
先日、4年間使用したDCTの「充電式ワイヤレス防犯カメラ CG1」(上写真右)がようやく壊れました。不覚にもサクラに釣られて買ってしまったものです。誤作動ばかりで肝心の映像が撮れておらず本当にゴミ以下でした。
代わりに、お蔵入りしていたマスプロの「ドーム型増設フルハイビジョンカメラ WHCFHD-D」(上写真左)を設置しました。しかし、専用モニターまで電波が届かないことが判明。木造住宅なら10~40mまで電波が届くはずなのに、10mでダメとは全く予想外でした。
仕方なく、新たに防犯カメラを購入することに。充電式のワイヤレス防犯カメラは度々充電するのが面倒だったので、今度はソーラー充電式のものを買いました。今回はそのレビューをお届けします。
※この記事は2026年7月13日時点の情報に基づいています
tp-link/Tapo C411 KIT

今回ご紹介するのはtp-link(ティーピーリンク)の「Tapo C411 KIT」です。Tapo C411は以前から販売されているホワイト色(C410)の色違い。セットされているソーラーパネルもホワイト色の「Tapo A201」の色違いですが、このブラック色はamazon限定となっているようです。
黒い外壁周辺に防犯カメラを取り付けたい私としてはこの点がまず重要なことのひとつでした。
カメラとソーラーを分離できる

今回、私は玄関の軒下の奥まったところに防犯カメラを設置したいと考えていました。一方で、ソーラーパネルは日の当たるところに設置しなければなりません。つまり、防犯カメラとソーラーパネルは一体ではなく、分離できる構造である必要があったのです。
Tapo C411 KITはソーラーパネルのベースに防犯カメラのベースをドッキングさせることも、上写真のように分割することも可能で、私にとって理想的な構造でした。
天井付けが可能

防犯カメラは壁付けのものが大半で、天井付けできるものは少ないです。Tapo C411は天井に取り付けることができ、しかもボールジョイントを中心に180度(より正確に言うと半球状の範囲で)カメラの角度を調整することが可能です。
ちなみに、ソーラーパネルも同様に180度ないし半球状の範囲で角度を調整できるので、設置場所の選択肢がとても多いと言えます。
サブスク契約必要なし

最近の防犯カメラはamazonの「Ring Outdoor Cam Plus Battery」のようにサブスク契約しないと録画が見れないものが増えています。Tapoもサブスクが用意されていますが、マイクロSDカードを挿入すれば録画の確認など基本的な機能は無料で使えます。
人物検知&エリア設定も無料

これまで使っていたクソ中華カメラは人物や物体の検知およびエリア設定にはサブスク契約が必須でした。また、誤検知ばかりで何もないのに反応したり、逆に目の前を人物が通過しても反応しないことも多々ありました。
その点、Tapo C411はそれらの機能が無料で使えるだけでなく、検知精度が高く、立派に役目を果たしてくれます。1回あたりの録画時間の設定や、全録画、スケジュール設定なども可能です。
ちなみに、カメラが検知するのは直線距離で概ね半径4m以内かなと思います。天井付けだとかなり高い位置になってしまうため、平面距離では半径2~3mといったところです。感度の調整も可能ですが、いまいちピンと来ません。
ソーラーの設置場所が悩ましい

防犯カメラ本体の設置場所はすぐに決まったのですが、ソーラーパネルは悩ましかったです。
当初は軒下にL字金具または箱状の物体、もしくは平金具のようなものを用いて、上写真のように取り付けることを検討していました。しかし、ソーラーパネルのベースは78×130mmと割りと大きいため、かなり大型の物体を取り付けることになります。また、見切り材と天井の段差が20mmほどあり、その調整や強度を考えると一筋縄ではいかないと感じました。
雨戸への設置を検討

ふと目を横に遣ると、雨戸がありました。カメラ本体とソーラーパネルを結ぶ電源ケーブルは4mあり、十分に届く距離です。また、雨戸のシャッター格納部ならマグネットでくっつけられるのではないかと考えました。
しかし、ネットで検索しても有力な情報が見つかりません。マグネットでくっつけられる防犯カメラ本体や、雨戸の枠などにビス止めする樹脂板などはあるんですけどね。
雨戸ならマグネットOK

念のため確認してみたところ、まず強力な異方性マグネットシートはくっつきました。また、ネオジム磁石をポリプロピレン製ケースに収めた状態でもOKでした(ネオジム磁石は錆びるためケース内に収めるなどする必要があります)。
しかしながら、いずれも強風が吹き荒れた場合、表面積が大きなソーラーパネルを支えるには磁力が十分ではないと感じました。また、粘着テープでの固定は耐候性の面で不安があります。できればマグネットを直接、ソーラーパネルのベースにネジで取り付けたいと考えました。
雌ネジ付きラバーコーティング磁石

適当なものを探したところ、雌ネジ付きのラバーコーティングされたネオジム磁石に行き着きました。これならソーラーパネルのベースに直接ネジで固定でき、強力にスチール面にくっつき、錆びる心配もなさそうです。
なお、付属のネジ(皿M4×16mm)では長すぎるので、手元にあったネジ(鍋M4×10mm)を使用しました。
雨戸に磁石でソーラー設置成功

こうして思惑通りにソーラーパネルのベースを雨戸のシャッター格納部にマグネットでくっつけることに成功しました。
引張力(ひっぱりりょく)はマグネットひとつあたり8.5kgということなので、理屈上は3つ使用で25.5kgということになります。スチールが薄板ということもありさすがにそこまで強力とは思えないものの、体感では5kg以上の耐荷重は得られていると思います。強風でソーラーパネルの向きが変わってしまうことはあっても、一式が吹き飛ばされることはないでしょう。
これなら位置調整も簡単。防犯カメラ一式を買い替えるたびにネジ穴が増える心配もありません。
接続部はベース内部に収納

電源ケーブルの長さには余裕があるので、短いケーブルと長いケーブルの接続部はベース内部に収納しました。接続部を雨水や紫外線から守るためです。
ケーブルはワイヤーステッカーで固定

防犯カメラとソーラーパネルを繋ぐ電源ケーブルはワイヤーステッカーで固定。すぐ剥がれるでしょうけど、剥がれたら3Mの「超強力両面テープ 粗面素材用」で貼り直せばOKです。
なお、ケーブルは敢えてピンと張っていません。あまり強く張りすぎると、外壁と擦れて断線する可能性があるためです。
ソーラー&防犯カメラの設置完了

こうして無事にTapo C411 KIT(防犯カメラ&ソーラーパネル)の設置が完了しました。ソーラーパネルを雨戸のシャッター格納部にマグネットでくっつけたことは我ながらナイスアイディアだったと思います。
Tapoのワイヤレスカメラはこれまでに何台も使っているので性能は申し分なし。検知頻度が低いということもあり、また北側でもソーラー給電がうまくいっているようで、バッテリー残量は常に100%を維持しています。
という感じで、Tapo C411 KITの設置方法をご紹介しました。ホワイト色のTapo C410 KITももちろん同様に取り付けできます。
私のように外壁には死んでも穴を開けたくないという方には、このマグネットで設置する方法はかなりオススメですよ。是非お試しください。
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