ニトリ「ハコブNインボックス オフィス」は工具箱のトレーみたいな感じ

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先日ニトリから発売された「ハコブNインボックス オフィス」をゲットしました。無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」みたいな、ファイルボックスに積み重ねできる手提げ付きのボックスです。

ニトリから無印良品の「収納キャリーボックス」にソックリな商品が発売!
ニトリの新商品「ハコブNインボックス オフィス」は「ハコブNインボックス リビング」の関連商品というよりも、無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」にソックリです。しかしながら、取っ手が収納可能、仕切り板も動かせる、おまけに価格が安いと、メリットも多いです。

ぶっちゃけ、無印良品よりもコスパが良いとは思っても、飛びついて買うほどではないと思いました。しかしながら、取っ手が収納可能、仕切り板を移動させたり外したりできるというメリットがあることもまた事実。手に取って試してみればニトリの狙いがどこにあるのか分かるかもしれないと思い、意を決して購入した次第です。

※価格および仕様はすべて2022/05/31現在

 

ニトリ・ハコブNインボックス オフィス

ニトリ・ハコブNインボックス オフィス クリア色

こちらがこのたび購入しましたニトリの「ハコブNインボックス オフィス」です。ほかにホワイト色もあるのですが、今回はクリア色にしました。

形状としては工具箱の中に入ってる持ち手付きのトレーみたいな感じですね。

A4ファイルケースに積み重ねOK

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスはA4ファイルケースワイドNオールに積み重ねOK

ハコブNインボックス オフィスはニトリの「A4ファイルケース Nオール ワイド」と積み重ねることができます。上写真の通り、ハコブNインボックス オフィスを下にしても上にしてもOKです。

旧仕様のファイルケースは不可

旧仕様のA4ファイルケースNオールは積み重ねできない

なお、ニトリのA4ファイルケース Nオールは2020年春に仕様変更しています。ワイドサイズに関しては短辺が15mm短くなり、長辺は5mm長くなりました。逆に言うと、ハコブNインボックス オフィスを上に乗せると短辺は15mm余り、長辺は5mm足りません。そのため、これらを積み重ねると非常に不安定です(と言うか、速攻で崩れ落ちます)。

この点については、ニトリネットには書かれていません。ニトリとしてはあまり触れたくないことなのかもしれませんけど、それよりも「ファイルケースと積み重ねる奴なんておらんやろー」とタカをくくっているんじゃないかと思います。

仕切り板は”一応”動かせるという感じ

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスの仕切り板は”一応”動かせるという感じ

ハコブNインボックス オフィスは長辺の内側に4ヶ所ないし3ヶ所の溝が設けられていて、そこに仕切板の先端を挿し込むことで仕切り板が動かないようにすることができます。また、短辺側に仕切り板を挿し込むこともできます(いずれも上写真の状態を参照)。

逆に言うと取っ手の部分には仕切り板をセットすることはできません。また、仕切り板がL字型になっているため、仕切り板の取付位置には限りがあります。このあたりが微妙に使いにくいところと言えるでしょう。

実測に基づく内寸詳細

ニトリ・ハコブNインボックス オフィス内寸(実測)

なお、収納マン実測に基づく内寸は上図の通りです。仕切り板をセットした場合、中央部の最小値は長辺が148mmとなります。端側の仕切り板のセット位置は基本的に21mピッチとなっています。

外側の枠の厚みは2.2mm、中央の仕切りと可動仕切り板は2.0mmです。中央の取っ手や可動仕切り板の固定部の厚みにもご注意ください。

持ち手の部分を避けるかたちであれば、可動仕切り板の固定はできないものの、外枠に仕切り板をセットすることもできます。その場合の中央部は最小126mm、その両側は94mmとなります。

リビングとの比較

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスと同リビングの比較

オフィスリビング
サイズ(mm)320×145×123(82)246×155×178(117)
固定仕切り板0枚2枚
可動仕切り板4枚1枚
取っ手の収納×
積み重ね
カラバリ2色3色※1
重量約360g約310g
材質ポリプロピレン
製造国日本
税込価格799円599円※2

※1…ローズおよびターコイズブルーは完売、※2…2022/05/16から同06/20まで期間限定549円

ハコブNインボックス リビングと比較してみましょう。短辺はほぼ同じながら、長辺は3割ほどオフィスのほうが長いです。また、取っ手を除く高さはオフィスが82mm、リビングは117mmでオフィスのほうが4割ほど低く、取っ手を含めた場合は4割以上もリビングのほうが高くなります。

重量は16%ほどしか変わらないもののオフィスのほうが約33%も価格が高いのは、仕切り板や取っ手が別のパーツになっていることで製造に手間が掛かるからなのかもしれません。

ティッシュ&リモコンを収納

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスにティッシュ&リモコンを収納

ハコブNインボックス リビングと同様に、実際にいろんなモノを収納してみました。薄型のボックスティッシュとリモコンをを収納してみるとこんな感じ。

ハコブNインボックス リビングは薄型のボックスティッシュだとギリギリなんとか収まるという感じでしたが、オフィスはちょうど収まります。ソフトパックのティッシュももちろん問題ありません。

ゲーム関連品を収納

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスにゲーム関連品を収納

次に、ニンテンドースイッチやwiiのコントローラーなどを収納してみました。ハコブNインボックス リビングを使った場合よりもゆったりと収納できる半面、スペースは取ります。

タブレットや文房具を収納

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスにタブレットや文房具を収納

オフィスという商品名なので文房具の収納に適しているかと言うと、正直やや微妙な感じです。

8インチのタブレット端末(Fire HD 8 Plus)をメインに電卓やハサミなどを収納してみましたが、仕切り板の位置が思うようにならず、全体的に「帯に短しタスキに長し」のように思えます。

郵便物など収納するには良いかも

ニトリ・ハコブNインボックス オフィスも郵便物など収納するには良いかも

結局、もっとも収まりが良いと感じたのは郵便物を中心に収納した場合です。つまるところ、ハコブNインボックス オフィスは同リビングと大きさがちょっと違うだけで、用途は似たり寄ったり。あまり深く考えずに手近にある雑然としたモノを片っ端から放り込んでいくのが良いのではないでしょうか。

もしくは、丸みがあってかわいいのが好みならリビング、レクタングルで直線的なデザインが好みならオフィスというチョイスでも良いのかもしれません。

 

以上の通り、実際に使ってみた感じとしてはオフィスもリビングもあまり変わらないように感じました。仕切り板が動かせるというのは便利ではあるものの、逆に思った位置で仕切れなくて不満を感じることもしばしばあります。

また、長辺が300mmを超えるとやっぱり結構デカいです。棚から、もしくは引出しから持ってきて使うというシーンもあまりイメージが湧かないということもあり、結局のところ「リモコンスタンドなどを使ったほうが良いんじゃない?」というオチになりそうです。

もしくは、リビングとオフィスの間を取ってJEJアステージの「デスクトート」のほうが使い勝手が良いかもしれません。

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