ニトリのカラーボックス用インナーケース「インボックス」は、サイズラインナップが豊富なだけでなく、カラーボックス以外でも様々な用途で使えるということで人気の定番アイテムです。サンカ(サンイデア)の「squ+INBOX」とまったく同じものなのですが、ニトリのほうが価格が安く入手もしやすいということも人気の秘訣と言えるでしょう。
ただ、そういう状況は先に取り扱ってきたホームセンターにとっては面白くありません。メーカーとしても何とかしなければならないと考えていたことでしょう。
ニトリのほうも「DCMにはオリジナルを作ってウチはプロパーかよ!」という思いがあったのかもしれません。ともあれ、今年に入ってから従来のインボックスを「Nインボックス」にリニューアルして販売を開始しました。
※当記事は2019年2月3日時点の情報に基づいています(2022/09/15一部更新)
もっとスクエアに!Nインボックス
従来のインボックスから「Nインボックス」にリニューアルして何が変わったかというと、まず最大の変化はより四角くなったということです。これまでも十分に四角かったですが、よりエッジの効いたデザインになりました。
サイズは変わらず、従来品と完全互換
1mmほど表記寸法が変わっているものもありますが、基本的にはサイズは同じ。サイズバリエーションも同じです。キャスターやフタも含めてラインアップも同じ。そのため、従来のインボックスとは完全互換となっています。つまり、旧仕様の上に新仕様を重ねたり、旧仕様のボックスに新仕様のフタをセットすることもできるのです。
価格も基本的に変わらず
旧仕様 | 新仕様 | |
---|---|---|
たてハーフ | 538円 | |
レギュラー | 699円 | |
ハーフ | 538円 | |
クオーター | 399円 | |
フタ レギュラー | 299円 | |
フタ クオーター | 199円 |
価格も基本的に変わっていないようです。記事執筆時点でニトリネットでの「たてハーフ」と「ハーフ」の売価は税込538円となっているのですが、私の記憶(記録)では599円だったはずです。なので、基本的にリニューアルに伴う価格の変更はありません。
カラバリは若干変更で1色減
- 旧仕様…7色(クリア、ホワイト、グレー、ダークブラウン、ターコイズブルー、イエローグリーン、ローズ)
- 新仕様…6色(クリア、ピュアホワイト、グレー、ブラウン、ターコイズブルー、ローズ)
カラーバリエーションはほとんど同じ感じですが、若干変わっています。また、従来は最大7色まで増えたのがリニューアル後は1色減って6色となっています。
しかしながら、ニトリでインボックスを扱い始めた当初はホワイトとダークブラウンだけだったので、今後また増える可能性もあるかもしれません。
ちなみに、「インボックス」からリニューアルした「Nインボックス」ですが、ニトリの店頭での案内によると、収納ボックス「レッタ」という商品名で存在した時期があったようです。ニトリには「レッタ」というローボードやサイドボードがありますけど、デザイン的には何ら関係なさそうに見えます。ひょっとすると、特定の地域で先行販売されていたのかもしれません。
それはさておき、つまるところNインボックスは従来品と比較して、サイズも価格もカラバリもほぼ同じ。日本製で引き続きサンカが作っているように見えます。ただデザインがよりスクエアな感じになっただけです。従来品と完全に互換性もありますから、これまでのユーザーが不利益を被る心配もありません。
しかし、ただスクエアになったという表現では片づけられないほど、Nインボックスは美しいのです!私は感動のあまり、必要もないのに買ってしまいました(笑)
次回、実物をより詳しくレポートしたいと思います!
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