レック「シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911」が届いたのでレビューします

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先日、LEC(レック)から新しく発売された「シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911」を紹介しました。「新発想」とか「特許出願中」などとアピールされていますが、実際これはスゴそうだと直感的に思ってすぐに発注。1ヶ月近く経ってようやく届きましたので、早速レビューしたいと思います。

※この記事は2017年2月27日時点の情報に基づいています

 

レック・シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911

レック・シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911のパッケージ

レックの「シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911」を手に取ってまず驚いたのが、イメージしていたよりも大きかったことです。

サイズが125×245×130mmですから、婦人靴と同じくらいの大きさがあるわけで、冷静に考えれば小さくないんですけどね。3つ重なっていると余計に「でかいな~」と改めて思ってしまうわけです。

2024/06/17追記:シーソー型靴スタンドは女性用を除き販売を終了した模様です。

置き方は従来の靴収納グッズと同様で簡単

レック・シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911の使い方

レックの靴スタンドはシーソー型という変わったスタイルですが、靴を収納するときの置き方自体は従来の靴収納グッズと基本的には変わりません。靴を片方置いて、その上に靴スタンドを重ね、さらにもう片方の靴を乗せるだけです。

素材はAS樹脂

レック・シーソー型 靴スタンド 男女兼用O-911の素材はAS樹脂

レックの靴スタンドはAS樹脂でできています。ウィキペディアで確認したところ、”アクリロニトリル (Acrylonitrile)、スチレン (Styrene) のコポリマー(共重合化合物)”だそうです。透明のキッチン用品でよく使われるスチロール樹脂のように熱には弱いものの、ABS樹脂のように剛性や耐衝撃性に優れているそうな。

上の写真の右側が下駄箱に収めたときの奥側で、上に乗せた靴がズレないように少し出っ張りがあります。

片方の靴の上に靴スタンドをセット

片方の靴の上に靴スタンドをセットしてみる

では実際に使ってみましょう。分かりやすいように横から見ていきます。

まずは片方の靴の上に靴スタンドを被せます。私の靴のサイズは27cm、かかとの部分が一番高くて約120mmありますが、足首に近い部分が少し押し潰される形になりました。紳士物の革靴にはちょっと不向きかもしれません

でも、透明なので靴がどこから見ても分かりやすいのは良いですね。

さらにもう片方の靴を乗せてみる

さらにもう片方の靴を乗せてみる

さらにもう片方の靴を乗せてみます。前述の通り、奥側には滑り止めの出っ張りがあるのですが、かかとが少し浮いたトレッキングシューズのため、滑り止めよりも少しハミ出した状態になりました。

もっともこれは、靴箱の奥に寄せて置けば特に問題はないと思います。

靴を取り出してみましょう

まず下側の靴を取り出してみる

それでは次に、「シーソー型」の本領発揮とまいりましょう。まずは下側の靴を取り出します。

シーソーの原理で上側の靴を手前に傾ける

シーソーの原理で上側の靴を手前に傾ける

靴スタンドをシーソーの原理で手前に傾けて上側の靴を取り出しやすくします。おおっ!これぞまさしくシーソーではないですか!

私が感動している意味が分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、従来の靴収納グッズの代表格である「くつホルダー」の場合、くつホルダーごと靴を出して、またくつホルダーを下駄箱に戻す必要があるのです。それが、レックの靴スタンドの場合は、いちいち靴スタンドを下駄箱から取り出す必要がないのです。これはお見事!

今度は下駄箱に入れる向きで見ていきましょう

今度は下駄箱に入れる向きで見ていきましょう

横から見た状態だと、下駄箱に収納した状態がイメージしにくいかもしれません。なので今度は、下駄箱に入れた状態がイメージしやすいように、靴のかかと(つま先)側から改めて見ていきたいと思います。

この靴の高さは約120mmですが、靴スタンドを使って重ねた場合は約210mmとなります。収納スペースの高さはほぼ倍必要ということですね。

下側の靴を取り出す

下側の靴を取り出す

先ほどとまったく同じ手順ですが、まずは下側の靴を取り出します。

靴スタンドを手前に傾ける

靴スタンドを手前に傾ける

続いて、シーソーの原理で靴スタンドを手前に傾けます。すると、上側の靴が取り出しやすい向きになるわけですね。

しかし、このときのかかとの高さを改めて測ってみると約230mm!ちょっと高くなってしまうので、靴そのものの高さの倍ちょっと必要になるんですね。

両方の靴を取り出して完了

両方の靴を取り出して完了

そして、両方の靴を取り出して完了。戻すときは逆に、片方の靴を上に乗せて、奥側に傾けて、もう片方の靴を下に入れれば良いわけですね。

 

いやー、実際に使ってみないとやっぱり分からないものですねー。

今回はスニーカーのようなトレッキングシューズで試してみましたが、甲の高い紳士物の革靴では不向きなことがあるかもしれません。また、高さ方向には靴を単純に2つ重ねたよりも少し余裕を見るくらいのスペースを確保したほうが良さそうです。

そういうデメリットもありますが、透明なので見やすいというのは良いです。狭くて暗い下駄箱の中は見通しが悪いですけど、透明だと一目瞭然です。

また、いちいち靴スタンドを出す必要がないというのが最高に素晴らしい!これは「収納グッズ・オブザイヤー2017」受賞間違いなしでしょう。

価格的に見ても、くつホルダーより安いと思います(アマゾンではくつホルダーの半額以下)。大量の靴を収納する場合には助かりますね。

私が知る限り、まだホームセンターの店頭では見かけませんが、これから下駄箱の中を片づけようかと思っている方には是非ともオススメしたいと思います。

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