我が家のシステムキッチンはリクシルの「AS(エーエス)」です。特筆すべき機能はないものの、シンプルで使い勝手には十分満足しています。
しかし、ひとつだけ使いにくいところがあります。シンク下の引出し手前にキッチンツールを収納するポケットが付いているのですが、仕切り板がないためキッチンツールが斜めになってしまうのです。ご覧の通り、めん棒なんて底に横たわってしまっています。
イノマタ化学の「ドアポケット用仕切り2P」をセリアで買ってきて、カットしてポケットを仕切ってみたりもしたのですが、ポケットが深いのであまり役に立っていません。フライ返しなどを手に取るたびにプチストレスを感じていたので改善することにしました。
※この記事は2021年1月7日時点の情報に基づいています
ポケットの仕切り板の作り方
主な材料は100均のPPシート
いろいろな方法を検討したのですが、今回はPPシートを使うことにしました。セリアのほか、ダイソーなどでも購入できます。
PPシートをカットする
PPシートをカッターナイフで切ります。ただ切断するだけでなく、のりしろの部分を折り曲げられるようにうっすらと折れ線を入れないといけません。カッター付き定規が滑りやすいだけでなく、老眼が入ってきた私にはやや難易度が高い作業です(苦笑)
カットして両面テープを貼る
先ほどカット&折り目を付けたPPシートを上写真のように折り曲げます。底に行くほど狭くなっているので斜めにカットしないといけないんですね。おまけに、折り目は片面ずつ入れないといけないので、これが微妙に難しいんです。
上写真のように折り曲げたら、のりしろに両面テープを貼ります。今回は手元にあったニトムズの「はがせる両面テープ(T3830)」を使用しました。100均のものでもまったく問題ないと思います。
ポケットに仕切り板を貼り付ける
そうして出来上がった仕切り板をポケットの内側に貼り付けます。底のほうは手が届かないので、キッチンツールの柄の部分を押し当てるなどして接着します。
ポケットに仕切り板を設置完了
同様にして仕切り板を4枚作り、3つのポケットに貼り付けました。その様子が上のBefore→After写真なんですが、めん棒が立っている以外はほとんど違いが分かりませんよね(苦笑)
でも、使い勝手は格段に良くなりました。キッチンツールがそれぞれちゃんと立っていて、ごちゃ混ぜにならず、必要なモノがサッと手に取ることができるからです。
ちなみに、左側の変形アシストポケットには純正の仕切り板(NAPタテシキリX)が用意されています。しかしながら、1枚あたり1千円以上ととても高価です。おまけに、ポケットの内側に凸部があるところにしか設置できません。小さいほうのポケットには取付不能です。
その点、100均のPPシートで仕切り板を作ればコスパは良いです。手間は掛かるし、意外と難易度が高いものの、材料や手順自体はシンプルです。
なお、我が家のリクシル「AS」は同社「アレスタ」をベースに開発されたビルダー(工務店)専売モデルです。アレスタのほか、「シエラ」も標準仕様は同じポケットを採用しているようなので、同じ方法で仕切り板を設けることができると思います。是非お試しください。
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