昨今のDIYブームで再び注目されている「有孔ボード」。インテリアに有孔ボードを使っているだけで何となくDIYっぽく見えるし、ライフスタイルの変化に応じてフックなどの位置を変えられるので合理的でもあります。
有孔ボード自体は昔からあるものですが、以前と違うのは今は質感が良い有孔ボードやフックが増えていることです。以前は白や黒のラッカーで塗装した合板や無塗装のシナ合板の有孔ボードしかありませんでしたけど、最近は天然木の突板を使ったウレタン塗装の有孔ボードもありますし、フックもスチールそのままではなくアンティーク風のものやさまざまなバリエーションのものが増えています。
でも、有孔ボードを壁に取り付けるのって結構面倒臭いんですよねー。基本的にはフックの根元を穴に挿すため、壁から少し離して取り付ける必要があります。そのための専用のパーツは石膏ボード壁に対応していないことが多いので、そうなると突っ張り棒で固定するなどする必要があるのです。
※この記事は2017年5月8日時点の情報に基づいています
ベルメゾン・設置簡単壁掛け有孔ボード
その点、ベルメゾンの「設置簡単壁掛け有孔ボード」を使えば、簡単にDIY風の有孔ボードを石膏ボード壁に取り付けることができます。取付方法は前回紹介した「設置簡単壁掛けボックス」と同じで、取付パーツを仮止めし、小釘を数本打って、スライドさせてロックするだけです。
設置簡単壁掛け有孔ボードは、切りっぱなしの有孔ボードと違って角が丸く加工されているので、見た目にオシャレなだけでなく安全なところが良いと思います。また、背面の角部にはシリコンのクッションが貼り付けられているので、壁を傷める心配がほとんどありません。
カラーはブラック、ホワイト、ナチュラルの3色があるのですが、オススメはナチュラルです。ブラックとホワイトはMDF合板にブラックまたはホワイトのウレタン塗装を施しているのですが、ナチュラルはメープルの突板にウレタン塗装を施しているので天然木の風合いを楽しめます。3色とも価格は同じですから、普通に考えればナチュラルのほうがお得でしょう。
設置簡単壁掛け有孔ボードは、45×45cmサイズが税込4,990円、60×45cmが同5,990円となっています。和気産業の穴あきボードに比べると高価ではありますが、壁への取付方法で悩むことがなく、フックも付属していることを考えれば、お手軽なパッケージだと言えるでしょう。逆に、できるだけコストを抑えたい、フックなどを好みに応じてチョイスしたいなどという場合は、和気産業の穴あきボードなどを使ったほうが良いと思います。
今回紹介した以外にもベルメゾンの設置簡単壁掛けシリーズには他にもたくさんのバリエーションがありますが、個人的には「設置簡単壁掛けマガジンラック」が気になっています。いま使っているレックのDECOシリーズのマガジンラック(廃番)は妻が雑誌を詰め込みすぎて、時々外れそうになっているもので(苦笑)
とまれ、何でも詰め込みすぎはいけません。いま使っているのが壊れてから、もしくは詰め込みグセが直ってからにしようと思います。
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