突っ張り棒が本格的なインテリアに!「DRAW A LINE」照明パーツ発売

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DRAW A LINEスペシャルトークライブ

つっぱり棒で国内シェアの約半分を占める「平安伸銅工業」とクリエイティブユニット「TENT」がコラボして出来上がった「DRAW A LINE(ドロー・ア・ライン)」。従来、つっぱり棒は生活を便利にするための道具でしたが、「DRAW A LINE」は生活に潤いを与えるつっぱり式のインテリア用品と言えます。

「DRAW A LINE」は今年の4月に発売されて以降、マスコミでもたくさん取り上げられたこともあって順調な売れ行きとなっています。そして、6月からは満を持して照明パーツ(発売時は3種)が発売されることとなりました!

それを記念して、昨日、大阪の「タカムラワイン&コーヒーロースターズ」で、平安伸銅工業の社長と常務、TENTの治田将之氏と青木亮作氏による、スペシャルトークライブが開催されました。

トークライブでは「DRAW A LINE」の開発裏話が披露され、ここに至るまでは必ずしも順風満帆とは言えなかったことが明らかにされました。その内容をここでお伝えするのもやぶさかではないのですが、今回はそれよりも平安伸銅工業とTENTの苦労の結晶と言える「DRAW A LINE」を間近でシッカリと見てきましたので、それについてご報告させていただきたいと思います。

※この記事は2017年5月28日時点の情報に基づいています(2023年8月7日一部更新)

 

DRAW A LINE 008 Lamp B 横専用

DRAW A LINE 008 Lamp B 横専用

やっぱり気になるのは新商品の照明パーツでしょうということで、こちらが「DRAW A LINE」の「002 Tension Rod B」を横方向に突っ張ったときに取り付け可能な「008 Lamp B 横専用」です。

こちらではLEDクリア電球が使われていましたが、電球は別売となっています。その割りにはなかなかお値段は高くて税込33,480円35,750円。しかし、ディテールはまったく妥協がありません。

スイッチはトルグ式

トルグスイッチ

たとえばスイッチはトルグ式が採用されています。これ自体、別に高価なものではありませんが、スイッチ部分全体に汎用品を使わなかったことでかなりコストが掛かっていることが想像できます(写真は縦専用の「009 Lamp C」のもの)。

レトロな布巻きコード

コードとコードベルト

電源コードはこたつのコードみたいに布で巻かれたものですね。また、コードがぶらぶらしないようにマジックテープ式のコードベルトが付属しています(写真は縦専用の「009 Lamp C」のもの)。

ベルトホルダー付属

ベルトホルダー

壁にホッチキスで留められる同様のベルトホルダーも付属しています。さすがに至れり尽くせりです。

照明そのものに注目せずにこんなところばっか見ている私ってホントにお馬鹿だなーと思うわけですが(苦笑)、こういうディテールを見れば見るほど、3万円を出す価値はあると感じます。

DRAW A LINE 009 Lamp C 縦専用

DRAW A LINE 009 Lamp C 縦専用

手前に写っているのが「DRAW A LINE 009 Lamp C 縦専用」ですね。前述の「Lamp B」や「Lamp A」は左右に突っ張ったところに取り付けて使用しますが、「Lamp C」は天地に突っ張ったところに取り付けするので、玄関やリビングの隅など、天井さえあればどこにでも取り付けることができます。

価格は税込34,560円36,850円で、基本的なディテールは前述の「Lamp B」と同様です。「Table A」と組み合わせた雰囲気が実に良い感じです。

 

004 Shelf A / 005 Shelf B

004 Shelf A / 005 Shelf B

ついでに先ほどの写真で後ろに写っていたシェルフも紹介しておきましょう。左が「004 Shelf A」、右が「005 Shelf B」です。

テンションロッドに乗せるor吊るす

004 Shelf A / 005 Shelf B

「Shelf A」は棚板の奥側をテンションロッドの上に乗せ、手前側から壁側に伸びたフレームで下から支える構造、「Shelf B」は手前側からテンションロッドに向かって伸びたフレームで吊り下げ、棚板の奥側が壁に接して支える構造になっています。

合理的に考えればどちらか一方だけでも良かったんじゃないかと思うんですが、どちらも用意してしまうというこだわりっぷりが素敵です。

壁の養生もバッチリ

壁に接する部分にはゴムキャップがついている

フレームの壁に接する部分にはシリコン製と思しきゴムキャップが付いています。

シェルフは天然木の積層合板

シェルフは合板

シェルフは天然木の積層合板で、質感がそれっぽく仕上がっています。木目からするとシナ合板でしょうか。あー、ちゃんと聞いてくれば良かった…。

 

マットホワイト色も見てきました!

DRAW A LINEマットホワイト色

試作品の段階では見れていなかったマットホワイト色も見ることができました。ただし、照明パーツのマットホワイト色は発売日がまだ明らかになっていません。

ロッドの端部はこんな感じ

マットホワイト色のテンションロッドの端部

マットホワイト色の「001 Tension Rod A」の端部(大丸キャップ)です。マットブラック色だと分かりにくいですが、ホワイト系だとこうやってクローズアップして見ても非常に丁寧に仕上げられていることがよく分かります。

なお、壁面への固定方法は”世界初の壁面固定方式(特許申請済み)を採用”。こういうのはたまりませんな~(笑)

味のある真鍮のネジ

真鍮のネジ

真鍮のネジはメッキをせずに地金むきだしですので、このように味のある感じになっていきます。

従来のつっぱり棒と比較してスッキリとした印象のスクリューロック方式となっています。決して小さくはないんですけど、全体のデザインを損なわないどころか逆に引き立てています。

 

いや~、「DRAW A LINE」は見れば見るほど素晴らしく、その素晴らしさを語り始めたらキリがありません。というわけで、今回はこれくらいにしておきましょう。

我が家には今のところ設置するのに適当な場所がないのでまだ買いませんが、これは絶対に買いますよ!「DRAW A LINE」はつっぱり棒とオプションパーツと考えると割高感を感じてしまいますけど、こだわりのインテリア用品と考えれば決して高くはないと思います。

それでもやっぱり照明パーツに3万円オーバーというのはさすがにちょっと手が出にくいですけどね(苦笑)頑張って貯金しておきたいと思います!

なお、今回は「DRAW A LINE」の照明パーツの発売記念イベントだったわけですが、既に次の展開に向けて開発が進んでいるそうです。これからも「DRAW A LINE」の動向から目が離せないですね!

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