチュラルトローリー3段BNT-3
それはさておき、今回は山善の「ナチュラルトローリーキャスター付き3段BNT-3」をご紹介したいと思います。
「あれ?これってIKEAに同じようなのがあったよね?」とか「ホームセンターでも似たようなのを最近よく見かけるよね」と言われるかもしれません。IKEAには「RÅSKOG(ロースコグ)ワゴン」というのがあり、それをモチーフに山善が作った「バスケットトローリーLBT-3」という商品があります。
今回の新商品は柵の部分をワイヤーフレームにし、ワイヤーメッシュの棚板をパイン材の板に変えて、もっとナチュラルテイストにしたものですね。
ワイヤーフレームなので中身が見やすい
ただナチュラルな雰囲気になっただけでなく、実用性でもメリットがあります。柵で覆われていると中身が隠れてしまいがちでしたが、ワイヤーフレームなら中身が見やすいというメリットがあります。また、圧迫感が少なくなるというメリットもあると思います。
一方で、従来のバスケットトローリーと比較してイマイチなところもあります。従来品は耐荷重が60kgだったのに対してこちらは45kgと少ないのは、自然素材であるパインの板を使っているからでしょうか。また、従来品はバスケットの高さを調節できましたが、こちらは調節不可となっています。
それよりも問題は、従来のバスケットトローリーが税込4,999円なのに対し、こちらは同8,690円と約1.7倍も高価であるということです(価格はいずれも2019/02/11現在、くらしのeショップ楽天市場店)。5千円くらいならちょっと買ってみようかと思うかもしれませんが、この価格はさすがにコスパが悪すぎます。
というわけで、ナチュラルトローリーは見た目がナチュラルで素敵な感じではありますが、値段を見るとちょっと手が出にくいと感じます。もうちょっと値段を下げないと厳しいでしょうね。
でもまあ、最初に出てきたときはIKEAのパクリだとしか思えませんでしたけど、スリムタイプやハンガーラック、そして今回のナチュラルなどが加わって、完全に独自進化した印象です。次はどんな手で来るのか、ちょっと楽しみな気もします(笑)
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