押入れの中で使うと便利な平台車。重いストーブなどを出し入れするのが楽になるだけでなく、床にモノを直置きしないので通気を確保できるというメリットもあります。
そんな便利な平台車を無印良品が商品ラインナップに加えたのが約半年前のこと。今度はKEYUCA(ケユカ)が平台車の取り扱いを始めました。
※この記事は2019年7月19日時点の情報に基づいています(2023年8月21日一部更新)
ケユカ・タテヨコ連結キャリー
ケユカの「タテヨコ連結キャリー」はパッと見た感じ、無印良品の「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」にそっくりです。というか、オリジナルは日東の「ホームキャリー」ですね。
ところが、よく見てみるとどうも日東のものとは違います。持ち運ぶ際に手を掛けるハンドルの穴がないのです。サイズ、材質、耐荷重に至ってはまったく同じ、重量もほぼ同じですが、無印良品を含めて日東のものは日本製のところ、ケユカは中国製なのです。
無印良品ですらプロパーを流用するのですから、それよりも規模に劣るケユカもどこぞのプロパーを採用しているのかと思って調べてみましたが該当商品はナシ。一応、ケユカのオリジナル商品と言えそうです。
3商品の価格の比較
ブランド | 税込価格 |
---|---|
ケユカ | |
無印良品 | 1,990円 |
日東 |
※価格は2019/07/19現在2023/08/21現在に更新 ※日東のホームキャリーはamazonでの価格(モカ色)
ほかに比較するところと言えばやっぱり価格。というわけで3商品の価格を比較してみると、ケユカがもっとも安いという結果になりました。
ただし、ケユカは中国製です。店舗数が少ないので無印良品で買う方が便利という人も多いと思います。そもそもケユカに安さを求めている人はいないでしょうから、決定的な要素とは言えないかもしれません。
家具屋で働いていると、木製の平台車はなくてはならない必須アイテムです。それを見ていると「あ、これ家にあったら便利かも?」とか思うんでしょうねー。そう考えると、無印良品に続き、ケユカでも平台車の取扱いが始まったのは必然と言えるのかもしれません。
ともあれ、無印良品もケユカも推している平台車は本当に便利です。我が家では使ってませんが(苦笑)、2個以上を連結すれば押入れにもクローゼットにもフィットするサイズです。押入れの場合は手前のモノだけを平台車に乗せるという使い方も良いでしょう。キャスターが大きいので敷居を跨ぎやすいというのもメリットです。
2019/08/01追記:
ケユカからプレスリリースされましたが、”収納に革命が起こる”というのはちょっと言い過ぎでしょう(苦笑)目新しいものでもないし。耐荷重についても”業務での使用にも耐えられる”80kgというのは日東のホームキャリーと同じです。
2023/08/21追記:
ケユカのタテヨコ連結キャリーを買ってみました。無印良品の平台車などと連結することができて驚きました。
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