IKEAのスチール棚「HYLLIS(ヒュッリス)」のコスパをカラーボックスと比較してみた

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税込1,999円(※下記注)とかなりお買い得感のあるIKEA(イケア)のスチール棚「HYLLIS(ヒュッリス)」。他ではこの値段で買えるスチール棚はまずありませんし、一般的な3段カラーボックスよりも少し高いという程度の値段です。

もちろんカラーボックスにはカラーボックスの良さがあるので一概にこちらのほうが良いという話ではありませんが、カラーボックスと比較してIKEAのヒュッリスの素敵なところを5つ挙げてみたいと思います。

2022/06/21追記:上写真の60x27x140cmサイズの現在の税込価格は2,799円です。

 

幅60cmだから何でも収めやすい

「一番最初に挙げる素敵ポイントがそこ?」とツッコミを受けそうですが、ヒュッリスの幅が60cmあることはとても良いことだと思います。逆説的ではありますが、私があまりカラーボックスが好きじゃない理由は幅が40~44cmだからです。その幅だと大きめの箱が入らなかったりしますが、幅60cmだとたいていのモノは収まります。また、小物であっても一列にズラッと並べやすいのです。

インテリア的な観点から言っても、幅は広ければ広いほど見た目が良いと言えます。ただしあまりに幅が広すぎると置く場所を選ぶので、狭い日本の住宅の場合は60~90cmくらいがちょうど良いのです。

A4ファイルも楽々入る高さ

ヒュッリスの棚板はすべて固定式となっており、棚板の高さを変えることができません。そのためモノをスペース効率良く収めることには向いていませんが、一般的な3段カラーボックスと違ってA4ファイルも収めることができます。もちろん雑誌もOKです。

この高さはインテリア的な観点でも有利です。ヒュッリスは背板のないオープンラックですから、小物を置いた場合に後ろの壁が見える面積が広くなります。そうすると部屋に奥行感が生じて圧迫感をあまり感じなくて済むのです。スペース効率は良くありませんが、部屋を狭く感じさせないことに一役買うのです。

 

亜鉛メッキだから屋外使用もOK

一般的な室内用収納グッズは屋外に放り出すと使い物になりませんが、ヒュッリスは亜鉛メッキのスチールでできているので屋外でも使用できます。不要になったり見た目が悪くなった収納グッズを屋外に放置することはよくありますが、ヒュッリスであれば屋外で第二の人生を歩ませることもできるわけですね。

それだけでなく、屋外でも使用可能なタフさを活かせば、キッチンや洗面脱衣所での使用にも適していると言えます。こんなに安いのにヘヴィーデューティーに使えるというのはとても良いですね。カラーボックスは合板でできていますのでこういう使い方はできません。

 

低価格で男前インテリアに使える

ヒュッリスは亜鉛メッキのスチール製のシンプルなオープンラックなので、見た目は少々無骨です。ですが逆に言うと、男前インテリアのベースとして活用するにはもってこいの素材だと言えます。しかもこの低価格ですから、何台も並べても懐をあまり傷めません。

線の細いヒュッリスなら目一杯モノを収めてもあまり圧迫感がなく、観葉植物やウッド系のアイテムを乗せても自然な感じです。ちょっと強引に穴開け加工してアレンジしても面白いのではないでしょうか。言わずもがな、カラーボックスはチープなだけで男前な感じはないですね。

 

棚板耐荷重25kgで丈夫

以前に紹介したIKEAの低価格スチール棚「LERBERG(レールベリ)シェルフユニット」はインテリア的にオシャレであるものの棚板1枚あたりの耐荷重は10kgしかありません。しかしヒュッリスは同じく25kgもあるので丈夫です。

もっともこれはIKEA基準ですから、日本メーカーに言わせれば実際は半分程度と解釈するのが妥当でしょう。それでも12.5kgは大丈夫なわけですから、たいていのモノなら大丈夫と言えます。ちなみに、アイリスオーヤマの3段カラーボックスは耐荷重が棚板1枚あたり30kgとなっていますが、これは木製でも幅が41.5cmと狭いからです。幅60cmになるとせいぜい10kg程度になります。

 

以上のように、コストパフォーマンスが高いことで定評のあるカラーボックスと比べても、IKEAのヒュッリスは非常にコストパフォーマンスが良いと言えます。

ヒュッリスは幅も高さも3段カラーボックスの約1.5倍、そして価格も約1.5倍です。サイズ感だけで見てもその価値は十分ありますし、インテリア的に見てもカラーボックスより優れていると言えるのではないでしょうか。

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