私が事務所として使っていた建物の解体工事がいよいよ始まりました。祖父の代に建てて築78年を迎える平屋です。
重機を操るのは三軒隣の土政建材店の松本社長。解体と建材販売に精を出すだけでなく、地元の祭りやPTAで役を務め、料理も上手なナイスガイ。私の一つ下で、ボーイスカウトでは同じ釜の飯を食った仲でございます。
彼に任せさえすれば、来週中には綺麗サッパリ更地に仕上げてくれることでしょう。河内長野市一帯で木造建屋の解体工事をご検討の際は、ぜひ土政建材店にご相談ください。
※この記事は2019年10月3日時点の情報に基づいています
家はいろんなネットワークに繋がっている!
自宅の建築の前にまず解体。解体前には引越し。最初はそんな風に簡単に考えていました。
しかし、解体をするにあたっては多くのライフラインを断ち切る必要があったんですね。「こんなにいろんなものと繋がっていたのか!」と改めて気付かされました。
ガス管
まずはガス管の切断。事務所ではもう15年ほどガスを使っていなかったので、河内長野ガスには「工事はいつでもOK」と伝えました。
しかし、これは失敗。引越し前に駐車場に杭を打たれたので、車を停められなくなってしまいました。
NTT電話回線
続いてNTTの電話回線の撤去工事。ここ10年近くはeo(イオ)の光回線を使っていたのでNTTは使っていなかったのですが、それでも無料で撤去してくれるのはありがたいことです。
JCOM有線放送回線
収納マンが事務所として使っていた建物はほぼ同じ間取りが2軒繋がっておりまして、数年前まで隣には別の方が入居していました。一連の撤去工事中に、その方がJCOMを契約していたことが判明し、有線放送の回線を撤去。雨の中、ご苦労様でした。
eo光回線
続いてeoの光回線。ここまではすべて無料でしたが、eo光は新築後もeo光を利用しなければ撤去工事費用を請求されるということです。いやー、”行きはよいよい、帰りは恐い”とはこのことでしょうか(苦笑)
有線TVアンテナ回線
このあたりは近所にある文化会館の影響でテレビの電波障害があるため、有線放送でテレビを見ることになっています。そこで河内長野市役所に問い合わせると、撤去工事業者としてNHKテクノロジーという会社を指定されました。撤去は無料ですが、新築後にまた回線を引くには5万円ほど掛かるということです。さすがNHK、ボロ儲けですね(笑)
電気回線
ここまではすべて撤去工事に立ち会う必要があったのですが、関西電力だけは立ち会うことなく知らない間に撤去が完了しました。実際のところ、連日のように現地に足を運ぶのは面倒なので、立ち会う必要がないというのは助かります。
以上の通り、ガス、NTT、JCOM、eo光、有線TV、電気と、計6本のライフラインを断ち切りました。実際に私が最近まで使っていたのはeo光と電気だけだったのですけど、過去にいろんな人にお世話になっていたんだと改めて思いました。
残るは上下水道だけですが、これは解体工事で必要になるのでそのままです。また新築後は電気やeo光などを開通させる必要があります。そう考えるとちょっと面倒ですけど、家もそこに住む人間も社会との繋がりは切っても切れないのですねー。
10月10日、キレイに更地になりました
着工から10日後、きれいサッパリ更地になりました。今のところ基礎工事は11月中旬から、建物の引き渡しは2月中旬の見込みです。そこから外構工事が始まって、引越しは4月中旬になると思います。
ご近所の方々にはご迷惑をお掛けしますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。
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