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ニトリ、IKEA、シマホで!予算5万円で買える3人掛けソファ比較

前回、「ニトリ、IKEA、シマホで!予算5万円で買えるダイニングセット比較」を取り上げたところ、思いのほか反響がありました。なので、今回は同じように3店のソファを比較したいと思います。

ただ、パッと見て構造や材質が分かるダイニングセットと異なり、ソファの中身はブラックボックスです。また、座り心地やサイズ感など好みが分かれるところだと思います。そのため、単純に比較することが難しい商品です。

そこで今回は、ニトリ、IKEA、シマホそれぞれの予算5万円くらいの3人掛けソファを簡単に紹介したうえで、ソファの内部構造について説明を加えたいと思います。

※価格はすべて2018/05/06現在のもの

 

ニトリ・ヒル2

まず最初はニトリの「ヒル2」から。材質は不明ながらこういう木部フレームを使ったデザインで税込49,900円という価格を実現できることは素直に驚かされます。

しかも、ゴム製のウェービングテープの上にコイルスプリングというクッション構造に加え、この価格帯にしては厚手の布地を使用しているため、お値段以上の耐久性が期待できます。

 

ニトリ・NシールドA3

お次は経済誌などでも販売好調と報じられたNシールドを採用した「NシールドA3」、こちらも税込49,900円です。Nシールドは引っかき傷に強い合成皮革で、ペットを飼っているお宅にはもってこいというものですね。

割りと地味なデザインながら、この価格でポケットコイルとSバネのダブルスプリング構造。10年くらい前にはとても考えられなかったことです。



IKEA・KIVIK

続いてIKEAからは布張りの「KIVIK(シーヴィク)」、税込47,990円。個人的には日本の住宅には大きすぎるんじゃないかと思いうのですが、もちろん家それぞれ事情が違いますから、むしろこれくらいのほうが良いというお宅もあることでしょう。

ともあれ、シーヴィクをはじめIKEAのソファのほとんどは、どんなスプリングが使われているか表示されていません。スプリングが使われているはずなのに表示されていないものもあるようで、シーヴィクに関しても不明です。

 

IKEA・KARLSTAD

IKEAの「KARLSTAD(カルルスタード)」は一応2人掛けとなっていますが、3人が十分掛けられるサイズです。布張りで、価格は税込52,990円。

座面には高反発ポリウレタンフォームとポリエステルわた、背もたれにはポリエステル繊維と柔らかめのポリウレタンフォームを使用しており、前述のシーヴィクよりも全体的にソフトな座り心地となっています。

 

シマホ・シフォン

シマホ・シフォン
出典:シマホ

5万円以下でもラインナップが充実しているニトリやIKEAに対し、シマホ(島忠ホームズ)は選択肢がほとんどありません。もっとも、実際にはシマホの売場にも5万円以下のものはありますし、普通に考えてマトモな3人掛けソファを5万円という予算で買うのは無理があるというものですが。

ともあれ、シマホの「シフォン」(税込49,800円)はこの価格帯ではかなりの売れ筋であろうと思われます。合成皮革張りでポケットコイルとSバネのダブルスプリング構造ということもさることながら、3種類の脚が選べるだけでなく、幅167cmの2.5人掛け、幅175cmもしくは幅185cmの3人掛けが選べ、狭い日本の住宅にもフィットしやすいからです。

 

シマホ・ヨランダ

シマホ・ヨランダ
出典:シマホ

最後は「ヨランダ」、こちらも税込49,800円です。シマホのホームページでは詳しく書かれていませんが、布張りでSバネ+ウェービングベルトという構造になっています。

なお、こちらのヨランダと前述のシフォンはシマホのオリジナル商品ではなく、ほかの家具店でも取り扱われています。シフォンについてはメーカーを特定できませんでしたが、ヨランダは九州大川のサンコウというメーカーです。

 

ソファの内部構造について

冒頭でも申し上げた通り、ソファーは中身を切り開いてみないと良し悪しが分かりません。どんな材料を使っていると簡単に説明されても、それだけで分かるものではないのです。だからこそベッド同様に、ブランドが非常に重要になってきます。

私自身はIKEAのソファを分解したことがないので、中身を実際に見たことはありません。それを知るには、雑誌「MONOQLO」を発行する晋遊舎のweb媒体「360.life」の記事が参考になるでしょう。

格安ソファNO.1決定戦[解体・決着編] ニトリ 2万円ソファが新生活に最適です!
ニトリ、無印、IKEAの最安ラインソファ徹底比較企画。これまで[座り心地編][デザイン編]をお届けしましたが、ここでは各ソファの内部構造に迫ります。そこで明らかになった格安ソファの真の姿とは……。2人がけソファのベストモデルの座は果たして……? 緊迫のクライマックス、どうぞご覧ください!

こちらの記事で取り上げられているのはニトリ、IKEAの2万円前後のソファですが(無印良品は5万円台)、まあだいたいこんなものだろうと思います。

記事ではややトンチンカンな指摘が散見されますが、注目して欲しいのはやはり海外で作られたものであっても日本人が設計したほうが細かいところまで耐久性についてよく考えられている点です。

ニトリの「Nパック」という2人掛けソファの場合、座面はSバネの上にウェービングテープ、メッシュ状のシート、チップウレタン、ソフトウレタン、ポリエステルわたという、6層構造になっています。対してIKEAの「KLIPPAN(クリッパン)」はというと、Sバネ、メッシュ状のシート、ウレタン、ポリエステルわたという4層構造です。一応、ウレタンは3層構造になっていると記されていますが、正しくは同じ硬さの板ウレタンを3枚重ねただけではないかと思います。

「360.life」の記事で指摘されている通り、ニトリのソファは”「予算はそんなにかけてないけど、できることはすべてやった!」感”がある一方で、IKEAのソファは”「板にウレタンを貼った」という大ざっぱな印象はぬぐえません”。商品によっては一概に言えないと考えられるものの、総じてニトリのほうが見えないところまで丁寧に作っていると言えるのではないでしょうか。

 

高級ソファはともかく、予算5万円程度で買えるソファの中身をうかがい知る機会はほぼありません。また、売場でちょっと座ったくらいでは、耐久性を知ることは困難です。

ポケットコイルを使っているなどといったスペックだけで判断することも不可能です。単に良い材料を使っているということだけでなく、むしろそれがどれだけ丁寧に組み立てられているかのほうが重要です。

ちょっと座って座り心地が良いと感じるソファは、長く座ると腰が痛くなったり、1~2年でヘタってしまうこともあります。5年以上使えるソファを買おうと思ったら、上辺だけでなくブランドの信頼性を考慮したほうが良いと言えるでしょう。

 

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