
我が家に「Echo Show 15」がやって来て早4年近く。日々大活躍と言いたいところですが、そうでもありません。最近はもっぱら時計や天気を見るだけで、風景写真がスライドショーで表示される額縁としての機能がメインとなっています。
以前は夕食の際にニュースを流すのが日課だったんです。でも、縦向きに設置していると、動画が中央の1/3程度にしか表示されず、家族から「画面が回転したら良いのにねー」と言われていました。
「ひょっとして、そろそろ画面を回転できる壁付けパーツが発売されてるんじゃないか…?」
ふとそんなことを思いついてamazonで探してみるも見つからず。そこで、DIYにトライすることにしました。
※この記事は2026年3月23日時点の情報に基づいています
サンワサプライ・モニター壁掛け金具

今回、Echo Show 15を壁に掛けた状態で画面を回転できるようにするために取り寄せたのは、サンワサプライの「モニター壁掛け金具100-LAW001」という商品。Echo Show 15専用ではなく、VESA100×100(および75×75)に対応したモニター用汎用ウォールマウント金具です。ちなみに、画面サイズ34インチ、耐荷重15kgまで対応しています。
パッケージにはウォールマウント金具のほか、水平器、コンクリート壁用アンカーボルト、木ネジ、ディスプレイ取付用ボルト、取扱説明書が入っています。
壁面用ブラケットが分離する構造

モニター壁掛け金具はモニター側と壁側に分離した構造です。壁に壁面用ブラケットを取り付け、そこにモニターを取り付けたブラケットを挿し込み、最後に固定ボルトで固定します。
この分離構造により、設置が容易です。
回転はかなり硬め

両手で掴んで回転させようとしたところ、ビクともしませんでした。どこかに調整ネジのようなものがあるのかと探しても見つからず。結局、渾身の力を込めてようやく回すことができました。
この金具は壁面およびモニターに取り付けることで、テコの原理で回転させることができるようです。また、モニターの重みで回転しないように硬めにしていると考えられます。
元々これを石こうボード壁用のピンなどを使って壁に取り付けることを目論んでいたのですが、この時点で断念。こんなに強い力が掛かっては、石こうボード壁が砕けてしまうからです。
壁側ネジ頭は13mmまでOK

ちなみに、私はこれを手元にあった八幡ねじ「金具用石こうピン」(販売終了、現行品は金具用石こうピンLONG)で壁に固定しようと考えていました。金具用石こうピンの袋ナットは高さが8mmあるのですが、寸法としては問題なく金具のすき間に収まっています。最大13mmまで大丈夫です。
なお、鋼板の厚みは3mmとなっています。形状からしてプレス成型ではなく鋳造でしょう。
Echo Showに金具を取り付ける

石こうボード壁にピンで取り付けできないことは残念でしたが、せっかく買ったので他の方法を検討したいと思います。
まずはこの金具がEcho Show 15に取り付けできるかどうかを確認。VESA100×100規格で問題ありませんでした。
なお、我が家はEcho Show 15を縦向きに設置するのが基本なので、短辺側に電源コードを出します。いったん取り付けると、コードの向きを変えるには金具を外す必要があります。
2×4材に壁面用ブラケットを設置

ニューヒカリの「WALL BASE」で壁面に固定した2×4材に壁面用ブラケットをネジ留めします。付属の木ネジでは長すぎ。一方で、手元にあったネジでは頭が小さすぎるので、ワッシャーを2枚噛ませて留めました。ちなみに、壁面用ブラケットのネジ穴は直径が8mmあります。
Echo Showを挿し込んで設置完了

壁面用ブラケットにディスプレイ用ブラケットを取り付けたEcho Show 15を上から挿し込み、最後に固定ボルトを締め付けて設置完了。
比較的スムーズに回転

金具単体ではかなり力を入れないと回転しませんでしたが、2×4材にディスプレイを取り付けた状態なら片手でもスムーズに回転できます。
横向きで画面が表示できた

Echo Show 15を回転させると、スマホやタブレットのように自動的に画面が横向きで表示されました。ピン留めは叶わなかったものの、画面を回転させたいという私のニーズは満たされたと言えるでしょう。
画面は少し手前に傾く

ちなみに、モニター壁掛け金具を使ってEcho Show 15を掛けると、画面が少し手前に傾きます。縦向きにした場合で約1度と僅かですが、34インチのディスプレイだともっと傾きが大きくなるかもしれません。
壁からの距離

上図はEcho Show 15をモニター壁掛け金具と2×4材とWALL BASEを使って壁に取り付けた場合の上下端の距離を測ったものです(写真は中央寄りに数値を配置していますが実際は縦向きにした場合の上下端の数値です)。
モニター壁掛け金具と2×4材とWALL BASEを使うと、壁からの距離は70mm前後となります。なお、モニター壁掛け金具のみの場合は30mm弱と言ったところです。
Echo Show 15の厚みは35mmなので、トータルでは110mm前後、手前に飛び出すかたちとなります。モニター壁掛け金具のみの場合は60mm程度ですね。許容できる程度かどうかは個人差があるところでしょう。
壁美人を取り外す

これにて実験終了…にしようかと思っていたのですが、せっかく買ったモニター壁掛け金具なので、これまでEcho Show 15を石こうボードに固定するのに使っていた壁美人の専用金具(WSKB-ES15)を取り外して、石こうボード壁用アンカーの「カベロック」で取り付けることにしました。
ステープルの針穴は目を凝らさないと分からないレベルです。
下地や配線がないか確認

カベロックを埋め込む前に、壁の中に下地や配線がないか下地センサーで確認します。
下地は取り付けたい位置から10cm以上離れたところにあり、配線も少し離れたところなので問題ありません。
カベロックを壁に設置

安全が確認できたので、カベロックを埋め込みます。その際、壁紙を切ってめくり上げておくと、カベロックをねじ込む際に壁紙を巻き込むことがなく、また使用をやめる際に壁紙でカバーすることができるので便利です。
壁面用ブラケットを取り付け

カベロックの上から壁面用ブラケットをビス留めします。
Echo Show 15を挿し込んで完成

ディスプレイ用ブラケットを取り付けたEcho Show 15を挿し込んで完成。
回転させる際に壁面用ブラケットが少しズレるのが気になって滑り止めシートを挟んでみたのですが、残念ながら効果はありませんでした。
少し立体感が出ました

壁美人で取り付けていたときと比較すると30mm近く出っ張るので、少し立体感が出ました。でもまあ、これくらいなら個人的には許容範囲です。
ちなみに、電源コードは画面が回転できるように少しゆとりを持たせた状態でマステで壁紙に貼り付けています。
回転できるようになって便利

何よりEcho Show 15の画面が回転できるようになったことが良かったです。これで少しはEcho Show 15が活躍する場面が増えるんじゃないかと思っています。
というわけで、サンワサプライの「モニター壁掛け金具100-LAW001」と石こうボード壁用ピンを使ってEcho Show 15を壁に取り付けるという当初の目的は達成できませんでしたが、WALL BASEと2×4材を使ってならOKということが分かりました。
アイワ金属の「STAND BAR」や平安伸銅工業の「LABRICO 浮かせる家具強力ブラケット」を使っても良いかもしれません。もっとも、壁に穴を開けても大丈夫ならカベロックを使ったほうが無難です。
Echo Show 15だけでなく、モニターをデジタルサイネージのような感じで使うときなどにも、この金具は重宝するのではないでしょうか。できるだけ厚みを出したくないときにオススメです。
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