トイレのスキマフィルより良き!コニシボンド「キレイキーパー」

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トイレの便器と床のすき間を埋める、グリーンオーナメント・防水テープ@ダイソーまたはセリア

トイレの便器と床のすき間を埋めるために貼っていたグリーンオーナメントの「防水テープ」が、施工から2年近くを経て少し剥がれてきました。

「2年も持たずに剥がれるなんてけしからん!」などと言うつもりはございません。むしろこういう粘着系のものはそれ以上放っておくと変質して剥がすのが大変です。ここは潔く貼り替えることにしました。

グリーンオーナメントの防水テープは施工が楽なのに見た目がとても美しい。しかも、ダイソーやセリアで税別100円で購入できるのですからコスパの良さも魅力です。

ただ、また同じものを貼るのでは芸がない。ということで、発売されてからずっと目を付けていた商品を試してみることにしました。

※この記事は2025年6月16日時点の情報に基づいています

 

コニシ・キレイキーパー

コニシ・キレイキーパー JAN: 4901490060870 

今回ご紹介するのはコニシの「キレイキーパー」という商品です。

以前にシャープ化学の「トイレのスキマフィル」という商品を試しましたが、絞り出すのに力が必要で、とにかく施工が難しいという印象でした。その点、こちらは歯みがき粉のようなチューブで楽に絞り出せそうです。

また、トイレのスキマフィルは便器5据(すえ)分くらい施工できる容量ながら、しばらく放置すると固まってしまってコスパが悪いという問題がありました。キレイキーパーなら2.5m施工できるということなので、便器2据分くらいでちょうど良い容量です。

ノズルをセッティング

キレイキーパーの先端に穴をあけ、ノズルをセッティング

それでは早速、施工したいと思います。まずはキレイキーパーのキャップを外し、口に穴をあけ、ノズルを取り付けます。

トイレのスキマフィルにはキャップがなくて、ノズルの先端をテープで塞いでも液が固まりやすかったんですよね。

便器の周りにマステを貼ってカバー

便器の周りにマステを貼ってカバー

キレイキーパーを施工する前に、便器の周りにマスキングテープを貼って養生します。これは使用方法には書かれていないことですが、絶対にやっておいたほうが良いです。意図せずハミ出したら厄介ですからね。

すき間に充填していく

キレイキーパーをトイレの便器と床のすき間に充填していく

養生が済んだらキレイキーパーを便器と床のすき間に充填していきます。

トイレのスキマフィルと違って、絞り出すのがとても楽です。力が要らないので、手がプルプル震えたりせず、すーっと線を引くようにすき間に注入できます。おかげで、団子になったり、途切れたりすることがほとんどありません。

指で整えてキレイに

キレイキーパーをすき間に注入した後に指で表面を整える

それでも多かれ少なかれ凸凹やムラが生じます。なので、表面を指で整えます。

指に付いた液はウェットティッシュなどで拭き取って、手をよく洗いましょう。もっとも、変成シリコーン樹脂が主成分なので、危険性はないはずです。

便器1据で約半分を使用

便器1据でキレイキーパー約半分を使用

便器1据、1周=約1.6mを施工して、およそ半分の容量を消費しました。ギリギリ2据くらいはいけるかなという感じです。

完全に硬化するまで16時間必要

キレイキーパーのノズルの先端で固まった液を押し出したところ中心部分はまだ硬化していなかった

キレイキーパーは完全に硬化するまで16時間放置する必要があります。

硬化具合を確認するために、丸2日以上経ってからノズルの先端で固まった液を押し出したところ、中心部分はまだ硬化しておらず液体のままでした。でもまあ、便器と床のすき間に充填したキレイキーパーはそんなに厚みがないはずなので、さすがに大丈夫でしょう。

カッターナイフで切れ目を入れる

カッターナイフで切れ目を入れる

床に貼ったマスキングテープを剥がす前に、カッターナイフを使って便器から3mm程度のところに切れ目を入れておきます。こうすることで、マステと便器でシーリング材を綱引きしたり、シーリング材の端がピロピロとめくれ上がるのを防ぐことができます。

ただし、床をキズつけないように注意してください。

マステを剥がす

マステを剥がす

あとはマステを剥がせばOK。キレイに剥がれます。

剥がしたマステの表面を確認するとシーリング材が付着していますから、やっぱりちゃんと養生しておいて良かったなと思います。

とてもキレイな仕上がり!

キレイキーパーで便器と床のすき間を埋めたらとてもキレイな仕上がり!

そうして施工完了。とてもキレイに仕上がりました!

トイレのスキマフィルもキレイキーパーも変成シリコーン樹脂が主成分ということもあり、中身はまったく同じものではないかと思える質感です。ただ、トイレのスキマフィルを施工したときの経験を活かして、よりキレイに仕上げることができたと自負しています。

 

という感じでキレイキーパーを試した結果をご報告したわけですが、概ね期待通りの結果だったと感じています。キレイキーパーは歯みがき粉のチューブのような形状なのでトイレのスキマフィルよりも施工しやすいです。また、便器2据分程度の容量で使い切りやすい点も良いと思います。

反対にトイレのスキマフィルの良いところを挙げるとすれば、便器3据以上ならコスパに優れると言えるかもしれません。絞り出しにくいので施工性はキレイキーパーに劣ります。

マステで養生するのが面倒だったり、よりコストを抑えたいならグリーンオーナメントの防水テープが良いでしょう。見た目も決して悪くありません。

ともあれ、仕上がりをより美しくしたいならキレイキーパーにチャレンジする甲斐はあると思いますよ。

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