使い方がイメージしやすい!バイフォー材に使える大里「DIY-ID金具」各種

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最近、ホームセンターでDIYするのに便利かつオシャレな金具をよく見るようになりました。以前は建築用のユニクロ金具のほかは、和気産業やハイロジックの白や黒の地味な金具がメインだったんですけど、黒のアイアン調のものが増えましたね。

今回ご紹介する大里の「DIY-ID金具」各種も最近のトレンドを反映したような金具のシリーズです。

※この記事は2018年9月2日時点の情報に基づいています

 

大里「DIY-ID金具」

大里「DIY-ID金具」

出典:DIY-ID

こちらの金具は前回ご紹介した「DIY-IDパイプクランパー」と同じブランドを冠した商品で、2×4材用金具やフックからネジに至るまで多数取り揃えられています。

1×4用棚受2枚用

2×4材用金具にはソーホース(馬脚)の作業台用の金具なんかも用意されているのですが、個人的に注目したのはこちらの「1×4用棚受2枚用」です。こちらの棚受けを壁に取り付けて、ワンバイフォー材を2本差し込めば壁に棚が作れるというものですね。

大里にはこれまでも「グッドラック」というワンバイフォー材で棚が作れるDIYパーツがありましたけど、これなら倍の奥行の棚が作れて、しかも格好良いわけです。2本のワンバイフォー材には敢えてすき間を作り、オシャレっぽく仕上げることができます。

ヒッティングリング プレート型

フックも各種用意されています。中でもこちらの「ヒッティングリング プレート型」なら一般的なフックとは違った使い方ができそうです。さして実用的とは言えませんけど、額や飾り物を紐で吊り下げると、良いインテリアのアクセントになりそうです。

金額的にも手が届きやすいのが良いですね。

全ねじM10×1000

ネジも多数取り揃えられており、こだわりの強さを感じます。こちらの「全ねじM10×1000」は一般的なネジと違って頭がなく、端から端までネジを切った鉄の棒ですけど、これの使い方の提案がユニークです。

黒い全ねじ(長ねじ)でラックを作る! | DIY-ID
IDオリジナルの黒い全ねじ。これを使って簡単ラックを作ってみました。普通の銀色の全ねじには無い、かっこいい感じに仕上がりました。木材には穴あけだけでできましたよ。 全ねじ使った棚がはやっているみたいなので作ってみます。 この頃よく見ますよね

全ねじを使ったラックが最近流行っているなんて初めて知りましたけど、確かにこれはラックの支柱の代わりに使えます。コストも安くて、棚板の高さ調整もできて実用的ですね。

 

大里の「DIY-ID金具」にはQRコードが付いていて、スマホでスキャンするとホームページに飛ぶようになっており、前述の全ねじを使ったラックなどの作り方を参照することができます。しかも単に自社商品の使い方を提示するだけでなく、木材の加工の仕方まで紹介してくれているのですから、これさえ見ればDIY本を買う必要すらありません。

これは実に素晴らしい取り組みと言えるでしょう。同じようなDIYパーツやアイアン金具はホームセンターにたくさん並んでいますが、ここまでしているのは大里くらいではないでしょうか。

冷静に考えれば従来のユニクロの建築金具に比べると3倍くらいも割高な金具ですけど、これからDIYを始めようとする人にとっては安心感がハンパないですね。

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