コストパフォーマンスに優れた収納家具と言えば、もっとも代表的なのはルミナスラックなどのスチールワイヤーシェルフです。
収納家具には様々なものがありますけど、重量物を置くことができて、しかも棚板の移動が自由自在というものは、他になかなかありません。また、組み替えやオプションパーツを使っての拡張ができるというメリットもあります。それでいて価格は手頃で、様々な用途に使うことができますので、やっぱりコスパ最強の収納家具だと思うわけです。
ただ、スチールワイヤーシェルフって一般的にギンギラ銀なんですよねー。これが私もちょっと気になるところです。
ところが、遅ればせながらドウシシャのルミナスラックにもホワイト色の「ルミナスホワイト」が発売されたということで、早速チェックしてみました!
※この記事は2017年7月26日時点の情報に基づいています
ドウシシャ・ルミナスホワイト
喜んだのも束の間、新商品のルミナスホワイトはメインのポール径25mmシリーズではなく、ポール径19mmと12.7mmのシリーズであることが分かりました。それじゃあ「ルミナスカラーラック」シリーズとほとんど変わりないじゃないって話ですよ。正直言ってガッカリしました。
ところが、これがよく見てみると、これはこれで悪くないんじゃないかと思いました。
北欧風を意識した木目調の天板
ルミナスホワイトの一部の商品には、木目調の棚板やそれにタイルを貼った棚板がセットされているものがあります。過去にはナチュラル系の木目調のMDF合板の棚板はありましたが、こういう雰囲気の棚板は初見ですねー。
商品説明に”ナチュラル・北欧テイストのお部屋にピッタリのホワイトを基調とした”と書かれてある通り、ただ単にホワイト色のバリエーションを増やしたというわけではなく、インテリアのテイストを北欧風に、購買層を女性に絞ったラインと言えそうです。
お馴染みの棚板とはちょっと違う形状
木目調の天板がセットされているだけではありません。すべてではありませんが、棚板の形状がいわゆるメタルラックのそれとはちょっと違うのです。
「V字波シェルフ」と呼ばれるその新しい形状の棚板は、四周の枠の部分が下側ではなく上側に出っ張って柵のようになっており、しかも文字通り波のような形状になっているのです。従来の二本線の間に波線の枠とは違うんですね。
さらに、棚板にはPP(ポリプロピレン)シートが敷かれているので、小物を置いても落ちることがありません。PPシート自体は従来からルミナスラックのシリーズにあったものの、水色のアクセントが付いていて、透明感のある印象になっています。
ギンギラ銀のルミナスラックはどちらかというと男性向きと言えるところがあって女性には少し敬遠されがちでしたが、ルミナスホワイトなら単純に色が白いだけでなく女性らしくアレンジされたデザインなので、女性ウケが狙えそうです。
ポール径19mmと12.7mmに絞ったのも、手頃な価格で買い求めやすく、女性でも組み立てやすいサイズで、水周り向けに絞ったラインナップということなんでしょうね。
そう考えると、ルミナスホワイトは今まであまりルミナスラックに見向きもしなかった女性客を振り向かせることができそうです。
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