少し前に発売されたIKEAの「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」というベッド下に置く合板でできた引出し。少し気になって発売直後にIKEA鶴浜店に見に行ったものの、フラットパックはセルフサービスエリアにありましたが、組み立てた状態の商品は店頭にありませんでした。
そこで日を改めて再訪し、ようやく実物を見ることができました。今回はその感想を述べたいと思います。
※この記事は2017年10月9日時点の情報に基づいています
IKEA・SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き
「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」は基本的に同じシリーズのベッドフレーム専用の商品です。そのため、どんなシングルベッドの下にも置けるというわけではなく、使い道はかなり限定されています。
でもこれ、割りと頑丈そうに見えるので、子供がお絵描きテーブルに使うのもアリじゃないかと思ったんです。天板サイズは62cm四方で十分だし、高さも36cmと割りと低めなので、サイズ的には良い感じです。引出しにオモチャやお絵描きセットを入れても良さそう。そんな風に思ったので気になったわけです。
店頭で実物を確認してみると、天板はハニカム構造でシッカリとしており、お絵描きテーブルとして使うには申し分ないことが分かりました。ただ、表面材はマット調のフォイル仕上げなので、質感は悪くないのですがちょっと汚れやすそうです。それに、キャスター付きで移動が楽な反面、子供が上に乗って遊ぶ可能性を考えると、ちょっと危ないと思いました。
よって、「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」は子供のお絵描きテーブルとして使えないことはないものの、基本的にそういう使い方はオススメできないという結論に至りました。
IKEA・VARDÖ(ヴァルドー)ベッド下収納ボックス
ちなみにIKEAには元々、「VARDÖ(ヴァルドー)ベッド下収納ボックス」というベッド下収納ボックスがあります。「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」のように外箱がないため、こちらのほうが価格が手頃です。
ただ、マットレスからの湿気やホコリの進入を防ぐために上面はシートをホックで留める必要があり、そういった煩わしさをなくすために「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」が投入されたのかなと思います。
なお、「VARDÖ(ヴァルドー)ベッド下収納ボックス」は高さが18cmと低いので一般的なシングルベッドの下に置きやすい寸法ですが、「SLÄKT(スレクト)収納ボックス キャスター付き」の投入と同時に廃番にするつもりなのか、IKEA鶴浜店では半値(4,000円→2,000円)の処分価格となっていました。
IKEA・SLÄKT(スレクト)シートモジュール 収納付き
スレクトシリーズには収納ボックスと同時に「シートモジュール 収納付き」という商品もリリースされています。こちらもスレクトシリーズのベッドフレームの下に収めるためのもので、上に座ったり、座面を外せば収納ボックスとして使うこともできます。
巨大なキャスター付き収納スツールといったところですが、いかんせん61cm四方と大きく、上に座っても大丈夫なように作られているため、フタ(座面)が結構重いです。あまり頻繁に出仕入れする必要がないシーツなどを収めるには良さそうです。
IKEA・SLÄKT プーフ/マットレス 折りたたみ式
収納グッズではないのですが、個人的に面白いなーと思ったのは同じシリーズの「SLÄKT(スレクト)プーフ/マットレス 折りたたみ式」です。スレクトのラインナップにはベッドフレームの下に収納可能なアンダーベッドもあるのですけど、それとは別にこのような折りたたみ式マットレスがあるのですね。
「SLÄKT(スレクト)プーフ/マットレス 折りたたみ式」の折りたたみサイズは、幅62×奥行48×高さ36cm。このサイズならクローゼットに収めることもできます。
また、広げたときの大きさは幅62×奥行193×高さ9cm。かなり幅が狭いのでお行儀良く寝る必要がありますし、ただのウレタンなのでお世辞にも寝心地が良いものとは言えませんけど、ゲスト用のマットレスとして使うにはアリかもしれません。
以上紹介しました通り、「VARDÖ(ヴァルドー)ベッド下収納ボックス」は汎用的なベッド下収納として使える可能性がある一方、「SLÄKT(スレクト)」シリーズの収納は基本的にはスレクトのベッドフレームにしか使えません。しかしながら、スレクトシリーズのラインナップはどれもユニークなので、収納メインで考えるなら選ぶ価値のあるベッドと言えるでしょう。
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