先日、「収納市場セレクト」で浴室用マグネット収納グッズを特集してみたところ、山崎実業のマグネット式収納グッズがとんでもない数になっていることに気付きました。
その数なんと65アイテム!キッチン用などとの明確な区分がないので取りこぼしもあると思いますが、東和産業の「磁着(じちゃく)」シリーズやアスベルの「ラックスマグネット」をゆうに上回っていることは間違いありません。
山崎実業のマグネット収納グッズは私もこれまでにいくつも使ってきました。しかし、意外と浴室用はバスブーツハンガーやタオルハンガー以外に使ったことがなかったんですね。
これは一度、ちゃんと使ってみなければならない…。そんな風に思っていたところに楽天プレミアムパートナー制度を通じて家具のソムリエ様から商品をご提供いただいたので、東和産業の磁着SQと比較してみることにしました。
山崎実業・マグネットバスルームラックtower
今回試してみるのは「マグネットバスルームラックtower(タワー)ブラック3270」です。タワーシリーズには同じようなラックが全5サイズあるのですが(オリジナル商品含む)、その中でもっともコンパクトな幅180×奥行85mmのタイプです。
ABS樹脂でできた磁着シリーズと違ってスチールでできており、とてもシッカリしています。
ゴム磁石は最初から付いている
山崎実業のマグネット収納グッズにはゴム磁石を自分で貼り付けるものもありますが、こちらは最初から付いています。ネジなどで固定することがないからでしょうか。
耐荷重は約3.6kgでもOK
早速ですが、マグネットバスルームラックtowerの磁力がどれくらい強力か実験してみました。
マグネットバスルームラックtowerの耐荷重は約2kgとなっています。壁面の状態にもよると思いますが、我が家のパナソニック製のユニットバスで確認したところ、約3.6kgの重量にも耐えました。
さらに200mlの紙パックを乗せるとズルズルと落ち始めたのでこのくらいが限界でしょう。とは言え、表記の2kgに対して2倍近くも耐えたのは立派ですね。
一方で、以前の実験を振り返ると、アスベルの「ラックス マグネット ウォール ラック」よりもスゴイですけど、東和産業の「磁着SQ マグネットバスポケットワイド」に比べたらたいしたことはないですね。スチール製で自重があるからかもしれません。
ポンプ式ボトルもOK
ニトリでも販売しているアスベルのラックスマグネット(ニトリでは「アーバン」)だとポンプ式のシャンプーボトルを乗せてプッシュするとラックごとズリ落ちてきます。しかし、山崎実業のタワーはそんなヘタレではありません。プッシュしてもシッカリと壁に貼り付いています。
この差は大きいですよね。耐荷重の基準は各社でマチマチですが、山崎実業は実用に耐え得る信頼性を担保していると思います。
見た目がスタイリッシュ
耐荷重だけで見るとタワーは磁着SQに及びませんが、ホワイトとブラックの2色展開でデザインがスタイリッシュです。上写真のようにブラック系の壁面に取り付けても自然に溶け込みます。ホワイト色しかないラックスマグネットや磁着SQではこうはいきません。
山崎実業のマグネット収納グッズの磁力が強力だということはこれまでもバスブーツハンガーやタオルハンガーを使って分かっていたつもりでしたが、今回の実験を通じて改めてそれを実感することができました。やっぱり、多少割高に感じても、信頼できるし、丈夫だし、オシャレです。ラインナップも豊富すぎて把握できないほどで、消費者としてはありがたい限りです。
ただ、我が家では既に磁着SQとラックスマグネットを使っているので、妻から「もう増やさないで!」と言われてしまいました(苦笑)収納すべきモノあっての収納グッズですし、収納スペースを下手に増やすとそれに合わせてついつい置くモノを増やしてしまいますからね。いくら便利なものでもそのことは心に留めておかなくてはなりません。
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