出典:イオン
イオンリテール株式会社が衣料品の下取りキャンペーンを、本州・四国の総合スーパー「イオン」329店舗で実施します。不要な衣料品をイオン直営衣料品売場に持ち込むと、衣料品購入の際に利用できる「5%・10%OFFクーポン」がもらえます。期間は2015年3月20日(金)から24日(火)までの5日間です。
※この記事は2015年3月7日時点の情報に基づいています
2022/05/17追記:イオンリテールの衣料品下取りキャンペーンは2017年を最後に実施されていないようです。
世界的規模でリサイクルに取り組む「アイコ」との共同事業
今までにもスーパーなどで古着などを引き取ってくれて代わりに商品を値引きしてくれるキャンペーンってありましたが、正直、引き取られた古着などはどうなるのかよく分からない感じのところが多かったように思います。しかし今回イオンがパートナーに選んだのは、世界的規模でアパレル製品のリサイクル事業に取り組んでいる「アイコ」(本部はスイス)。引き取られた古着は7割がリユースされ、残りは破断してリサイクル、カーペットなどほかの繊維製品に生まれ変わります。
システムとしては店舗で回収された古着をアイコが買い取り、店舗はその代金を原資に商品の値引きをするようです。
日本では既にH&Mがアイコとパートナーシップを結び、2013年から古着の回収ボックスを設置しています(3,000円購入につき500円値引きのクーポンを進呈)。 他にもいくつか提携して回収ボックスを設置している店舗があるようですが、大手ではアメリカなどでは展開していても日本ではまだというケースがほとんどのようです。
H&Mが取り組んでくれているということはもちろんうれしいことなんですが、やっぱり一般的にはイオンのほうが身近なので、買い物のついでに気軽に持込しやすいのが良いですね。しかもリユースしてくれるなら資源を効率的に活かしてくれそうです。欲を言えば5日間限定のキャンペーンと言わずに、これからずっと取り組んで欲しいですね。
普通に身に付けられそうな衣料品なら下取りOK!下着や靴はNG
リユースを前提とすると、気になるのはどの程度の衣類なら引き取ってくれるかということでしょうか。せっかく持っていっても「これはちょっと…」なんて言われたら恥ずかしいですもんね。でも意外と幅広い種類を引き取ってくれるようです。
下取りしてくれるもの
スーツ・ジャケット・スラックス・パンツ・スカート・ポロシャツ・シャツ・ブラウス・セーター・カーディガン・トレーナー・フリース・コート(ウール・ダウン・皮革)・ジャンパー・ブルゾン・手袋・ブレザー・ベスト・ジーンズ・スカート・パジャマ・ベビー服・マタニティウェア・学生服・セーラー服・体操服・スキーウェア・着物・浴衣・甚平・水着・マフラー・手袋など
下取りできないもの
破れがひどいものや濡れている衣料品・肌着、下着類・カバン類・リュック・靴・帽子・ハンカチ・傘・ベルト・ペット衣料またはペットに使用した衣料品・おむつ類・ぬいぐるみ・タオル・風呂敷・カーテン・寝具類・作業服・着物や浴衣の帯・タイツ・ストッキング・スイムキャップなど
本来、アイコは靴なども引き取ってくれるそうなので、イオンには今後もっと頑張ってもらって引取り可能な種類を増やしていってもらいたいですね。
なお、クーポンは1回の下取りにつき1枚進呈。下取りキャンペーンの期間は2015年3月20日(金)~24日(火)ですが、クーポンは同年4月5日(日)まで対象店舗で使用可能とのこと。また、下着の下取りはできませんが、クーポンで下着も10%引きで購入可能。イオン直営の衣料品売場のほとんどの商品が10%引きですが、ベビー寝具や雑貨など一部商品は5%引きとなるようです。
2024/06/05追記:2024年6月5日から全国のイオンモールにて不要品回収ボックスを順次常設し、衣料品や雑貨などを回収する取り組みが始まりました。ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」のスキームを活用し、2024年度中に全国のイオンモール約90店舗で約1,000トンの回収を目指すということです。なお、クーポンの発行などについては言及がありません。詳細は下記をご覧ください。
全国のイオンモールで資源循環サービス「PASSTO」を導入し、衣類・雑貨の不要品回収を開始
株式会社ECOMMITのプレスリリース(2024年6月5日 11時07分)全国のイオンモールで資源循環サービス「PASSTO」を導入し、衣類・雑貨の不要品回収を開始
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