以前にウエルスジャパンの「キズが超小さいフック」(上写真)という商品を紹介しました。それまでホッチキスを使って石こうボード壁に取り付けられるフックと言ったら若林製作所の「壁美人」だけで、価格が高いだけでなく、取り付けも面倒だったんです。キズが超小さいフックの登場により、一気に敷居が下がりました。
でも、人間というのは欲深いもので、そのうち百均にも登場するんじゃないかと思い続けて7年余り。ようやくダイソーで見つけることができました!
※この記事は2025年3月6日時点の情報に基づいています
小久保工業所・CAP壁かけ
JANコード | 4956810864911 |
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サイズ(mm) | W49×D36×H58 |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 日本 |
税込価格 | 110円 |
このたびダイソーで購入したのは小久保工業所の「CAP壁かけ」です。キャップ(野球帽)をディスプレイするための、ホッチキスで石こうボード壁に取り付けるホルダーです。
実はこの商品には「ぬき跡極小フック・小 2個入」と「ぬき跡極小フック・大」という姉妹商品があり、昨年12月に発売されることが公表されていました。その後、ワッツで取り扱われるという情報を得たものの、なかなか地元のワッツに並ばず、あきらめかけていた頃にダイソーでCAP壁かけだけを発見して歓喜したという次第です。
ちなみに、今のところダイソーでは、ぬき跡極小フックを扱う予定はなさそうです。ほかにも石こうボード壁用フックがたくさんあるということが理由のひとつかもしれません。
ベースを壁にステープルで固定
CAP壁かけはベースとカバーの2つのパーツに分かれています。まずはベースをステープルで石こうボード壁に固定していきます。凹部に合わせて計12本のステープルを打つ必要があります。
打ち損じが多発
こういったステープルで固定するタイプの収納グッズには慣れているはずの私ですが、今回はやけに打ち損じが多発しました。2回に1回は打ち損じる有様です。
原因のひとつとして考えられるのが、4隅の円筒形の出っ張りです。これを避けながらステープルを打とうとすると、ステープラーの先端が斜めになって滑ってしまい、打ち損じるのだと思います。
カバーを被せて設置完了
ステープルを打ち終えたらカバーを被せて取り付け完了です。ぬき跡極小フック2種も同様の構造となっています。
キャップを半分に畳んで…
キャップの後頭部を内側に折り込んで半分にします。
天ボタンをハメればOK
キャップの準備が整ったら、あとは上段のフックの穴の部分にキャップの頭頂部のボタンを挿し込むようにして挟めばOK。
キャップを飾って収納
こんな風にキャップをディスプレイしながら掛けることができます。外すときはキャップのツバを持って引き抜くだけでOKです。
バックを掛けることもできる
CAP壁かけはキャップの後頭部のベルトを引っ掛けることもできるのですが、バッグやリュックサックを掛けることもできます。
ただし、耐荷重は明示されていません。ぬき跡極小フック(大)の耐荷重が1kgなので、同程度と推定できます。中身が入っていない軽いバッグなどなら大丈夫だと思います。
というわけで、小久保工業所のCAP壁かけの使い心地は概ね想定の範囲内という感じでした。ステープルの打ち損じが多くなってしまうのはちょっとどうなのかなーという気もしますけど、むしろ100均でこういうのが買えるようになったことを喜ばしく思います。
もっとも、冷静に考えれば、別にホッチキスでフックを固定しなければならない理由などなく。スルガの「壁にピン跡が残りにくいピンフック」のほうがワンプッシュで手軽に取り付けできますからね。
そう考えると、ダイソーがCAP壁かけだけを仕入れることにしたのも納得できるような気がします。
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